前向き気づき日記

瞑想歴29年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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先延ばしにする癖の理由に気づきやめる

今日から四月ですね!

 

学生時代からの感覚で、

四月と聞くと新しい始まりをイメージします。

 

世間はコロちゃん(コロナウィルス)の影響で

新学期の始まりは少し先になりそうですが、

 

色んなことが制限されたり、控えたりする今こそ、

自分に集中し、

 

本当にしたいことを

今の暮らしにどうやって取り入れるかを考えたり、

 

自分が何を見て、何を信じ、

一日をどう生きたいのか、

人生の貴重な時間と生命をどう使い活かすのかを考え、

 

有意義に過ごしたいですね。

 

 

こうだからできない、それどころではない、というのは、

本当の自分を生きることから逃げるのに

とても有効な手です。

 

いや、本当にそれどころではない、

だってどうしても無理だから、と思うかもしれませんが、

 

そう思う時こそ

「できない病」「先延ばし病」にかかっているのかも?と

見直してみるといいように思います。

 

 

人はやらなければならないことや、

いつかやろうと思っていること、

時間ができたらしたいことなどがたくさんあるものです。

 

撮りためた写真の整理や、

壊れた電気製品の修理、

もう使わないからリサイクルに出そうと思いつつ

置いたままのもの、

 

冬服の整理もしたいし、

増えてあふれた本の整理もしたいし、

車の中も掃除をしたいし、

調子の悪いエアコンもそろそろ買い替えなくては、

 

習字や英会話を学びたい、

暖かくなってきたのでウォーキングをしよう、など、

 

言い出したら色々出てくるものですが、

でも忙しいからとりあえず今日は無理だな、と

先延ばしにしています。

 

今のように出かけることが減って

いつもより時間があるはずでも

ついつい先延ばしにしている人も多いのでは。

 

今よく聞くのは

「とりあえずコロちゃんが落ち着くまでは

そんな気分になれない。」です。

 

自分が本当にしたいことをしようと思うけれど、

それは今は無理、と先延ばしにしていませんか?

 

そんな方に真実をお話をしたいと思います。

 

 

今先延ばしにして手をつけないものは、

 

時間ができても、

コロちゃんが落ち着いても、

自分がやろうとすることに反対する人がいなくなっても、

 

きっとやっぱりしないでしょう。

 

「やることがたくさんあると思っている自分」

であることが目的となっていて、

 

「したいことがある自分」であれば、

倦怠感から逃れられ、

 

「やらなければならないことがたくさんある自分」を

必要な人間だと感じられ、

 

その状態であることにもう満足しているのです。

 

 

例えば、今日一日、

仕事も家事も何もしなくていいので、

自分がずっとしたいと思っていたことだけをしてください、

と言われたらどうでしょう?

 

ずっと時間があったらやろうと思っていた

壊れた電気製品の修理や、

溜まったままの写真の整理、

英会話の勉強などだけをするでしょうか?

 

すっきりと片づいた部屋で

ずっと読みたかった本を1冊読み切るでしょうか?

 

時間ができたら会いたいねと言っていた友達に

会いにいくでしょうか?

 

 

せっかく仕事や家事などをしなくていいと言われ、

丸一日フリーで本当にしたいことを

していいよと言われているのに、

 

ついそれは後回しにして、

まずはちょっとテレビやスマホを見たり、

なんとなく雑誌を眺めたり、

家族の食事の用意をしたり、

買い物に行ったりと、

 

特にぜひ今こそしたいということではないことを

するのではないでしょうか。

 

もしかすると最初の1時間は優雅にお茶を飲みながら

お気に入りの本を読んだり、

習字の練習をするかもしれませんが、

 

一日中、したかったことだけをするでしょうか?

 

 

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(スウェーデン ストックホルムにて。)

 

 

普段時間ができたらしたいと思いながら

先延ばしにしていることは、

実は本当にしたいことではない場合があります。

 

時間ができたらしたいと思うことは、

そういうことがあるという状態が目的となっていて、

 

もう目的を果たしているのです。

 

「やるべきことがたくさんある自分」でいるという

目的です。

 

 

何故そんな自分でいたいのかと言いますと、

本当の自分を生きることに挑戦するのが怖いからです。

 

本当の自分を生きてみたいと心から思うのと同時に、

 

でも大変な苦しい想いをしたくない、

失敗して情けない想いをしたくない、

恥をかきたくない、

人から笑われたくない、バカにされたくない、

本気で挑戦してできなくて自分に失望したくない、

 

あなたにできると思ったの?と

自分の思い上がりを人から指摘されたくない…

 

と人は心の奥底で思っていたりします。

 

でも多くの人はそんな自分に気づかず、

したいけれどできないのだ、と自分に言い聞かせます。

 

 

やるべきことがたくさんあるのに

やらないでいると、

罪悪感を感じたりしますが、

 

やってみてできなくて傷つく自分を守ることができるので、

その恐れから逃げるためにやらないでいることを

無自覚に選んでいます。

 

 

それはちょっとした雑用でも同じで、

雑用はただ面倒で先送りにしているようで、

 

実はそんな雑用をたくさん抱えていることで、

本当に自分を生きることと向き合うことから逃れています。

 

たくさんのやらなければならない雑用は、

私たちの頭の中で雑音となり、

 

本当にしたいことと向き合うことを妨げてます。

 

本当の自分と向き合おうとすると、

たくさんのやらなければならない雑務が

雑音となりそれを遮り、

 

考えられなくするのです。

 

たくさんの雑音が集中を逸らし、

「そうだ、私にはその前に

まずやらなければならないことがあるのだ」と思わせます。

 

そうして人はその恐れによる防衛作戦に流され、

人生が終わってしまいます。

 

 

なんとも残念なことですが、

このカラクリに気づかず、

 

忙しいからできない、

やるべきことがたくさんある、と

本気で思っている人は多いです。

 

でもよく考えてみてください。

 

あなたの人生は

その「やるべきこと」をするためにあるのでしょうか?

 

私たちは、本棚の整理や車や物置の掃除をするためや、

義理の付き合いのためにあるのではないのでは。

 

それもしていいのですが、

 

それらのために本当にしたいことを後回しにするのは

おかしいと思いませんか?

 

優先するのはどちらか?を考えてみれば、

今までと違った時間の使い方、人生の使い方が

できるのではないでしょうか。

 

 

そんな意味でも、日頃からモノを減らしておくと、

管理にかかる時間や手間が減り、

 

本当にしたいことと向き合おうとした時の雑音が減り、

 

本当の自分を生きることに集中でき、

人生が変わると思います。

 

 

したいことはあるけれど、時間がない、

やるべきことがたくさんあって、したいことができない、

今はそんな気分になれない、など、

 

つい先延ばしにしている方は、

一度自分の内側をよくのぞいてみるといいですよ。

 

(でも「たくさんやるべきことがある」と思い込んでいる人は、

そうして自分の内側を見ようとしても、

雑音が邪魔をして

そんなことより「やるべきことがある」と

思ってしまうのですが。)

 

 

今日書いたことは、多かれ少なかれ

人にはあるものだと思います。

 

いきなりゼロにはできなくても、

そのカラクリに気づき、

 

気づくたびに少しずつでも減らしていくと

人生は大きく変わり出します。

 

本当の自分を生き生きと生きたいと思う方は

ぜひ振り返り、

これからの毎日に活かしてみてくださいね。

 

みなさまが本当に生きたい自分を生きる毎日となりますように。

 

P.S.

先日書いたこちらの記事も参考にしてみてくださいね(^^)

したいのにできない~エゴの恐れからくるトリックを見破る - 前向き気づき日記