今日も太陽の日差しがキラキラと輝く
美しい一日の始まりでした。
朝起きて、いつものようにお水を飲んでから、
いつものように瞑想をしました。
こんないつもの普通のことの一つ一つが
毎日ありがたいな、気持ちがいいな、と感じ、
それがうれしいなと思います。
何も特別なものはなくても、
そんな日常を「ああ、いいものだなぁ！」と
楽しんで味わえると、
心は満ち足りて幸せです。
人の幸せってそんなささやかなものを
味わって楽しめるか、なのでしょうね。
そんな朝にいつものように
部屋の窓を開けて、新鮮な空気を入れ、
瞑想前にボディワークで体を整え、
瞑想の始めにゆっくりと新しい空気を吸い込むと、
まるでこの世界に初めて生まれた瞬間のような
感覚になります。
空気を吸うって気持ちがいい！
こんなに気持ちがいいことなのだ！と
感動と驚きでいっぱいになります。
そしてゆっくり息を吐くと、
ああ、吐き出すのも気持ちがいいな〜！
肉体からも、心や頭からも、
そのもっと奥にある潜在意識からも、
エネルギーレベルでも、
もういらなくなったものがこんなに自然に流れ出るのだ、
この開放感、この軽やかさ、この自由、
ああ、気持ちがいいなぁ！
と感動と驚きでいっぱいになります。
吐き切ると、また空気を吸うことができ、
吸うと吐くことができ、
その一回一回が新鮮で、
気持ちよくて楽しいのです。
心臓や胃などは自分で自覚的に動かすことはできませんが、
呼吸は自動運転も手動運転も可能です。
（寝ている時などは自動運転ですね。
手動＝自分で意識的に止めたり吸ったりできること、の意味です。）
人間を創った神様が、
呼吸をするということが、
どんなに心地よく素敵なことなのかを人が味わえるように、
呼吸を全自動にしないで、
手動も可能にしてくれたのだなぁ、
神様は人に色んな喜びを味わってもらえるようにと、
たくさんの細かい楽しみをみんなに装備して
創ってくださったのだなぁと気づき、
感謝でいっぱいになります。
私たちはこんなにたくさんの愛をいただいて
生まれ、生きています。
それにどれだけ気づくことができるかで、
幸せ度は変わってくるでしょう。
病気で呼吸を自分でできない人もいます。
でも多くの人は自分でできます。
だから私たちは幸せだ、
それをもっとありがたく思い、感謝しましょう、と言われても、
確かにそうだけれど、
ありがたいことだと思うけれど、
なかなかそこまで呼吸ができることに感謝できない、
喜べない、という人も多いかなと思います。
思うに、感謝って、
こうで、こうで、こうだから、
ありがたいことだ、とわかって、
だから感謝をするもの、と頭で理解をしても
感情として湧いてこないので難しいですよね。
では感謝が自然に溢れてくるには
どうすればいいかと言いますと、
それを喜ぶことで、
喜ぶには、それをうれしいとか、楽しいとか感じることで、
うれしいとか楽しいとか感じるには、
それを味わうことです。
味わっている時、
私たちの意識は今ここにあり、
今ここにあるから
今それをしていることに気づくことができ、
それをしている自分に気づくと、
そうできていることに感謝が湧いてきます。
ですから、長い人生で、
特別なことなど何もない日でも
幸せを感じて生きたいなら、
自分が今何をしているのか、
何ができているのかに気づいていることが大事です。
それに気づかなければ味わうこともできず、
味わっていないから楽しめず、喜べず、
感謝も湧いてこないですから。
自分が今何をしていて、
何ができているのかに気づいていると、
それを心地いいなとか、素敵だなとか、
美しいな、楽しいななどと感じることができ、
すると自然に、
今の自分、今の状況や環境、今の世界を
ありがたいなと思うものです。
（モロッコ サハラ砂漠。砂の粒子が細かく赤く、とても美しかったです。
「星の王子様」を読んでからいつか行きたいと憧れた場所です。
またぜひ行きたい大好きな場所です♪）
この、今自分が何をしているかに気づくには、
意識が今にあることが必要です。
でも私たちは普段、
今日はあれとこれをしなくては、
何時までにどこへ行かなくては、
夕食のメニューは何にしよう？
明日のお出かけに何を着て行こう？
さっき言われたあの言葉にモヤモヤする、
こんなに頑張っているのに結果に結びつかない、
いつになったら夢が叶うのだろう、
老後一人ぼっちになったらどうしよう・・・などと、
色んな今していること、できること以外のことで
頭も心もいっぱいです。
でもそんな考え事や悩み事の中に、
幸せはありません。
幸せはそれをどうにかして全部片付けた先にあるのではなく、
幸せは感謝と共にあり、
それはいつも今ここにあるのですから。
そんな今ここにあることが
人間（特に大人）には難しく、
いつもすっかり忘れて生きています。
子供は先のことなど考えずに生きる天才ですから、
子供たちを見習えばいいのですが、
大人は常識や理屈、過去の経験など色んなものを背負い込んで、
それを手放してはならない、
大変なことになると思い込んでいて、
今ここを生きるのはいつも後回しです。
そんな私たちがもう一度
今ここを生きることを思い出すには、
瞑想がとても効果的です。
瞑想は今ここにあることをする時間ですから。
瞑想は呼吸以外あえて何もせず、何も頭で考えず、
感情の波に乗って溺れずに、
「ただあること」のための時間です。
その中で全てのことを手放して、
ただ一つのこと、呼吸だけに集中することで、
今ここにあるということをし、
それにより、今自分が、
空気を吸い込んでいるとか、
座っているとか、
ここにいる、など、
何をしているのかに気づくことができます。
そしてそれをただ味わうことの先に
感謝があり、幸せがあります。
ですから今幸せをあまり感じられないという方や、
今も幸せだけれど、
もっと深い幸せをずっと感じながら生きていきたいという方は、
瞑想を日課にするといいですよ。
いつもそこに戻ることで、
感謝も幸せもいつも自分と共にありますから。
早速今日から、試してみられてはと思います。
瞑想をしたことがなくても大丈夫です。
まずは目を閉じ、
ただ呼吸に意識を向け、
味わってみてください。
時間が短すぎると味わうところまでいきませんから、
ある程度時間を取ってみるといいですね。
最初は誰でもすぐにはうまく感じられませんし、
すぐに飽きてしまい、
嫌になるものですが、
それはそれだけ普段今ここにいないという証拠です。
ですからそんな自分に
今ここにあることを
教えてあげる、経験させてあげる時間だと思って、
しばらくそのまま続けてみるといいですよ。
瞑想はこれ以上ないほど地味なことですから、
刺激になれた現代人には
我慢できないほど退屈かと思いますが、
だからこそやってみる価値が大きいと思います。
幸せはあちらこちらを探し回り、
足りない何かを手に入れなくても、
こうして自分で手に入れることができるということを
ぜひ知っていただけたらと思います。
みなさまの毎日が
喜びと感謝でいっぱいの幸せな日々でありますように。
p.s.
数日前からメールのお返事が追いつかず
お待たせしてしまってすみませんm(__)m
順にお返事させていただきますね♪
（お返事なくていいですよ〜と書いてくださった皆様、
ありがとうございます(^^)
お言葉に甘えさせていただきます。感謝を込めて☆）
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