ルドルフ・シュタイナーという人をご存じでしょうか。
1800年台後半に今のクロアチアで生まれ、
その後ウィーンやドイツで活躍された思想家、哲学者、教育者です。
私もそんなに詳しいわけではないのですが、
15年くらい前に
自然のサイクルに合わせた生き方や
無農薬の食事などに興味を持った時に、
存在を知りました。
その彼の言葉で、
「運命は出会いまで」という言葉があります。
いい言葉だなと思います。
単に人との出会いに限らず、
持って生まれた容姿や才能、家庭や育ちも運命と言えますし、
その後の人生のチャンスや環境なども同じですね。
人はよく、
だから自分はできない、
だからあの人はできたのだ、などと思い、
人を羨んだり、妬んだり、僻んだり、
挑戦することを諦めたりしますが、
どんな条件も、それを持って生まれた運命だとしても、
それはそこまでのことで、
その先をどう生きるか、どう生かすかは
その人次第であり、
自由なのだということを
思い出させてくれる言葉なだと思います。
せっかく条件的に無理ではなくても、
素晴らしい機会が目の前にあっても、
どんなに可能性が広がっていても、
でも確実ではないから、
でも人の目や周りの意見が気になるから、
でも迷惑をかけるかもしれないから、
でも自信がないから、
でも万が一にも今持っているものを失うのが怖いからと、
それを生かさず、
それに挑戦せず、
その可能性の前で立ちすくんでいるだけでは、
その運命は何の役にも立ちません。
(チェコ プラハの天文時計。下半分が切れていますが。汗
1400年代に作られ600年も動いているそうです♪)
運命と聞くと、
「ただ運命がそうありさえすれば、そうなる」と
結果までセットになっているようなイメージがありますが、
そうではなく、
運命は出会うところまで、
スタート地点まで、
可能性まで、と知っていると、
運命や条件、環境、初期設定のせいにして逃げずに、
自分でその先をどう生きるのか、どう生かすのかを
選択し、行動していけるように思います。
きっと彼自身、そう信じて生きたからこそ、
様々な分野で活躍されたのでしょう。
何かしてみたいこと、興味があることがあった時に、
でも時間がないから、
でもお金がかかるから、
でも難しそうだから、
でも結果につながらないかもしれないから、
失敗するのが怖いから、
やっても無駄かもしれないから、
人に嫌われるかもしれないから、と言って、
その機会を簡単に手放さず、
せっかくできるかもしれないチャンス、可能性があるなら、
もう自分はその運命は手にしていると言うことですから、
あとは自分次第なのだ、と気づき、
その機会をやり過ごさないでいたいですね。
運命は出会いまで。
宇宙が用意してくれるのは可能性を与えてくれることろまで。
結果はセット品ではなく自分次第なのです。
その可能性、運命すらなくても、
諦めずに切り開いていく人もいます。
そう思うと、やるだけやってみよう、
できる範囲で試してみよう、と思えてきませんか?
私も小心者なので挑戦することに怯むこともありますが、
そんな可能性の前にある時に、
せっかくの運命を突き返さずに、
喜んで受け取り、一歩を踏み出す人でありたいなと思います。
そうして運命のその先にあるものを
楽しんで生きていきたいと思います(^^)
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