最近毎日お天気が良く、
一日があまりにも美しく、
時間が流れてしまうのがもったいなく感じるほど
幸せな毎日です。
時間よ止まれ、と思う時は幸せな時ですね(^^)
大好きな人と一緒に過ごす時間に
そう思うことはよくありましたが、
（好きな人やパートナーでも仲間との楽しい時間でも。
きっと子供と過ごす時間にもあるのでしょう。）
いつもと変わりない日常の中で、
お天気が良くて、世界が美しくてそう思うことがあるなんて、
昔の私は知りませんでした。
逆に、早く時間が過ぎないかな、と思う時間は
退屈でしたくないことだったり、
うんざりしていたりする時で、
幸せを感じられない時です。
興味のない話を長々を聞かされている時や、
意に沿わないことをしている時、
価値や意味を感じられない仕事をしている時などに
そう思ったりしますね。
そして、多くの時間はそのどちらでもなく、
ただ流れていきます。
流れていることも感じないままに、
気づかないうちにどんどん過ぎていきます。
この3つのどの時間が長いかで、
自分が幸せ度がわかりますね。
何を持っていても、
どんなに幸せの条件が揃っていても、
人からうらやましがられても関係なく、
何も持っていなくても、
安定した仕事や収入がなく、
パートナーや家族がいなくても、
人から高く評価されなくても、
自分のその感覚から、
自分の今の幸せ度を知ることができます。
時間よ止まれ！と思う時、
「ああ、時間が止まって欲しいなぁ」と思い、
でも止まらないのだから、
今この瞬間を
目一杯味わおう、楽しもう、喜ぼうと思う方向にいくといいですが、
こんなに時間が止まって欲しいのに、
時間が止められないことが悲しくなり、
「ああ、どうして止められないのか・・・
嫌だ、終わって欲しくない！」と思うと執着になり、
途端に幸せから離れてしまいます。
これはエゴの声ですが、
どんなことでも
「絶対に逃したくない」と握りしめようとすると
逃げていくのはそのせいです。
エゴに乗っ取られてしまっているからですね。
愛する人でも、
楽しい時間でも、
どんな幸せでも、
握りしめて、逃さないように、失わないように
囲い込もうとすると、
その手に握り込んだ幸せは、
キラキラとした輝きを失い、形を変え、
砂のようにサラサラと手から流れ落ちていきます。
幸せという輝きは、
握り込まず、手のひらに乗せ、
そこにあることを今この瞬間に味わい喜ぶことで、
一番きれいに長く輝きます。
きっと大事にするとはそういうことで、
愛することもそういうことですね。
（北海道は少し前からもうコスモスの季節です♪）
時間が止まって欲しいほど幸せを感じる時間と、
早く進んで欲しい、終わって欲しいと思う時間、
そのどちらでもないただ流れる時間、
一日の時間の中で、
この3つの時間の割合がどのくらいかが、
自分の今の幸せ度を知る一つのヒントですが、
みなさまはいかがですか？
時間が止まって欲しいと思う時間なんて、
そうそうあるものではないようにも思いますが、
でも考えてみれば、
そんなに大層なことでなくても、
キラキラ眩しい太陽の日差しの中で、
風を感じながら空を見上げている時や、
移りゆく季節を感じる時、
夕暮れに空が色づく時、
なんてきれいなのだろう、と思う時、
時間が流れてしまうのがもったいなく感じ、
ああ、もう少しこの中で
この美しさを味わっていたい、と思いませんか？
同じように、大切な人や大好きな人との時間が
あっという間に過ぎる時もそう思いますよね。
子育て中の方なら、
早く手がかからないようになって欲しいと
思う時もある中で、
天使のような寝顔を見ると
今のあどけない幼い子供のままでいて欲しいとも
思うかもしれません。
また、やりがいのある仕事、
ずっと憧れていた仕事で
自分らしさを発揮できる時や、
そうして誰かの役に立てる時も、
そう感じるかもしれません。
そんな小さな「時間よ止まれ」を
毎日の中で見つけ、
その時間をより大切にし、増やしていくと、
日常の幸せ感は増していくように思います。
自分がどんな時に「時間よ止まれ」と思うのか？
それはどんな時に多いのか？を振り返ってみて、
その時間を毎日の中に少しでも増やしていくといいですね。
私のそんな「時間よ止まれ」タイムは、
自然の中で空を見上げる時間や、
木や草花の中で過ごす時間、
裸足で芝生や砂浜を歩く時間、
太陽の傾きによる光の変化を感じながら
散歩をする時間などです。
それは例えば、部屋の中で、
窓辺のカーテンが揺れ、
太陽の光が床に陰影を作っているのを見ている時や、
車で移動中の夕暮れ時に、
どんどん変化する空を見る時などもそうで、
よく感動して涙が溢れます。
他にも、好きな曲をピアノなどで弾いている時や、
数少ない友達と話す時間などにも感じますし、
今年は好きな街で暮らすことを実践していますので、
毎日ただ北海道にいるだけでそう感じます。
そんな日常にありふれているような、
でも二度と同じことには出会えない、
一瞬一瞬の美しさに感動できると
人生は毎日が「時間よ止まれ」タイムでいっぱいになります。
そうなると人生で退屈したり、
何となく流れる時間が少なくなり、
幸せ感が増し、生きていることに感謝が溢れてきます。
そうなるには、
まずは一日の中に自分が「時間よ止まれ」と思うような
好きなことを味わう時間を
積極的に持つようにするといいですね。
そして「早く終わらないかな」と思う
退屈な時間、したくないことの時間を
できるだけ減らしていくことです。
そうして一日の時間に使い方を変えていくことは、
自分への贈り物で、
自分を愛することです。
これは他の誰もやってくれず、
自分でしかできませんから、
自分がそうしていこうと決めて、
変えていくことで、
これまでとは違う人生が広がっていくでしょう。
これを実行する時に、一つ気をつけたいところは、
エゴの声に惑わされないことです。
例えば、おやつをもっと食べるとか、
物を買うとか、
もっと若くきれいになるなど、
自我が喜ぶことで自分を満たそうとしないことです。
それは本当の幸せではなく、
手に入れた瞬間の幻の幸せですから。
美味しい物を口に入れた瞬間、
「ああ！なんて美味しい！もっと欲しい！」と思い、
もう一口、もう少し、とどんどん食べ、
でも食べることを止めると幸せは消えます。
物を買うことも、若さも、
人も評価や肩書きなども同じで、
それらは手に入れた瞬間が最高で、
次の瞬間には、それで満足できない自分がいて、
もっともっとと求めます。
その罠にハマると終わりがなく、
いつまでたっても満たされることはありません。
本当の幸せは、今あるものに対して
「今この瞬間の喜びを味わうこと」です。
それを失わないように握りしめるでもなく、
もっともっとと追いかけるでもなく、
もう二度とない今をどれだけ味わい感動するかです。
そのことを忘れず、
自分にとっての喜びを毎日の中に取り入れていくといいですね。
世界中の人がそんな幸せな毎日を楽しまれますように(^^)
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