今朝もカーテン越しに朝の光があふれ、
カーテンを開けるのが楽しみな一日の始まりでした。
夕方にはまるで初めての世界にやって来たような
美しい夕空が広がり、
時が止まったように見惚れていました。
そんな時、私はここで何をしたかったのかを思い出します。
自分の魂の声が体中に響き、
そうだ、私にとって大切なことはそれだ、と実感します。
もう何度も何度もしょっちゅうそれを聞いているので、
驚くことはないのですが、
でも毎回ハッと目が覚めるように感じます。
どんなにそれをしっかりと覚えていても、
日常を忙しく生きていると
少しずつ流されていることに気づかず、
仕事で人の要望に応えたり、
プライベートで周りの人のペースに知らず知らず合わせていたり、
都合や目先のことを優先したりで、
少しずつ方向がずれていたり、形が歪んでいたり。
昔のように遠く離れてしまい
魂の声が聞こえなくなることはないですが、
こうして時々自分の足を向けている方向や、
今のライフスタイルなどを客観的に見て自覚することは
大切だなと思います。
ほんの小さなずれや、
自分の本当の姿、望む人生とは違う流れ、歪みが
大きくなる前に気づくと、微調整は難しくないですから。
そうして何度も何度でも
ここで私はこう生きたい、こう在りたい、と
世界や宇宙、自分に宣言し、
自分でそうあるように
修正したり選択したり手放したりしながら、
自分の魂が喜ぶ姿を生きていきたいなと思います。
これはあれこれ条件を揃えても、いつかを待っても、
そんな日は来ないです。
人の要望や都合を聞き、仕事の流れを読み、
家族や環境や状況が整うのを待っていても
いつまで待ってもその日は訪れず、
いつの間にか魂の声は聞こえなくなっているでしょう。
自分が本当に望むこと、魂の声を生きるには、
自分で今選択することでしかそうなりません。
限りある生命ですから遠慮していないで、
自由に選択していきたいですね。
何が悲しいと言って、本当の魂の声が聞こえていたのに、
今は無理、これが終わったら、これは断れない、
さすがに今は自分勝手になるから…と、
ずっと自分を後回しにして、
本当の魂の声が聞こえなくなることほど
悲しく残念なことはありません。
人はそうしてよく、自分を生きることが自分勝手だと感じ、
周りの人や状況に合わせることがあります。
例えば親としてや仕事など、
自分の役割を果たして欲しいと望む人がいると、
その役割を責任を持ってやり遂げなければならないと
思う人は多いです。
でも今はそうは思いません。
そう言うと無責任でいいのか？と言われますが、
無責任でいいのではなく、
欲望や一時の気の迷いではなく、
本当に自分の魂が望むことを生きるのは、
何より大切な自分や宇宙への責任です。
欲望と魂の声は違います。
それを一緒にすると話がおかしくなりますから、
そこは分けて考えるところです。
自分の内に響く声が本当に魂の声なら、
それを大切にし生きるのが自然なことで、
大切な責任だと思います。
自分の魂の声を優先しようとすると、
中にはそれを理解できず自分勝手だと責めたり、
冷たい人だと怒ったりする人もいるかもしれませんが、
それはその人の自分の都合で言っていることですから、
気にしなくていいと思います。
人はみんなの都合通りに生きることなどできませんし、
そんなことをしているから
自分を失くしてしまい、生きるのが辛くなるのです。
でも相手が家族や大切な人の場合、
本当にこれでいいのかと気になる人は多いと思います。
でも、いいのです。
自分の魂の声がそう言うなら。
そうして迷ったり心配する時、
家族や大切な人のことを思う気持ちがあるのも
本当だと思いますが、
でも心の奥底に、自分のままに生きる選択をすることで、
大切なものを失ってしまうのではないかという
恐れがあるように思います。
失う恐れから、大切な人のために
このまま変わらずに生きようとする人は多いです。
でもそれは相手を信じていない、
自分の魂の声を信じていない、
宇宙を信じていないことからくるものです。
それは優しさではなく、信じられない恐れによる選択です。
人がどうこうではなく、優しさや責任感の問題でもなく、
自分が信じられるかどうかの問題です。
あなたが相手を本当に大切に思うように、
相手もあなたを大切に思っているなら、
あなたの魂の声を同じように大切に思ってくれるものです。
それを信じるかどうかです。
（「相手」とは大切な人や宇宙のことです。）
そうでないなら、それは相手の都合ですから
気にしなくていいのです。
自分の魂や宇宙、大切な人を信じられずに
本当の自分を生きることを諦めたり手放したりすると、
しばらくは魂の声がまだ聞こえますが、
それでもそのまま従わずに放っておくと
そのうちに聞こえなくなります。
耳を傾けない、聞こえたことを大切にしないでいると、
魂は私たちに語りかけるのをやめてしまいます。
そしていつか、自分の人生って何だろう？
これでよかったのか？
みんなそんなものだと思いながら生きるようになります。
そんな人生を歩む人は少なくないようです。
どんな人生を歩むこともその人の自由ですからいいのですが、
自分を生きないでいる人を、
自分や宇宙を信じられず恐れから本当の自分を生きることを手放した人を、
優しさや責任感がある人と言い、
自分や大切な人、宇宙を信じ、本当の魂の声を生きる人を、
無責任で自分勝手な人と判断する世界は、
私はなんだかおかしいなと思います。
欲望と本当の魂の声を区別できないから
そうなるのかもしれませんね。
そんな周りのことは気にせず、
私は自分の信じるように生きようと思います。
人生はすべて自分の自由な選択です。
せっかく選択できるのですから、
宇宙でたった一つの自分の魂の声を大切にし、
その自分を生きることを今ここで満喫したいと思います。
p.s.
本当の自分の魂の声を聞く方法は、
これまでにたくさん書いていますので、
よかったら参考にしてみてください。
ちょっとだけ載せておきますね。
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瞑想歴23年 和歌山市在住 北山裕子
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23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思い出はじめた瞑想で
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