前向き気づき日記

瞑想歴29年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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失敗したくない時に自分を信じるには

今日は21時過ぎごろにピアノの仕事が終わり、

帰りの車に乗ろうとしましたら、

見事なお月さまが。

 

今日は満月ですね。

 

うろこ雲が広がる空を満月が明るく照らし、

いつもは真っ暗で静かな夜が

なんだか賑やかでドラマティックで、ワクワクしました。

 

本格的に寒くなる前の秋の夜長に

たまには夜空をゆっくり見上げるのもいいものですね(^^)

 

 

さて、私は普段ピアノを教えていて、

自分でも時々弾いているのですが、

 

いつも弾いていて、曲の部分によって

脳の左脳と右脳を必要に応じて自然と使い分けているなと感じ、

 

人の体や機能ってすごいなといつも思います。

 

プロが演奏会で弾くような難しい曲の場合、

 

例えばラフマニノフのピアノ協奏曲3番では、

一曲で音が約3万個、

ショパンのピアノ協奏曲1番では約1万7000個あり、

 

単純に割ると1秒間に音が平均10個くらい入るスピードで

40分間弾き続けることになります。

 

実際は休符や長い音、和音もありますから、

1秒にもっとたくさん弾く部分も多く、

ゆっくりの部分もあるのですが、

 

この速い部分を弾く時、

左脳で考えるととても間に合わず弾けません。

 

ピアノの鍵盤の数は88で、

それを10本の指で作曲者が書いた順番通りに、

リズムや強弱をつけ、

 

更に指の角度や腕の使い方などを工夫し、

全体の構成を考えバランスを取りながら

一つ一つの音の色や固さ柔らかさ、重さ軽さなどをイメージし、

伝えたいことを表現しながら弾くわけです。

 

それは練習の積み重ねで体で覚えていくのですが、

ある一定のスピードを超えると、

左脳はオフになり、右脳に切り替わります。

 

ゆっくり弾いている時は、

次はこの音をこれくらいの強さで、こんな弾き方で、と、

考えながら弾けますが、

 

1秒に10個以上も入るときは、

次の音が何であるかなどを一つずつ頭で考えると、

追いつかずに止まってしまいます。

 

そんな時は自然と右脳が活性化しているようで、

 

ご自身で弾かれる方は分かると思いますが、

頭はとてもクリアで集中しているのに、

リラックスしている状態にあります。

 

体に覚えこませたことを自動で再現させているような、

でもそこにちゃんと「この音はこう弾く」という

その時の意識も入ります。

 

この状態の時はどんなにスピードが速くても、

ちゃんと脳が遅れずについてきます。

 

人の能力って本当にすごいもので、

また人の体は本当に素晴らしいものだなと感じます。

 

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そうしてスイッチもないのに、

必要に応じて自然と切り替わる脳ですが、

 

これが緊張したり、失敗したくない!と力んだり、

本当に弾けるかしらと不安になったり、

自信がなくなり怖くなると、

 

うまく機能しなくなります。

 

不安や恐れ、執着が出ると右脳はうまく使えず、

左脳が優勢になり、

 

弾きながら、いつもなら何も考えなくてもスラスラ弾ける所で、

「次の音は何だっけ?」「本当にそれであっているのか?」

などと考えが浮かび、

 

そうなると10分の1秒のスピードに頭がついていけず、

たいてい間違えるか止まります。

 

これはピアノに限らずよくあることだと思うのですが、

 

例えば大勢の人前で何かを披露する時や、

人生がかかった一発勝負の試験など、

 

絶対に失敗したくない時、

うまくやりたいと結果を気にし緊張し、

不安になり恐れが大きくなってしまい、

いつもの力が出せなかったりしますね。

 

でも本当は結果を気にしすぎず、

今に在ることができれば、

日頃の積み重ねが自然と機能するはずです。

 

そういう私もピアノでは緊張したりしますから、

えらそうに言えないのですが、汗

 

ただ、経験で脳は必要に応じて

自然と切り替わると知っていますし、

 

その切り替わりを不自然にしてしまうのは、

不安や恐れ、執着などだと知っています。

 


今日言いたいことはこのことで、

不安や恐れ、執着は、人に備わっている機能を

うまく活かせなくするということです。

 

元々人はその時々に合わせて自然と最適な機能を

自動で選択し使うように創られていますが、

 

不安や恐れ、執着などが優勢になり、

自分で何とかしなくてはとコントロールしようとすると、

 

その自動装置がうまく働かなくなってしまいます。

 

 

私たちは普段右脳と左脳を自分で切り替えたり、

心臓の動く速さや、胃の動きなどをコントロールできません。

 

でも健康な時はちゃんと体が自然に調整して

動いてくれています。

 

この自動調整機能をおかしくするのは、

日常の不安や恐れ、執着、罪悪感や深い悲しみなどで、

 

自動調整機能を信頼できず、

何とかうまくコントロールしようとすることも

その完璧な機能をおかしくさせてしまいます。

 

考えるつもりはなくても、つい先のことを不安に思い悩んだり、

こうなったらどうしようと、まだ起こってもいないことを恐れたり、

 

絶対にこうでなくてはならないと執着したり、

自分や周り、宇宙を信頼できずコントロールしようとあがいたり。

 

これらは全て、私たちの完璧な機能の働きを

狂わせてしまいます。

 

 

どんなに人間ががんばっても、科学が発達しても、

人の体以外でハンバーグや豆腐から血液を作ることは

未だにできていません。

 

どんなに疲れてぐっすり眠っても、健康なら呼吸は止まりません。

 

そんな奇跡のような機能を備えた体を持っているのですから、

もっと自分の能力を信用し、大切にし、

おまかせするといいように思います。

 

また、そんな奇跡のような機能を創った宇宙や神様を信頼し、

勝手に先のことを不安に思い悩まなくてもいいのだと

思い出しましょう。

 

 

自分の体を大切にし、その素晴らしい機能を信頼し、

感謝しながら今を生きれば、

 

それだけで宇宙と調和してきます。

 

そうは言ってもつい心配が頭に浮かんで離れないという方は、

瞑想をされるといいですよ。

 

一日に少しの時間でも、不安や恐れではなく、

信頼や調和とつながり、

 

そうだ、私は奇跡のような存在なのだ、と

思い出すといいと思います。

 

不安や恐れを手放す瞑想をする時は、

そこまで細かなやり方にこだわらなくても大丈夫なので、

 

まずは静かに目を閉じて、ゆっくりと呼吸し、

浮かんでくることを都度手放し、

 

自分の完璧さや宇宙の完全さに、意識を向けてみてください。

 

すぐには不安がおさまらなくても、

やり続けるうちに、だんだんと心が静かになり

やすくなってきますよ。

 

 

人は本当に素晴らしく完璧に創られています。

 

せっかくのその体を活かし、

自分自身とも周りとも宇宙とも調和し、

 

人生を楽しみましょう。

 

そんな時、あなたの隠れた才能や存在価値も

輝き出しますよ(^^)

 

 

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