今朝目覚めた時は、空全体が厚い雲に覆われていましたが、
瞑想をして目を開けると、
すっかり青空が広がり、
太陽の日差しがキラキラと輝いていました。
まるで世界が変わったようで、
それはまるで人の意識のようで、
おもしろいなと思いました。
人の心や感情、気分も同じですよね。
「もうダメだ」「絶対に無理」とか、
「やっぱり私は愛されない」「認めてもらえない」など
色んな思いがあっても、
そこにある自分のフィルターを手放せば、
世界は全く違うものに見え、
可能性が広がっていることに気づきます。
そんな無理だと思うことや、
落ち込む気持ち、
見放されたような気分など、
様々な形を変えた
一人ぼっちで生きているような感覚の奥にある価値観に気づき、
それを手放すと、
世界はそんなに厳しいところでも、
孤独な戦いでもないと気づきます。
そんな、一人ぼっちで生きているような感覚や、
見放されていると感じる気持ち、
誰も助けてくれない、愛してくれない世界で、
自分一人で全部を何とかして行かなければと思う気持ち、
でもどんなにがんばってもうまくいかなくて、
苦しくて、
もう放り出したくても、
そうしたら本当に生きていけなくなるとわかるから、
それもできず、
何とか前向きにがんばろうと自分を奮い立たせる毎日・・・。
そんな時、人は「自分は愛されていない」
「自分は神様や宇宙からサポートされていない」
と感じていて、
それは自分がこんなダメな人間だからだ、
と思って自分を責めたり、
時には「自分よりひどい人がうまくいくのに、
どうして私はダメなの？！」と
怒りが湧いたり嫉妬し妬んだり。
そんな時は本当に苦しいです。
自分でもそんな自分が嫌なのに、
その嫌な自分から抜け出せないのですから。
でも人ってみんなそんな思いを
人生で何度も何度も経験しているものだと思います。
そんな苦しい思いから抜け出すには
どうすればいいかですが、
ヒントは、
うまく行かない時や落ち込む時などに、
自然に出てくる自分の思いや言葉にあります。
例えば、結婚したい、恋人が欲しい、痩せたい、
収入を増やしたい、
自分らしい仕事をしたい、
職場の人間関係を穏やかにしたいなど、
自分の願いがあるのに、
それがうまくいかず、
行き詰まったように感じる時に、
「やっぱり私は・・・・なのだ」と浮かぶ言葉。
その言葉が自分の奥にある価値観、思い込み、
信じていることを表しています。
例えば、やっぱり私は誰からも愛されないのだ、
やっぱりこんな自分のままで受け入れてくれる人はいない、
やっぱり私の収入はこれ以上にするのは無理なのだ、
やっぱり私は人から嫌われる、うまくやれない、
やっぱり好きなことをして生きていけるのは
限られた特別な人なのだ、など、
どんな言葉が出てくるかを書き出してみましょう。
その「やっぱり」の後に出てくる言葉を、
更にもう少し深く見ていきます。
（ニュージーランド ロトルアの湖畔にて。）
例えば、「やっぱりこんな私のままでは愛されない」
と思ったとすると、
「こんな私」とはどんな私なのか？を考えてみます。
女（男）としての魅力がない、
女（男）としてみんなが当たり前にできることができない、
容姿や経済力などが普通より劣っている、
心を開けない、
優しくない、
過去にこんなひどいことをした、
すぐにネガティブになる暗い性格、
素直に思っていることを伝えられない、など、
「こんな自分」だから「やっぱり・・・だ」と思っている、
そこを深く見てみましょう。
その”「こんな自分」だから「やっぱり・・・だ」と思っていること”が、
自分の価値観、思い込み、信じていることです。
そしてそれが現実になっているのです。
ただそれだけなのです。
別に本当にあなたがダメな人でも、
愛されない人でも、
何かが足りないわけでも、
変われない人や夢が叶わない人というわけでもないのです。
うまく行かないことは、
そんな自分の中にある思い込みや信じていることに
気づかせてくれるものです。
せっかくですからそれを上手に利用して、
自分の奥にある思い込みを見つけ、
見つけたらそれを手放していきましょう。
「やっぱり・・・だ」と出てくる思い込みは
結構根深いことが多く、
一度手放しても、何か別の形の時に
また出てきたりします。
それは一度目で手放せなかった、無駄だったわけではなく、
その時点ではそこまでしか見えなかった、
そこまでしか手放す準備ができていなかったということです。
きっと一度目に手放した時に、
心が軽くなったように感じたはずです。
手放した時にはそう感じるものですから。
その時はそれで十分なのです。
そしてまた別の問題で同じ「やっぱり」が出てきた時には、
もう一段階深い部分にある思い込み、信じていることに
気づくことができ、
手放すことができるのです。
すると更に心が軽やかになり、
今までよりもっと自由に
生きたい自分を生きられるようになります。
そうやって私たちは何度も繰り返しながら、
段々と軽やかになり、
自分の現実を本当に生きたいものに
変えていくことができます。
いや、もう全部一度に根こそぎ手放したいです！と
人は思うものですが、
それはその人の精神レベルが成長し
準備ができていないと無理なのです。
エゴにとってそれを手放すことは
とてもとても恐ろしいことですから。
一度で根こそぎ、なんて高望みをするより、
（そうでないなら意味がない、早くどうにかしたい、
はエゴの声です。）
日常の中で
「やっぱり・・・だ」が出てきた時に、
そこでただ落ち込んだり、
気を紛らわせてやり過ごしたり、
拗ねたり、嫉妬したり、
悲しんだり、怒りを感じたりして
感情に振り回されて終わりにせずに、
「ああ、私の中にこんな思い込みがまだあったのか」
と気づくきっかけにし、
都度手放すことをしていくのが、
一番スムーズで、無理がなく、
確実に成長し、
人生を自分らしいものにしていく近道です。
手放し方については、今日は長くなりましたので、
これまでこのブログで何度も詳しく書いてきましたので、
そちらをぜひ参考にしてみてくださいね。
「許す・手放す・受け入れる」というカテゴリーに
その記事がたくさんあります。
（今見ましたら121の記事がありました！）
↓
「許す・手放す・受け入れる カテゴリーの記事一覧 - 前向き気づき日記」
読んだことがある方も、
もう一度読んでみると新たな気づきがあるかもしれません。
手放すことが難しいと思うかもしれませんが、
思い込みを見つけること、気づくことができれば、
手放すことはできます。
ブログの記事を参考に、
また瞑想もとても助けになりますから、
ぜひやってみてくださいね。
でも自分では難しくてできないという時は、
個人セッションで思い込みを見つけたり、
手放すお手伝いをしていますので、
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個人セッションでは、
私がその方の潜在意識に繋がり、
その思い込みを持つことになったきっかけを見つけ、
そこを癒して手放すということをします。
誰にでもそうした思い込んでいるものは
たくさんありますので、
今日ご紹介したことを覚えておき、
「やっぱり」が出てきた時には
悲しんだり落ち込んだりするだけで終わらず、
「ヒントが来た！」と思い、
もういらない思い込みを見つけて手放し、
軽やかな自分になって生きたい人生を楽しんでいきましょう。
明日も心広がる一日となりますように(^^)
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