今日は雲間から見える澄んだ青空が美しい一日でした。
暑さも和らぎ、
昼間でもエアコンなしでも過ごせるくらいの
体に優しい空気が心地いいです。
気づけば信州に引っ越して2ヶ月が過ぎました。
もうそんなに？！という感じと、
もうずーっとここに住んでいたような感覚もあり、
おもしろいなと思います。
最初に和歌山から京都に引っ越した時から、
この1年半で4回引っ越しましたが、
回を重ねるごとに、新しい場所や暮らしに馴染むのが
早くなっているように感じます。
動物は環境適応能力が備わっていますが、
それも使うほど磨かれるのだなぁなどと、
八ヶ岳を眺めながら考えていました。
どこに住んでも顔を上げれば青空や白い雲があり、
夜には月や星があり、
それを見るだけで自分の軸につながる感じがしますし、
「ああ私は今ここにいる、生きているのだ」と感じ、
それで全ては完全だと感じます。
大学時代、少し一人暮らしをしたことがありましたが、
その時は1週間も一人で暮らすと、
もう寂しくて孤独で、
ひとりぼっちだと感じ、
耐えられないと思いました。
（お陰で毎週実家に帰っていました。笑）
でも今は、学校も職場もなく、
周りに友達や知り合いもいないのに、
普段寂しいと思うことはありません。
（そう感じるのは家族に会って別れる時くらいです。）
恋人や夫婦、家族といても
寂しいと感じる人もいますから、
寂しさを感じるのも、
状況や環境のせいではなく、
人が一人ぼっちのように感じるのは、
心が閉じているからなのでしょうね。
逆に、本当に一人でも、
自然や世界に対し、心が開いていると
いつもつながっていることを感じ、
それだけで本当の自分を思い出すように思います。
本当の自分を思い出すと、寂しさは感じないものです。
本当の自分を思い出す、と言うと、
「ああ、本当の私はこれだ！」のように、
確信だったり、
具体的に「本当の私」というものを理解できたり、
天啓（神が真理を人に示すこと）のようなものを
イメージするかもしれませんが、
そうではなく、
もっと曖昧で、微かなものです。
曖昧で微かで、微細な感覚ですが、
瞑想中や自然などを見て味わっている時に、
揺らぎの中でふとその核心に触れる瞬間があり、
それがほんの一瞬で、具体的に掴めないまま
またどこかへ流れていったとしても、
「あった」という感覚ははっきりとあり、
それだけでとても安心したり、
これでいいのだと感じたり、
生きていること、今を感じたりし、
自分は何をして生きたいのか、
何をしたくて生まれてきたのか、
この生命をどう生きたいのかが、
分かります。
（長野 蓼科湖にて。）
分かる、と言うと、これもまた
「私は〇〇をするために生まれてきたのだ！」のように
職種や具体的なすることが降りてくると
イメージする人も多いですが、
そうではありません。
例えば、
私は絵本を書くために生まれてきた、
私は車の開発をするために生まれてきた、
私はこの人と生きるために生まれてきた、
などのように、
職種や具体的なやることで分かることは稀で、
実際はもっと核心の部分に触れた、という感覚で、
何も具体的な言葉になるものはなくても、
そのエッセンス（真髄）が自分の中に宿ったように感じます。
ただそれだけで、
具体的なことは何も分からなかったとしても、
とてもホッとし、
自分なのだ、自分を生きる、という感覚で、
安心感の中にもうあります。
本当の自分と繋がっているというのは
そういう感覚です。
何か具体的なことや、
はっきりとしたこと、
証明できること、
保証されたもの、などがないのに、
でもとても深い部分で「私」を感じていて、
大丈夫とストンと信じられ、
安心感の中にある、
そんな状態が本当の自分、魂と繋がっている時の感覚です。
安心感というのは、
この先どうなるのかや、
この道で合っている、間違いなく正しいと確信を持てた時や、
未来の自分は確実に、
お金や仕事やパートナーシップなどにおいて
今と同じかそれ以上に幸せで豊かだと、
現実の理論上で納得でき、保証された時に手に入るものではなく、
ただ本当の自分と繋がっている時に感じられるもので、
その時に安心感の中にあることができるものなのです。
ですから安心感の中で生きるためには、
お金や仕事、愛情、パートナーシップなど、
外側の世界の足りないものを
一生懸命掴みにいって埋めようとするより、
本当の自分に繋がって生きることが大事なのです。
お金や仕事や愛情などを求め、追いかけ、
掴んでもいいのですが、
それだけではそれらを手に入れてもまだ不安だと思い、
今度はそれを失うことが怖くなり、
安心感からは程遠い人生になってしまいます。
ですからそうしたものを手に入れて生きるだけではなく、
同時に、本当の自分とのつながりを深めていくことは、
安心感の中で生きるためには欠かせないことなのです。
そんな本当の自分とつながりを深めていくには、
瞑想がとてもおすすめです。
本当の自分は、
論理的な思考や理屈を超えたところにあり、
それにつながるには思考を一時的に手放す必要があります。
瞑想はそのための時間です。
毎日短い時間でも
（もちろんゆっくり時間をとったほうがより効果的です。）
継続することで、
最初は頭のおしゃべりが全然止まらず、雑念だらけでも、
ある時、一瞬それが止んだ隙間に、
本当の自分とつながることができます。
一度、瞬間的に本当の自分につながることができても、
またどこかに消えてしまったように感じるものですが、
でも一度でもそれを感じることができたなら、
そのまま続けていくと、
だんだんとつながることがスムーズになっていきますよ。
そして一度でも、
瞬間的に本当の自分につながることができたなら、
その感覚がどういうものかが分かるでしょう。
本当の自分に繋がった時には、
初めてでも誰でも必ずちゃんと分かります。
「これかなぁ？」というような感覚ではなく、
「あ、これだ。」と分かります。
これは今までに瞑想セミナーに参加してくださった方で、
その後瞑想を続け、本当の自分に繋がった方は、
みなさまそうおっしゃいます。
瞑想は本当の自分とつながり、
安心感の中で生きるために
とても効果的で有用なツールなので、
ぜひ多くの方に知って、
試してみていただきたいなと思います。
やり方は初心者の方はこだわり過ぎず、
まずは目を閉じて
ゆっくりと呼吸に意識を向けることから始めてみてください。
やり方はこのブログの過去の記事を参考にしていただいたり、
より効果的なやり方、詳しいことは、
オンライン瞑想セミナーでお話ししていますので、
ご興味のある方はぜひご参加ください。
（参考・前回開催の詳細はこちら。 ↓
次回は夏の終わりごろに開催予定です。
もっと早く受講したい！という方は
開催リクエストをいただければと思います、
瞑想は長く続けていると、
瞑想をしていない時間でも、
本当の自分をいつも感じて生きられるようになってきますよ。
そうして瞑想を続けながら、
日常の中で空や空気、植物や水など、
自然に心を開き、
毎日を本当の自分を感じながら、
安心感の中で心を開いて生きる人生を楽しんでいきましょう。
明日もそんな一日つなりますように(^^)
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