今日で京都に来て1週間になりますが、
今日はこちらに来て初めての雨でした。
この1週間、毎日散歩三昧でしたから、
今日は久しぶりに家で本を読んだり
たまっていたパソコン作業をしたりして過ごしました。
こんな時間もいいものですね。
夕方買い物に外に出ましたら、
雨上がりの街や川がきれいで、
夕暮れの優しい空と、灯り始めた街の明かりに
しばらく見とれていました。
この時間帯のこんな景色を見ると、
心があたたかくなって優しい気持ちになりますね。
それを感じる自分がここにいることも、
感じる心があることも、
それを感じる今があることも奇跡のようで、
ただじんわりと幸せに満ちた時間でした。
こんな自分やこんな時間を大切にしたいなと思います。
さて、よく人の言動や性格などで
嫌だなと思うことや、鼻につくことは
自分にもあるからだと言いますが、
これは本当にその通りだなと思います。
例えば、ある人のある部分を
みんなは気にならないのに、
自分はなんだか鼻につくと感じ
好きになれないとか、
あの人の物の言い方が気にくわない、
こういう考え方はどうかと思う、
などと言う経験は、
誰もがあるのではないでしょうか。
媚びている感じが嫌だとか、
自慢が多くて苦手だとか、
自分勝手さが目に余るとか、
あざとく感じて好きになれないとか、
どうしても鼻についてしまうことがあったりします。
でもそれは自分にも同じものがあるからだ、
と言われると、
いやいや、
私はあの人みたいな言い方や捉え方はしないよとか、
あんなに勝手ではないですと
思ったりします。
でも目につくということは、
やっぱり自分の中に
何かそれに対して反応することがあるのだと思います。
例えば、おしゃれではない人、
全くおしゃれに興味がない人は、
すごくおしゃれな人のセンスの良さは分かりません。
おしゃれに興味がない人は、
人の服装や持ち物、髪型など見てもいませんし、
見たところで何がおしゃれかも分からないし、
気にならず、目も止まらないものです。
垢ぬけないのか、最新のファッションなのか
どこがどうか見分けがつかないものです。
でも自分もおしゃれな人は、
おしゃれな人のセンスに気づき、わかります。
ちょっとした匙加減やトレンド感、
個性が光っていることに敏感に気づき、
「この人はなんておしゃれなのだろう！」と思うものです。
自分がそうでなければ
人はなかなか気づけないものなのです。
自分もおしゃれだから気づけるのですね。
同じように、人の素敵なところや鼻につくことろも、
それがわかるということは
自分にもあるということです。
さりげない優しさに気づく人は、
自分も優しい人ですし、
人の思いやりや心のあたたかさに気づける人は、
自分も思いやりがあって心あたたかな人なのです。
誰にでも素敵な部分と未熟な部分がありますから、
人の中に素敵な面ばかりではなく、
モヤモヤする部分が気になったとしても、
だから自分はダメな人ということではなく、
その人によって自分の中にあるものに
気づかせてもらっているのだなと捉え、
自分を見つけるきっかけにできるといいですね。
時に、受け入れがたいことや、
納得できないことがあるかもしれませんが、
そんなことほど素直に心を開いて見つめ、
自分の中のまだ気づいていなかった部分に気づき、
受け入れると、
もうその人の苦手なところが気にならなくなるでしょう。
みなさまは人の素敵なところにたくさん気づきますか？
苦手なところをたくさん発見するでしょうか？
苦手な部分をたくさん発見する方も大丈夫です。
きっと人のいい所も
これまでにたくさん気づいてきたはずです。
それだけ自分にも素敵なところがある
ということですから、
自信を持ってその素敵な部分を生かしながら、
まだ見ていなかった部分を
受け入れていきましょう。
益々素敵な人になること間違いなしですね(^^♪
明日も人の素敵なところに気づき共に笑顔になる、
そんな一日となりますように。
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