本当の自分の声、魂の声を聞きたいと思いませんか？
本当は自分はどうしたいのだろう？
自分らしく生きるってどうすればいいのだろう？
本当にこれでいいのだろうか？と迷う時、
考えてもわからない時に、
本当の自分、魂の自分の思いを知りたいと人は思うものです。
でも私には聞こえない、
特別な能力や感覚がある人でないと聞こえない、
と思う人は多いですが、
そんなことはありません。
魂の声は誰にでもちゃんと届いているのですが、
ただそれがどんなものかを知らないので、
気づいていなかったり、
聞こえているのにスルーしていたり、
思考やエゴ、思い込みなど、
他の声が賑やかでかき消されているだけです。
本当の自分、魂の声はとても静かで、
ペラペラと雄弁に話してはくれませんし、
思考やエゴ、思い込みや常識などの
他の声より目立とうと、
キンキンとした大声で騒ぎ立てたりもしません。
それは心の奥の静けさの中にあるかすかな声や感覚で、
でも決して消えないもので、
誰にでもあるものです。
それはずっとあなたの中で
あなたが耳を傾け、心を寄せてくれるのを待っています。
思考はいつも「どうすればいいのか？」や
「なぜ？」の答え探しばかりに夢中で、
そればかり考え、
そんなことで頭も心もいっぱいです。
そうして意識は
いつも頭、思考の創り出す問題に向いたままで、
本当の自分、魂に意識を向けることがなく、
魂の声を聞こうとしません。
今は忙しいから、
今はこの問題をどうにかしなくては、と、
魂の声、思いはいつも後回しです。
そしてみんなが言うのです。
本当の自分がわからない、魂の声が聞こえない、と。
でもそれはそうでしょう。
だって一日の中で、
何分自分の本当の心の静かなささやきに
心を寄せ、声を聞こうとしましたか？
多くの人はそんな時間はほとんどないでしょう。
起きている時間のほとんど全てが
思考でいっぱいで、
他人の目や周りの出来事、ニュースや世間話、
これからのことを先回りして考えることや、
以前誰かに言われたモヤモヤする言葉を
ずっと繰り返し聞いていて、
それに忙しくて、
ほんの10秒だって心の奥の静けさに心を向けて、
本当の自分の声を聞こうとしません。
そんな毎日を生きていて、
それである時、
困ったことになったり、行き詰まったりして、
ようやく聞こうとして、
「本当の私がわからない」と言うのです。
そんなの当たり前ですよね。
わからなくなるほど放置したままでいたのですから。
本当の自分より、
他のことを大事にし、優先して生きてきたのですから。
でも誰の心の奥にも必ず本当の自分、魂があり、
いつもあなたが耳を傾けてくれることを待っています。
一度見失ったらもうおしまい、ということはありません。
ただ、ずっと後回しにして、
大事にしないで生きてきたから、
あなたの人生に自分の想いを届けても無駄だと思い、
本当の自分はあなたの心のずっと奥深くで、
黙っている方がいいのだと学んでしまい、
何も言わなくなってしまっているだけです。
そうさせたのはあなたなのです。
でも今からもう一度、本当の自分に語りかけ、
あなたの本当の声を聞かせて、と毎日そっと伝え、
じっと耳を傾け、心を寄せていると、
また伝えてくれるようになってきます。
自分を責めずに、
ごめんね、と心から伝えてあげてください。
そしてこれからは大事にすると約束してください。
魂に、「今聞きますよ！さあ、教えて！」と
勝手にこちらの都合で早く聞き出そうとしても、
うまくいかないでしょう。
本当の自分、魂との関係も、
他人との関係と同じでコミュニケーションなのです。
ろくに話したこともない人に、
いきなり「本当のあなたを教えて！」と言われて、
ペラペラと本音を話す人はいませんよね。
人間同士も少しずつ仲良くなって、
信頼関係ができてから、
この人になら、と思う相手に、
本当の自分を見せられるのではないでしょうか。
それと同じで、
自分の奥にある本当の自分との関係も、
まずは信頼関係を作っていくところからです。
信頼関係はどうすればできるのかと言いますと、
これも他人との関係と同じで、
嘘をつかない、
約束を破らない、
相手を大事にすることです。
嫌だということを無理にさせない、
魂との約束を最優先で守る、
本当の自分の思いを分かろう、知ろうと心を向けることです。
本当の自分は、始めはちょっとしたことから
思いを伝えてくれます。
例えば、今日は疲れたからもう寝たい、とか、
それはしたくない、それは好きじゃないとか、
思っていることとは違うことを言うと、
違和感を感じる、などです。
普段の私たちもそうですが、
最初は、こうしたいという希望より、
まずはストレスなことをやめて欲しいと望むものです。
それをちゃんと聞いて、
理解するだけではなく、それに従うことで、
段々と信頼関係ができていきます。
そうして少しずついい関係を育てていくのです。
本当の自分の声を聞く、と書いていますが、
それは必ずしも
「言葉」で「耳を通して」「聞こえるもの」とは限りません。
声とか、聞く、と言うのは例えで、
（実際に声で聞こえる場合もありますが、
そうでないことの方がずっと多いです。）
始めにも書きましたが、
魂の声はとても静かなささやきのようなもので、
心の奥の静けさの中にあるかすかな感覚です。
それはハキハキと明確に、
「私はこうだからこうして欲しいの！」と
大声で主張しません。
だってずっと無視されてきたのですから。
まるで引っ込み思案でほとんど話さない小さな子供のようです。
魂の声というのはそんな本当にかすかな感覚で、
それは心の奥底の静けなの中にひっそりとあります。
それを感じ取るには、
大声で主張するエゴや思考のおしゃべりではなく、
その陰にある微かな感覚に心を向け、意識を向けていることです。
大声で喚いて、
「私の話を聞いてー！！」と主張する
エゴや思考を優先しないで、
「今は本当の自分、魂の声を聞く番だから、後でね。」と伝え、
どんなに自分の中でエゴや思考がうるさく暴れても、
スーパーでひっくり返って泣き叫ぶ子供のように喚いても、
根負けしてお菓子を買わないように、
今は魂の声を聞く時、と決めて、
意識を心の奥底にある静けさに向け続けます。
そうしていると段々とその微かな感覚が
感じられるようになってきます。
瞑想はそれをする時間です。
瞑想でなくても、
日常の中でそうしたことを常に意識をして、
魂の声に従って生きることでも大丈夫です。
でも瞑想で毎日そうした時間を持つようにすると、
よりスムーズに魂の自分がわかるようになり、
つながりもよくなります。
そうしてエゴや思考を手放し、
心の静けさに意識を向けることを2、3回、数分試してみて、
「全然わからない、やっぱり私には無理だ」と
すぐに諦める人は多いです。
諦めるのも自由ですが、
そのまま何も変えず、放置していると
本当の自分、魂の声はわからないままです。
本当の自分がわからないまま、
不安や満たされない思いを抱えて、
自分にとっての本当幸せがわからないまま、
この先の人生を何十年も生きるのか、
魂の思いを聞いて、
それに沿って生き、安心感の中で
本当に生きたい人生、幸せな人生を生きるのか、
それは自分で選択できることです。
本当の自分、魂の自分を無視したままで
本当の幸せや安心感、充足感はありません。
本当の自分を生きることで、
人生は自分らしく輝き、
自分や人、宇宙への信頼感の中で
安心して人生を楽しむことができるようになり、
それが自然と豊かさにも繋がってくるのです。
ですから本当に満ち足りた人生を生きたいと願うなら、
本当の自分の声にいつも耳を傾け、心を向け、
そのかすかな感覚に従っていくことです。
それを続けていると
コミュニケーションが取れるようになってきて、
すると少しずつその声は分かりやすくなってきます。
そうやって魂との信頼関係を深め、
つながりを強めていくと、
人生はとてもスムーズになり、
夢の実現も早くなり、
生きたい自分、生きたい人生をもう生きているでしょう。
今日は長くなりましたので、
また瞑想については後日ゆっくり書きたいと思います(^^)
まずは難しく考えず、
思考やエゴの声ではなく、
呼吸に意識を向け、
ゆっくりと呼吸をすることから始めるといいですよ。
みなさまが本当の自分、魂とつながり、
安心感の中で本当の自分を生きる毎日となりますように。
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