晴れやかな日差しが満ちた今日、
桜もいよいよ満開となりました。
私の住む和歌山市では、
ぼんぼりや提灯でライトアップされた和歌山城で
たくさんの人がお花見をしていたようです。
昼間ののんびりお花見散歩も、
春の夜のそぞろ歩きもいいものですね。
京都の嵐山あたりもそろそろ見頃、
東北では開花ももうすぐでしょうか。
日本中をほっこり笑顔にしてくれる桜にありがとうですね。
これからの季節、近くの春を探しに出かけたいなと思います。
春は花を見る機会も多くなり、
なんだか心も桜色で柔らかくなるように感じますが、
幸せな時、リラックスしている時の心は
柔らかいように感じませんか？
逆にイライラや不満がいっぱいの時や、
◯◯のせいだ！と怒っている時は尖っているように感じ、
自分は悪くない、絶対許さないと思っている時、心は硬く、
悲しみの中にいる時はふやけた紙のように
破れやすく、輪郭がぼやけてふにゃふにゃな感じです。
柔らかいことと、破れやすいふにゃふにゃは違いますね。
今自分の心はどんな感じでしょうか。
赤ちゃんは柔らかく、人が死ぬと硬直します。
植物も同じで、生きている時は柔らかく、
枯れると硬くなります。
ですから硬いのは死の属性で、
柔らかいのは生の属性だと考えるそうです。
心だけでなく、考え方やこだわりなども、
頑固でいるより、柔軟でいるのが命あるものには自然で、
深い悲しみや落ち込みなどの弱々しさより、
しなやかさが生きている私たちの自然な姿なのです。
時に人を許さなかったり、
過去の辛い経験に囚われ悲しみの中にいる時に、
相手がどうだとか、どれほどの悲しみだとかを並べあげ、
だから自分がこうあるのはしょうがないと
正当化したりしますが、
すぐには難しくても、長い間ずっとその状態でいるのは
自分のエネルギーを自ら落としてしまいますから、
生命に反しない、自然に逆らわないでいることを思い出し、
しなやかで柔らかい自分であるよう選択していきたいですね。
ところで私は最近食べるものに
以前より意識的になりましたが、
（体に合わないものを知り、それらを食べるのをやめました。）
あれがダメ、これは悪いと思っているわけではなく、
ただ自分の体には合わないものもあると体に教えてもらい、
その声に沿って続けてみましたら、
驚くほど体調が変化し、
今までどれだけ一般論を鵜呑みにして
自分の体の声を聞いていなかったかと目が覚める思いでした。
これはその食べ物（例えばコーヒー）が
悪いと言っているのではなく、
私には合わないというだけのことです。
人によりそうして合う合わないがあるようです。
それを口にしないことは、体への優しさです。
例えば、アルコールやタバコはよくないと
知る人は多いですが、
それはその人の好き嫌いに関わらず、
おいしくいただいているかどうかを越えて
人の健康に影響していますね。
おいしく喜んでいただくほうが体にはいいですが、
それではカバーできないほど合わないものもあるようです。
そんな風に、もし体調や心に何らかの不調があるなら、
（例えば疲れやすい、朝起きられない、イライラしがち、
精神的に不安定、花粉症などのアレルギーがあるなど。）
普段食べているものの中に
自分に合わないものがある可能性があります。
好き嫌いは欲望や習慣、時には中毒的な場合もあり、
体の声とは言えません。
本当の体の声に従うと、明らかに自分で
体調や心の違いがわかります。
体はとても正直で素直なよくできたものなのです。
（自分に合うもの、合わないものを調べてみたい方は、
4月5月はすでに満席ですが、6月7月にまた開催予定です。）
そうして体の声を聞き、それに沿って暮らしてみますと、
今まで気づかずにいたたくさんの大きな不調和がなくなった分、
小さな不調和にも気づくようになりました。
不調和というのは、食べ物に限らず、
自然に反すること、自分の体や魂に反することから起こります。
例えば意に反して行動すること、嘘をつくことなどもそうですね。
普段多くの人は、食べ物や行動、言葉など、
たくさんの不調和があり過ぎて、
体がささやく声を聞くことができません。
でも不調和を減らしていくと、
だんだんと体の声は聞こえやすくなり、
またその影響もはっきりと分かるようになってきます。
自分の日常の小さな選択が、
自分の今にどれだけ影響しているかを感じ、
そうなるとその不調和が心地よくないので、
もっと体の声を大切にしようと思うようになります。
私たちの体の声はとても完成度の高い
スーパーコンピュータなのです。
今、体の声のお話を書きましたが、
最初に書きました心の柔らかさも同じで、
どちらも自然であること、調和していることがポイントです。
生命の自然のままに、頑なにならず心を開いて柔軟にあり、
体の声に沿い完全な自分の体を
無理なく自然のままにあるようにする。
それだけで人は随分体も心も健やかになり、
軽やかに幸せになるように思います。
生命に反しないで、自然のままにあると、
ただそれだけで魂は輝き、世界が広がります。
心だけ、体だけに注目し、もう片方を見殺しにしたままでは
不調和ですから問題が残るだろうと思います。
どちらも二つとない大切な自分だけのものですから、
どちらも大切にしながら、
真に解放された自由な中で、自分らしさを耀かせ、
幸せを生きたいですね。
明日も自分の心と体に優しい調和した一日を(^^)
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瞑想歴24年 和歌山市在住 北山裕子
東京や大阪を中心に瞑想セミナーを主催。 エネルギーヒーラー。
23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思い出はじめた瞑想で
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