今日も優しい光あふれる美しい一日でした。
家中の窓を開けていると、
風がカーテンを揺らし、
その向こうで少し色づき始めた木の葉が揺れ、
優しい音が聞こえます。
風が流れると少し肌寒く感じるこの季節に、
青空に浮かぶ雲を眺めていると、
何か大切なことを思い出すような気がします。
少し寂しいような気がするのに、
その感覚が好きで、
ずっとそれを感じていたくなり、
そのままただ意識を向けていると、
寂しさより愛しさがあふれてきます。
それは色で表すなら、暖色系とか寒色系とか、
赤とか青とか白とかではなく、
色んな色が混ざり合っていて、
愛しいの一言では言い表すことができない
今ここに生きているということを実感し、
それを実感するほど、
時が留まることなく流れていることを感じ、
感じるほど今ここの美しさと、
毎瞬変化して同じ時はもうないという
寂しさが大切さになり、
愛しさがあふれてきます。
忙しくしていたり、
テレビや音楽、人の声など周りに色んな音があると、
なかなか感じることが難しいものですが、
ほんの数分でも毎日静かな時間を持ち、
一人で何もしないでただこんな感覚を味わう時間を
なくさないでいたいなと思います。
そういえば、うちはテレビをつけなくなって
そろそろ10年になりますが、
(主人は見たい時は自室で観ています。)
ちょうどその頃は私にとって一つの大きな変化の時でした。
それまではなんとなくテレビがいつもついていて、
音がないと寂しいと思っていました。
テレビをつけない時はいつも音楽を流していたり、
DVDでお気に入りの映画を
エンドレスで流したりしていました。
今思えば、本当の自分が何を求めているのか分からなくて、
テレビや映画などでそのわからないものを
埋めようとしていたのかもしれません。
その埋めようとした穴は、無自覚でしたが、
「何かわからないけれど、
無意識であると気づいている物足りなさ」
だったように思います。
それがないままでも自分の毎日に不満はなく、
充実していて、次々に楽しみもあり、
幸せだと思うのに、
潜在意識レベルでは、
本当の自分を生きていないと知っていて、
でもそれは無自覚で、また何かもわからないから、
好きな音楽や映画など楽しいこと、好きなことで
隙間なく埋めようとしていたのでしょう。
そんな自覚は全くありませんでしたが。
好きな映画やドラマ、友達とのおしゃべり、
恋や噂話、流行りの情報、仕事などで
賑やかに忙しくしていると、
そうした
「何かわからないけれど
無意識にあると気づいている物足りなさ」は
見なくて済みますし、
感じなくて済みますから。
(フランス トゥールーズ ミディ運河)
私は流行りものやテレビなどには
元々あまり興味がない方でしたが、
それでも、
新しいカフェやスイーツを試してみたり、
出かける時に何を着ようか考えたり、
好きなドラマを毎週楽しみにしたり、
今人気の音楽や好きな作家さんの新作を見つけては
夢中になったりしていました。
そうしたことがいくらでもあり、
次々にやってきたり追いかけたりしていると、
毎日はあっという間に過ぎ、
そんな中で仕事をしたり家事をしたり
友達に会ったりしていると、
物足りなさや、時折心のどこかで薄っすらと感じる寂しさ、
本当の自分が求めることなどとじっくり向き合うこともなく、
そちらに意識が向かず、
毎日をワクワクして楽しんでいると思っていました。
でも本当の自分は変わらずずっとあり、
無自覚でも何かわからない物足りなさがあったように
今は思います。
それはどんなに好きで楽しいものでも埋められず、
他のものでは代わりになりませんから。
私たちの感覚はすごいもので、
頭でいくら考えも分からないことでも、
目に見えない、形のないものでも、
感覚で「これだ!」と分かるようにできているようです。
例えば、瞑想で
潜在意識やハイヤーセルフとつながった時も、
「これだ」と分かりますし、
恋人や転職先などを決める時に、
頭でいくら条件がいい、理想的だなどと考えても、
何だかピンとこない、と思ったことがある方も
多いのではないでしょうか。
頭であれこれ考えすぎなければ、
本当に魂が求めるものはこれと分かるようです。
頭であれこれ考えすぎなければ、
ということろがポイントで、
そこが難しいところでもあるのですが、
それには心や頭を静かにして、
分かろうとしたり、
読み取ろうとしたり、
本当にこれであっているか?と考えたりすることを手放し、
ただ在る状態にいると、その感覚は分かりやすいです。
できればテレビや音楽は消して
静かに瞑想をするといいですね。
また今日の私のように、
静かにただ空や雲、木々を眺めているのもいいですね。
その時に何か浮かんでくる感覚があれば、
そこに意識を向けて、
分かろう、読み取ろうとせず、
ただ感じていると、その奥にあるものにつながるでしょう。
「何かわからないけれど、
無意識であると気づいている物足りなさ」は、
頭であれこれ探し回っている時や、
一日中予定や情報、音、人でいっぱいの時には、
見つからないものです。
それをストップした時に
それにつながり感じるもので、
何が感じるものがあれば、
そこに意識を向けているとその奥にある
本当の自分の想いや望むことが分かるでしょう。
それが分かると、
もう他の色んなもので自分を埋めなくても
自分が本当に望むことがわかり、
満たされていられるでしょう。
その答えを外側に探さないで、
頭で考えないで、
ただ黙って自分の内側に意識を向け、
思考を手放し感じてみてください。
それ以外何もしなくて大丈夫です。
きっとあなたにも感じられますよ(^^)
まずは毎日の生活の中に、
一人で、短い時間でも心はのんびりと、
静かに自然の音に耳をすませたり、
空や雲を眺めたりする時間を取ってみてくださいね。
そんな時間が
本当の自分、魂につながる時間になりますから。
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