今日は買い物から帰ってきて家に入り
かばんを置く時に、
ドサッと下ろさず、なんとなく自然とそっと置いたのですが、
その瞬間に、
ああ、豊かだなぁとふと思いました。
かばんは高価のものではないのですが、
でも愛用しているもので、
そんな手にするたび大切に扱いたくなる好きな物を使う時、
豊かさを感じます。
昔は豊かさというと、目に見えるものでは、
お金や立派な家、ゆとりがある暮らしくらいしか
イメージできませんでした。
目に見えないものなら、
美しいものを美しいと感じる心や、
思いやりなどがパッと浮かびましたが、
見えるものではせいぜいその程度しかわからなかったのです。
でも、最近は様々なところに
豊かさを見るようになりました。
青い空に秋色の木々が揺れることも、
鳥たちが自由に空を飛ぶことも、
川底に落ち葉がたくさん沈んでいることも、
太陽の光が街を照らすことも、
見るたび、なんて豊かなのだろうと感動し、
生きていることがうれしくなり感謝したくなります。
街路樹の脇に花々が咲いているのは、
太陽の光や雨がたっぷりあるおかげで、
鳥が空を飛ぶのを見て、人以外の命が自由に輝くのを感じ、
川底の落ち葉は、冬場の魚たちの越冬場所となり、
私の知らない水の中の世界に栄養を運び、
様々な命を育んでいるのだろうと思います。
見ている時にはそこまで細かく想像はしないのですが、
きっとそんなことを自然と感じとっているのでしょうね。
そんな時は、いつも私は完全に満たされていて、
足りないものなど何もないな、と、
この世界の完全さ、宇宙の完全さを
ただただ感じます。
若い頃、本当の豊かさは
目に見えないところにあるのだと思っていたことが不思議です。
若かったのですね~。笑
でも今、豊かさは目に見えないものだけではなく、
ちゃんとみんなが見られるところに
こんなにあるのだとわかりました。
そして、お金でも自然お豊かさでも、人の暖かな言葉でも、
豊かさに所有権は関係ないとわかります。
豊かさは誰のものでもなく、
世界に溢れていて、
それを受け取ること、生かすことを喜ぶ人のところを
循環しています。
(北海道 帯広にて。)
そんな豊かさを感じるのは心で、
その感性がないと見つけることは難しいかもしれませんが、
感性は、心が開いているかどうかの差で、
誰にでもあるものだと思います。
生きていると、こうして
宇宙の真理に少しずつ近づけるのがおもしろいですね。
世界は何も言わず、ただ在り、
私たちが気づかなくても
出し惜しみせず与え続けてくれているのです。
なんて太っ腹!なんて大きな愛。
そうして、かばんをそっと置く時や、
部屋を風が抜けて行く時など、
日常のあちらこちらに豊かさを感じていて思いました。
豊かさって、大切なもののことなのだなと。
大切にしたいものが豊かさなのだなと。
お金はもちろん大切ですが、
お金しか大切なものがなければ、豊かさといえばお金だけになり、
思いやりを大切にしている人にとっては、
それも豊かさです。
お金も、優しさも、きれいな心も、
空も鳥も太陽も、ここに住んでいることも、
お気に入りにのかばんも、
大好きな人たちも、仕事も、
大切にしたいものが私の周りにあふれていて、
それら全てが私に豊かさを与えてくれます。
心が貧しくなると、
空が青いことや人の優しささえも
どうでもよくなります。
でも、心を開きさえすれば、
大切なものはこの世にたくさんあり、
命の輝きや、命の輝きが生み出したものが
いつでも私たちを満たしてくれます。
地球って本当に素晴らしいですね。
お金でも、優しさや自然の美しさでも、
毎日そんな豊かさを喜んで受け取り、
より素敵なものにしたり、増幅させて
周りの人へと送り出していきたいなと思います。
それが更に豊かになる秘訣でもあり、
自分はもちろん、人や生命あるもの全て、地球全体が、
喜びと愛に満ちた豊かな世界につながると思いますから。
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