今日は気持ちよく晴れ、青空が眩しい一日でした。
窓から流れる空気が心地よく、
クローゼットや押入れを開け放し、空気を入れ替えたり、
たくさんお洗濯をしたり。
何曜日だからとか、今日する予定だったからではなく、
お天気や体調に合わせて
家のことや仕事、自分のことができるのは
いいなと思います。
現代はつい、予定を先に決めたり、前後の都合を考え、
効率よく動こうとしたり、
スケジュール通りに毎日を進めようとして、
時に強引になったり、無理をしたり、
予定に間に合わないと焦ったり、イライラしたり、
とにかくなんとか終わらせることに
必死になったりすることも
少なくないですね。
人と約束したから、仕事だから、
今日やらないと他にできる日がないから…。
そうしてがんばる人は多く、
それは間違いではないですが、
でもできれば、晴れだから
いつもやらないことろの掃除をしたり、
気持ちがいいから散歩をしたり、
雨だから出かけるのはやめてゆっくり本を読んだり、
お気に入りの音楽を聴いたり、
疲れているから仕事や家事、予定をやめ、
家でのんびり過ごし早く寝たり、
元気な時は思いついたやってみたいことや新しいことを
どんどん挑戦してみたり、
仕事をいつもよりがんばったり、
人と楽しく過ごしたり…。
そんな風に過ごせたらいいなと思います。
私たちは機械ではなく生身の人間ですから、
その日によって違いがあるものです。
その違いを無視していつも同じようにあろうとすると
無理することが出てきますし、
相手や周りにそれを求めることは
その人に無理を強いることになります。
それでもみんなかんばっているのだから、
私もがんばらなくては、
あなたもがんばるべき、と思って生きるより、
自分の体に優しく生き、
周りの人にもそうする自由をどうぞと許すと、
自分も周りの人も、もっと気楽に心地よく
いられるように思います。
主婦だから、子供がいるから、
体調が悪いけれど家族のごはんを作らなくちゃとか、
ちょっとくらいの体調不良で休むと
職場の人の迷惑になるから休めないとか、
みんなとても真面目ないい人で、がんばり屋さんが多いですが、
でも私はそこはがんばらなくていいように思います。
それは「がんばり」ではなく「無理をする」
のように思います。
誰かのためだからがんばれることもありますが、
誰かのために無理をすると、
相手にも無理をすることを当たり前に求め、
「こうあるべき」という自分の価値観を
押しつけるようになったり、
期待するように思います。
すると期待通りに周りががんばらないと
不満に思うかもしれませんし、
自分のがんばりを評価してくれないと
モヤモヤするかもしれません。
（イギリス コッツウォルズ
ボートンオンザウォーターにて。）
また自分のそうした価値観を自分にも求め、
休めない人もいます。
誰かのためではなく、
自分で自分に無理をしないことをOKを出せず、
どこまでもがんばってしまう人もいます。
私もまさにそんなタイプだったのですが、
それは学生の頃、とにかく一日も休まず
ピアノを毎日長時間練習し続けることが
当たり前だったことから身に染み込んだ
習慣やクセのようなものでした。
私はそれを小さな頃に誰かに強制されたのではなく、
自分で中学校に上がる前に自覚的に選びました。
お正月でも、遠足や運動会で疲れても、
試験期間中でも、家族でどこかへ出かけても、
今日の練習を休まないことは
ピアノを専門でやりたいなら当たり前でした。
中学校の友達が亡くなり辛かった時も、
休まず泣きながら弾いていましたし、
腱鞘炎になっても毎日針をうってもらって弾いていました。
それを続けたから上達し、弾きたい曲が弾けるようになったり、
本格的に始めたのが遅かったにも関わらず音大に合格でき、
その後の活動があったので、
それは無駄ではなく、やってよかったと思っています。
本当に叶えたい夢があるなら、
そのくらいの努力はみんな越えるものだと思います。
ですから何に対してもがんばらなくていいとは思いません。
がんばる必要がある時も確かにあります。
でも何もかもをそんな風に無理をしてがんばる必要はなく、
それをするのはコツコツ積み重ね夢を叶えたい時で、
（特に受験など期限があるものなど。）
それ以外の日常の生活や仕事で
無理はいらないとなと思います。
がんばるところと、
がんばらなくていいところがあり、
がんばらなくてもいいところで無理をする人は多く、
それで苦しくなったりストレスが溜まったりする人は
多いように思います。
私もそんながんばりが染み込んでいて、
大人になってもなかなか日常で無理をしないでいることが
うまくできなかったのですが、
最近は随分変わってきて、
休むこともOKを出せるようになりましたし、
体調に合わせた暮らしができるように
なってきたなと思います。
私は毎日ブログを書いて5年半になりますが、
少し前から週に一度くらい？の割合で
ゆるい記事の日を作ったのですが、
（昨日の記事がそうでした。）
これだけでも随分ラクになりました。
これは自分の体調や日常に合わせやすくするために、
曜日や間隔を決めずあえて不定期にしています。
それだけではなく、
日常でも物を減らし、食事のメニューで悩まないなど、
暮らしをシンプルにしたことで
自然と無理をすることが減り、
その分体調に合わせて休んだり、
体を動かすことが増えたり、
やりたいことをする時間が生まれたり、
やってみたかったことに挑戦するやる気も
増したように思います。
仕事も含め、日常的なことに無理をしないでいると、
無駄にエネルギーが削られないのでワクワクすることも増え、
そのエネルギーを自分らしいことや
やってみたいことに使え、
自分らしい人生の流れのスピードが上がり、
スムーズになります。
自分らしい人生ややりたいこと、ワクワクなどを
せき止めているのは、
世の中や社会、仕事のせいではなく、
普段の自分なのだなと思いました。
そんなブレーキや壁になっていることを見つけ、
一つずつ手放していくと、
人は自然と自分らしい人生を
輝いて生きていけるのだと思います。
そのブレーキの一つが、無理をすることです。
今日、無理をしませんでしたか？
体の声や心の声を無視して、
「こうあるべき」とがんばり過ぎませんでしたか？
今日のお天気を味わい楽しめたでしょうか。
今日、生きたい自分を生きましたか？
もしNOでしたら、
YES！と言える毎日であるよう、
まずは何か一つ変えてみるといいですね。
無理ながんばりをやめ、
生きている今を楽しむ毎日となりますように。
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瞑想歴24年 和歌山市在住 北山裕子
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23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思い出はじめた瞑想で
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