今日は柔らかな曇り空の一日で、
夜になり優しい雨が降り始めました。
耳を澄ませるとすぐ裏の家の
ひっそりとした庭の草木に雨が降る音がなんとも優しく、
高い所や下草や地面、葉っぱや土や屋根など、
自分の周りの色んな場所、角度から、
色んなものに落ちる雨の音が合奏やオーケストラのようで、
しばらく自然のハーモニーを聴いていました。
雨は誰も聴いていなくてもこうして
毎回オリジナルの音楽を奏でていますが、
聴いているとそれがわかるようで、
喜んでくれているようでした。
パラレルワールドを移動するように、
一気に季節が切り替わることもありますが、
こうして雨降りの時間を何度も経て
ゆっくりと変化していくこともあります。
雨はそんな穏やかな変化を助けてくれます。
雨はそうして春を連れてきたり、
秋を深め冬へと運んだりしながら
地球を旅しているのですね。
そういえば先日カフェで、
ボーッと街や空を眺めていると、
暗過ぎず明る過ぎない中庸な曇り空が
あまりにも美しく世界と調和していて、
誰にも、どこにも感謝しかないなと思いました。
日常で変化が訪れる時、
変化のために何か手放すことを促されることもありますが、
曇り空はその中庸さで私たちを助け、
雨はその性質により浄化したり流れることを助けてくれます。
最近の波動の高まりによる変化の速さに
ついて行くのが精一杯になりがちですが、
それを上手く調整してくれていますね。
波動の上昇や、
そのために起こっている浄化、様々なニュースなど
低い波動の強い引き戻しで疲れた人を
上手に癒してくれます。
やはり自然や宇宙は完璧なタイミングですね。
ウィルスであれ、世界の黒幕や陰謀の話であれ、
私たちは何か問題が起こったり聞いたりした時に、
世界の平和を願い祈りますが、
それは外側に対する祈りになりがちです。
（これは家族や恋人、友達など、
身近な人に何か問題が起こった時も同じです。）
あの場所が平和でありますように、
あの人が幸せでありますように、
世界の子供たちや大変な状況の人たちが
安全に平和に暮らせますようにと願いますが、
平和や幸せ、愛は、いつも自分の内からです。
つい人は何かニュースや情報、人の話を聞くと、
あの人、あのグループや存在は悪だ！ひどい！と
二元的に考え、
その思考に飲み込まれ、
気分がブルーになったり、落ち込んだり、
無力感に苛まれたり、
怒りがこみあげてきたりしますが、
その罠に落ちないでいたいですね。
そんな気持ちにはまってしまっている時は、
まず自分が二極的な考えをして
善悪に強く囚われていることに気づくことです。
新しい世界はそれを越えた世界です。
それは悪が悪でいいとか悪いとかいう
直線的な思考ではなく、
善悪という物差し（定規）の直線上で
物事を捉えている自分に気づく視点を持つことにより、
その物差しの外に出ることができ、
他の見方ができるようになります。
それを学ぶことで、今いる世界から卒業したり、
世界が変化したりするでしょう。
ですから、誰かやどこかの平和を願う時も、
幸せや安全、笑顔を願う時も、
まずその自分に気づき、
心を空っぽにし、自分の内を平和や愛で満たしましょう。
世界にはいつも自分も含んでいるので、
願う自分がそうでないなら、
まずは自分が幸せであることです。
自分なんていいから、とか、
自分よりみんなを、というのは美しく感じますが、
そうではないのです。
また、まず自分からということは
自分さえよければいいとか、
欲深いというわけではありません。
それが第一歩で、それができたらあとは溢れさせると
願う場所や人まで広がっていきます。
自分にはどうすることもできない世界を憂うことより、
自分がまず平和で愛に満ちていることが大切で、
そのエネルギーが、地球が愛に満ちた世界へ
つながることを助けるでしょう。
特別な能力やパワーのある誰かが
そこへ届けてくれるのを待つのではなく、
自分がそうあることを毎日実践することです。
それは「平和であれ」と願うのとは違い、
祈るのとも違い、
そうある波動をただ広げることです。
自分を満たし自分から幸せや愛が溢れると、
自然と周りに広がります。
そうして一人一人が自分の内から平和や愛を溢れさせて行くことが、
必ず世界に影響します。
雨降りや無理のない曇り空が見せてくれる
この調和した美しい世界を感じ、味わい、
それを広げていきましょう。
日々の雨や風が私たちを整えたり、浄化を促したりし、
調和を助けてくれていることを感じましょう。
あなたの心の調和は自分の幸せであり、世界の幸せです。
すべてはいつもつながっています。
明日も幸せを感じで広げる一日にしたいですね。
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