今日は、
曖昧でよくわからない自分がしたいこと、
魂の目的を知るための方法についてのお話です。
まだそれが全然わからない状態でも、
なんとなくぼんやりとあるように感じている状態でも、
このことを知っておくことで、
本来の目的を歪めずそのまま
浮かび上がらせていくことができるでしょう。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)
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今日の和歌山市は
風が強く冷んやりとした空気ながらも、
澄み渡る青空と溢れる太陽の光が美しい一日でした。
太陽の光が、冬のそれというより、
もう早春を感じるもので、
気づけば日暮れもゆっくりになっていて、
冬ももう終わりなのだなぁとしみじみ。
18時ごろに穏やかにオレンジに染めながら
暮れてゆく空を眺めるひと時が大好きなのですが、
オレンジの空を眺めていると、
知らない間に反対側に星が見えていて、
夜の始まりの美しさに感動します。
地球は美しいですね。
この豊かさにいつも気づいていたいですし、
毎日それを味わって生きたいです(^^)
さて、先日の旅行ではたくさんの気づきがあり、
私個人としてどこかでぼんやりと感じていた何かに
触れたような実感もあり、
（これは私にはとても大きなことでした♪）
どこからどうお伝えすればいいのかわからないほどで、
とても書ききれないのですが、
そんな中から少しずつ紐解きながら
お伝えしていきたいと思います(^^)
その中から今日は一つ、
大切なことをお伝えしたいと思うのですが、
とても深い部分で感覚的にキャッチしたものの中には、
言語化して言葉の枠に入れたり、
思考で「こういうこと」と理解しようとしてしまうと
何か違うものになってしまうような感覚もあり、
まだ抽象的なまま、
言葉や思考で形にしないで
ふわっと自由に柔軟に泳がせておくことで、
自分の思考やこの次元の意識レベルで歪めたり、
本質を濁らせたりしないで、
より忠実に自分の中やこの世界に
降ろすことができるように感じるので、
ぼんやりとしたものはそのままにし、
それがどういう意味か？や、
自分にとってそれはどういうことか？
それをどうこの世界や自分の中で生かすのか？
どう人に伝えるのか？
という方向に持っていこうとしないでいたい
と思っています。
このふわっとさ、曖昧さ、
何だかわからないままの感じを、
私たちの思考やエゴは、
早く分かろう、知ろう、納得したいと思い、
こういうことだと結論づけたがりますが、
それはエゴや思考は
わからないことが不安だからで、
早く安心したいからで、
もう知っている、わかった、と落ち着きたいのです。
思考やエゴはそういう性質だということを知り、
思考やエゴに
時期尚早に乱暴に料理させないことを学ぶと、
私たちそれぞれに生まれながらに備わっている
子供のような自由な発想や可能性、輝きを
誰もがもっとずっと広げていけるように思います。
（この内容、伝わりますでしょうか？！）
私たちのこれまでの社会では、
なんでも早く形にすることを良しとし、求められ、
またみんながそれぞれに、
周りと比べて、もう何歳なのに自分はまだ
やりたい仕事やパートナーなどを見つけられていない、
と焦ったりしてきました。
仕事や結婚、自分らしい人生などなんでも、
早く形にしたいと、
みんなどこかで感じているように思います。
でもその考え自体がエゴであり、
思考、頭をメインに生きているからです。
「早く何をどうすればいいのかわからない自分から
抜け出したい！」と思い、
それを必死で探す、ということをしている限り、
そのベースにあるのはエゴや思考の不安で、
そうである限り、
どこまで行っても
その焦りから抜け出すことができません。
（沖縄 宮古島 西平安名崎にて。）
その不安の元は、
実は経済的不安や、老後の心配などの
様々な現実的な問題によるものではなく、
自分の人生のハンドルを握っているのが
魂の自分、本当の自分ではなく、
エゴや思考だからなのだと気づき、
わからなくてもいいのだ、
大丈夫なのだと受け入れ、
「なんとなく感じる何か」にフォーカスし、
それを信頼し、
それを自由に好きなだけ泳がせて、
急かさずのんびり遊ばせていると、
自然に段々と見えてくるものがあります。
それはまるで炙り出しのようです。
炙り出しとは、
きっと子供の頃にされたことがあると思いますが、
紙にみかんやレモンのしぼり汁で文字や絵を描くと、
何も書いていないように見えて、
火で炙ると書いたものが浮かび上がってくる
というものです。
それと同じように、
私たちの魂にはちゃんとみんな
大切なこと、必要なことや、
自分がこの世界でしたいこと、
自分を最も輝かせる生き方などがあり、
それは好奇心が湧くもの、ワクワクすること、
好きなこと、興味があることなどをしていると、
どんどん浮かび上がってきます。
ワクワクすることが何かがわからなくても、
今なんとなく感じるしたいことをするのでも
いいのです。
それが炙り出しの火で、
そうしていると自然に浮かび上がってくるので、
焦ってどこかを探したり、
早く見つけようと、
まだ浮かび上がっていない、何も見えない紙を前に、
睨めっこをして、
ああでもない、こうでもないと悩まなくていいのです。
まだ描かれた絵の一部しか浮かび上がっていないのに、
それだけで「きっとこれはこういうことだ」と
当たりをつけて思い込んだりせず、
ぼんやりとでも全体が見えてくるまで、
のんびり今できることを楽しんで
待つことが大事だと思うのです。
例えば、ちょっとワクワクすることをしていると、
自分の紙に、
何か動物の尻尾のようなものが見えたとして、
それで
「これは犬の尻尾かな、猫かな、
いやきっとこの形は狸だろう」と早々に予測し、
「この絵は狸です」としてしまわないで、
そのままじっくり炙り出されていくのを
今を楽しみながら待っていると、
「あ、尻尾だと思っていたけれど、
ネコヤナギの木だった！」となるかもしれません。
でも多くの人はそれが見えてくるまで待てず、
待てないのは、
エゴが不安から「早く！」と急かしたり、
大人の思考が「わかった」と納得したがるからです。
でもその時に、
「ああ、私のこの焦りや不安、早くわかりたい気持ちは
エゴや思考のもので、私の魂からのものではない」
と思い出し、
「まだのんびり遊んでいていいよ〜」と
自分に許してあげると、
その輪郭がどんどん明確に浮かび上がってきます。
私たちが知りたいことは
全てそこに書かれていて、
それを知るには探し回ったり、
考えたり、予測するのではなく、
ただ好きなことをして待つだけでいいのです。
待つ時に必要なのは、
炙り出しの火だけで、
それは好きなことをすること、
ワクワクすることや興味があること、
ふと思ったことを行動することです。
それがないと浮かび上がってきませんから。
ということを思い、
今私の中にある、また輪郭がハッキリしない、
でも何かがあるような感じがするものについて、
（とっても曖昧です。笑）
それが何なのかや、
本当に何かがあるのかどうかも
私は知りませんが、
それが嬉しく、
それがいつか炙り出されてくるのかもしれないな〜と、
楽しみで、
それがあるなら、
最も美しく浮かび上がってきてくれるように、
自分を生きることを日々できる限り純粋に
楽しんでいきたいなと思っています^ ^
こうしたことは焦らなくても、
時期がくれば浮かび上がってくるもので、
私たちにできること、することは、
ただ自分を生きることです。
思い込みやブロックが少ないほど、
全体がバランスよく浮かび上がり、
思い込みやブロックがあると、
その部分だけ歪んでしまったり、
浮かび上がってこなかったりするように思います。
人間同士でも、
大人はつい子供に対して急かしたくなり、
早くああしろこうしろと
言いたくなったりしますが、
私たち大人も、何歳になっても
自分の中に子供の自分がいて、
その子供の自分のペースに合わせてあげるほど、
自然なありのままの自分を生きられ、
魂の目的や本来この人生でしたいことに
最もスムーズにつながっていくように思います。
ですから、もし
つい頭であれこれ考えて焦る自分が出てきたら、
頭で考える大人の都合に合わせようと
するのではなく、
不安を埋めるために急かす自分に気づき、
子供の自分に合わせてペースダウンし、
自由に好きなだけ遊んでいていいよ、と
言ってあげましょう。
それを守ることが
大人の自分の役目、思考の役目ですから。
（ここ、大事です！）
今日のお話が少しでも
みなさまの心に響くといいなと思います(^^)
プロフィール 北山裕子
摂食障害を治すために瞑想を始め、瞑想歴28年。
現在、遠隔でのエネルギーヒーリングや、
オンラインで瞑想セミナーや
個人セッションをさせていただいています。
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