今日も晴れやかな秋の一日でしたね。
昨日たくさん歩いたせいか、
昨晩は早々に布団に入り、
久しぶりに長時間ぐっすり眠りました。
そういえば私は元々超ロングスリーパーで、疲れやすく、
ずっと9時間以上毎日寝ていて、
疲れた日は14時間くらい寝ていましたが、
一年半ほど前、体の声を聞いて食べるように
食生活を大きく見直してから、
睡眠時間が短くなり、
6時間も寝るとすっきりするようになりました。
これは私にはとても大きな発見で、うれしい変化でした。
食べ物は栄養にもなりますが、
人それぞれ合わないものもあり、
合わないものを食べると
それを体が消化したり分解・排出するために
大きなエネルギーや負担がかかるようで、
負担がかかっていると、人は眠くなるようです。
病気などで体力が低下していると、
元気になろうとがんばって食べるほど
体力が消耗してしまうのは、
大病をしたことがある方はご存知かと思います。
噛んで飲み込み消化するのはエネルギーが必要ですが、
（その負担を少なくするために
流動食にするのですよね。）
中でも体に負担がかかる自分に合わない食べ物を
消化排出するのは、
更にエネルギーが必要となり、
そんな時は食べるほどけっそりと疲れたり、
体力回復のために眠る生活になります。
以前の私は今思えばそんな状態だったようで、
食べるものを見直してから、
私なりに随分体力が増したように感じています。
（でも基本運動は苦手で運動不足なので
体力はないほうですが。汗）
ちなみに今も体に合わせた食生活は続行中で、
お米や小麦粉、豆類、乳製品、
白砂糖、カフェイン、アルコール、調味料類などは
基本的に食べません。
醤油やみりん、ドレッシング、マヨネーズ、ソースなども
使わなくなりましたが、
できるだけオーガニックのものを
食べるようになったおかげで、
素材の味がおいしいので調味料はいらないと気づきました。
（調味料を使わないでいると味覚が磨かれますよ。）
最初は日本人なのだから
お米を食べないなんて絶対無理！と思いましたし、
小麦粉を食べないとなると、
パンやパスタ、ラーメンや
うどん、焼きそば、お好み焼きなどもダメで、
かなり食べるものが制限されるので、
炭水化物が大好きな私は
無理無理、絶対無理！と思いました。
私はおかずは何もなしでも全然平気ですが、
ご飯は大好きで、
ふりかけやお漬物などもなく毎食白ご飯とお茶だけで
何ヶ月でもおいしく食べられるほど
ご飯が好きだったのです。
更に大豆も食べないとなると、
豆類での代用もできず、
米粉で作ったパンやパスタなども無理で、
醤油を食べないとなると
今まで食べていたものがほぼ全滅で、
無理だしあり得ない！と思いました。
でも体の声は合わないと言っているのを知り、
確かに人並み外れて体力がなく、
寝てばかりいるのはどうにかしたくて、
ずっと続ける覚悟なんてできないけれど、
どれくらい体調が変わるか、本当に違いがあるのか、
まずは少し試して見ることにしてみました。
自分を使った実験ですね。
私は自分を使った実験は
どう変わるか興味がありおもしろいので
試してみたくなるのです。
（瞑想もその一つです。）
すると1、2週間で少し慣れ、
炭水化物がなくても大丈夫だと気づき、
ご飯やパンなどがないと我慢できない、
と思っていたことは、
思い込みだったのだ、と分かりました。
これは大きな気づきでした。
体の変化もですが、
予想外に、思考の変化、気づきに驚きました。
なるほど、思い込みとはこんなに強くて、
絶対に無理だとか、
自分はこうだから不可能だなどと、
他を否定するものなのだと分かったのです。
思い込みフィルターを通して見る世界は、
そうにしか見えません。
でもただフィルターが外れるだけで、
絶対無理で不可能であり得ないと思っていたことが
問題なく可能な世界となり、
全く違う世界が広がるのをこの時に経験しました。
（京都 泉涌寺の山内寺院・雲龍院 悟りの窓。
こちらには四角の「迷いの窓」もあり、両方見られます。）
炭水化物を食べないでいるのは、
ひたすら我慢をして
意志で欲を押さえ込むことだと思っていたのですが、
そうではありませんでした。
ただの選択でした。
試す前は、欲が暴れて、
食べたくて食べたくてしょうがなくなったり、
横目で人が食べるのを見ながら
我慢をしてこらえるのだと思っていましたが、
実際は、ただ私は実験をしているからこうしている、
というだけで、特にストレスもありませんでした。
経験したことがないことや、
大変そうに見えること、
いつもと違うことをするのはエゴが嫌がり、
やりたくないから無理だとかたくなに拒否するのだと
分かりました。
でもやってみると、思い込みは幻想で、
ご飯やパンを食べなくても私は死なないし、
我慢との戦いでもなく、
他にいくらでも食べるものはあり、
空腹に耐えることもなく、
問題なかったのです。
人の思い込みってすごいものだなと
経験で知ることができ、
以来、色んな場面で
「あれ？もしかしてこれも思い込みフィルター？」
と思うようになりました。
思い込みフィルターは無自覚で、
自分にとっては絶対的なものですから、
自分で気づくことは難しいものです。
でもその第一歩は、
これは思い込みかもしれない、と
あらためて眺めて見ることです。
「もし思い込みだとするなら、
こうではない考えや物の見方、生き方、
仕事や恋愛の結果、未来予想図があるのかもしれない、」
と考え、
その可能性にOKをする、許可するということです。
すると、絶対あり得ない！と思っていたけれど、
もしあり得るなら、と考えてみることができ、
そうできればいいな、と思うことなら、
ダメ元で試してみようかな、となり、
それが新しい世界へと広がるきっかけとなったりします。
例えば、お給料はこれ以上上がらない、
自分はもう何歳だから結婚は難しい、恋人はできない、
転職するには有利な資格がないと無理、
私は痩せにくい体質だ、など、
どんなことでも、強い思い込みがあると、
それ以外の可能性を否定していて、
確かにそれが現実になるでしょう。
でもそれは思い込みでは？と思い、
そうではない可能性にOKを出す時、
思い込みフィルターを外した世界が広がります。
これは潜在意識が変化したからそうなるのですが、
潜在意識が変化すると、
意志の力で無理にがんばり耐えるのではなく、
ちょっと試してみてもいいかもね、くらいの感じで
ハードルが下がり、
やってみることで結果につながったりします。
（「やってみる」ことが大事です。）
こうした思い込みフィルターに気づき
潜在意識の変化を促すことは、
個人セッションでしていますが、
潜在意識が変化すると試して見ることへの抵抗がなくなり、
行動しやすくなります。
話を戻しますが、
食事を変えたことで、予想外にそうした気づきがありました。
体のために試したことから
大きな発見となり、貴重な経験ができました。
ちなみに今もその食生活を続行中で、
（でも誕生日や友人との集まりなどの特別な日や
旅行中などは、気にせず何でもおいしく食べます。）
それはその方が体調がいいからと、
体が楽で、睡眠時間も前より少なくてよくなったからです。
体は変化するものですから、
またそのうち自分に合うものが変化したら、
それに合わせて変えていこうと思っています。
体の声に従ってみたことで、
体のうれしい変化もありましたが、
いい経験ができました。
実は今日は睡眠について書こうと思っていたのですが、
全然違う話になりました。笑
でもいいタイミングで
参考になることがあればいいなと思います。
これからも思い込みフィルターに気づき、
可能性にOKをすることを楽しみながら試し、
世界を広げていきたいなと思います。
みなさまもぜひ試してみてくださいね。
おもしろい発見があると思いますよ♪
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