今日は朝日が輝く美しい夜明けで一日が始まりました。
朝からたっぷりの日差しが部屋にあふれているのを見ると、
なんて豊かなのだろうと心満たされますね。
一昨日、体力がない話を書きましたが、
私はセミナーや旅などの後は毎回、
体力が回復するまで一週間くらいは、
近所に出かけることもできない状態になるので、
今も仕事を最小限に抑えつつ、
とにかく何もかも放り出して横になり、
眠るようにしています。
どんなに楽しいことでも、着替えて外に出て、
人と話して、歩いたり運転したりして家に帰ってくるのは、
体力が必要です。
人並みに体力がある人はあまりないことだと思いますが、
10分の車の運転すらハンドルを持っていられなかったり、
（握っていたはずが、気づくとポトっとハンドルから
手が落ちてしまっています。）
10分の運転でも疲れてアクセルを踏み続けられず、
道で止まってしまったりします。汗
食事も噛んで飲み込む作業に余計疲れてしまうのです。
病人みたいですよね。笑
でも私は病気でなくても疲れるといつもこんな感じです。
昔から疲れた時も最低限普通に行動できる人が
うらやましかったですが、
この体力のなさのおかげで
今の自分らしい仕事やライフスタイルにつながったので、
この体と仲良く生きていきたいと思います。
この体力のなさのおかげで、と書きましたが、
本当にそれがきっかけで私の人生は大きく変わってきました。
学生時代や20代の頃は、それでも若さで無理矢理がんばり、
仕事も暮らしも人並みの行動や生き方をしようとしていました。
でもいつの頃からか、
がんばっても人並みにはできないことを感じ、
30代になるともうどうがんばっても体力的に
人に合わせることはできないと分かりました。
そこで、では自分が無理なく働くにはどうすればいいか？
どんな形があるのか？
何ができるのか？とか、
自分のしたいことに体力を使うために、
いらないことをもっと積極的に手放そうと考え、
無駄に体力を使う楽しくない人間関係や
義理の付き合いをやめよう、
用事でないメールは返さない
（返したいのですが、その一通一通が10通20通となり
体力がなくなり起き上がれなくなるので。）
通勤に貴重な体力と時間を使わない、
お風呂の時間をどうにかして半分にしよう、
スキンケアや化粧をする労力を最小限にするために
シンプルにオーガニックのものに切り替え
アイテムを減らそう、
服や本などのモノを持つことを減らし、
掃除や整理など管理する時間や労力、
選択するために迷うストレスを減らそう、
本当に大好きで会えるだけでうれしいと思う人としか
会わないなど、
ライフスタイル自体を大きく見直すきっかけとなりました。
（スイス エンゲルスベルク（天使の村）の教会のお庭にて。
小さな静かな村でとても素敵なところでした。）
それは体力がないことに合わせただ諦めるだけではなく、
自分が人生に望むこと、手放したくないことは何か？を
真剣に考えるきっかけにもなりました。
例えば私は会社勤めは体力的に無理ですが、
（性格的にも向いていませんでした。汗）
それでも自由であるために経済的に自立していたいと思うので、
自分で仕事量や時間を調整できる仕事をしたいと思いました。
また、大好きな旅行に行きたい時に行きたい期間だけ
自由に行ける仕事をしたいとも思いました。
でもそのためならどんな仕事でもいいと言うわけではなく、
自分らしいことで、
人の役に立ったり喜んでもらえることがいいな
と思っていました。
そんな色んな自分の持っているもの、持っていないもの、
向いていること、いないこと、
できること、できないことを、
「普通」や「常識」、年齢や資格、才能や人脈、
可能性や見込みのあるなしなどに囚われず、
どうしたいのか、どう在りたいのか、
どうなら自分らしく幸せなのかと考え、
そうあるように選択してきて、今があります。
人並み外れて体力がなく、協調性もなく、
特別な資格もなく、人脈もなく、
チャンスが多いとは言えない地方の街に住み、
周りにそんな生き方をしている人もいない所で、
自分で選択することで、
今の自分らしい生き方を少しずつ形にしてきました。
したい仕事、好きな仕事、楽しい仕事をして、
時間と場所に縛られず、
付き合いたくない人と付き合わず、
毎日を自分のペースで生きています。
未だについがんばり過ぎてしまうことはありますが、
それも気づいた時には放り出して休むことも選択できます。
例えばブログは4年半以上毎日アップしているので、
ついがんばり過ぎてしまうところなのですが、
いつも自分に問いかけ、
「どうする？書く？今日は休む？」と心と体に聞き、
「書きたいから少しだけでも」と思うから書きます。
そうしてやるかやらないかを
自分で選択できると知っていることが一つの自由であり、
自分らしい生き方につながっていると思います。
でも本当は誰もがいつだって、どんな仕事や家庭環境でも、
なんでも自分で選択していいのですが、
自分で選択できるということを忘れていたり、
できないものだと思い込んでいたりするだけなのだと思います。
みんな風邪くらいでは休まないとか、
かなり体調が悪くても
今日は休むと周りに迷惑だから休めないとか、
行きたくないけれど飲み会に行かないと
後で色々言われるから行くとか、
子供が小さいから旅行は無理だとか、
親戚や義理の家族に嫌われないようにと何も言えないとか、
私たちの周りにはそんな常識や当たり前があふれていて、
それに従うことが普通という価値観を長年学び、
いつのまにか受け入れてきました。
自分で選択できないわけではないのに従順に型通り従うのは、
会社や周りの人にとっては一時的に助かるかもしれませんが、
自分の人生を生きることからは遠ざかってしまいます。
何もかも勝手にするのがいいと勧めているのではなく、
選択権はどんな時も自分にあるということを
忘れないでいることは、とても大切だと思います。
その主導権が自分にあると思い出すこと、気づくことが、
自分らしい人生につながる入り口だと思います。
そんなわけで、私は今日も色んなことを自分で選択しました。
起きる時間も、いつ何を食べるかも、
今日という日をどう過ごすかも、
いつもの仕事や身支度などのルーティンも、
すべて自分で自分に合わせて
これはやろう、これは今日はやらない、と、
体力や心の奥の声に従って生きました。
毎日がそうであると人生は充実したものになると思います。
いきなり全部が難しくても、
毎日の中で少しずつでも
自分に合わせて人生をデザインすることを楽しんでいくと、
2年後、5年後、10年後の人生が全然違うものになると思います。
未来の自分が楽しみになるような道を選んで
歩いていきたいですね。
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瞑想歴23年 和歌山市在住 北山裕子
東京や大阪を中心に瞑想セミナーを主催。 エネルギーヒーラー。
23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思い出はじめた瞑想で
潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分（潜在意識）と
会話ができるようになりました。
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