今日もきれいな青空が広がる
気持ちのいい一日でした。
昨日のパーン！と明るい青空とはまた違い、
今日はなんだか優しい感じで、
風にそよぐ木々も優しく歌うように踊っていました。
この木々たちも数ヶ月すればすっかり葉を落とし、
全く違う姿になるでしょう。
今の色鮮やかな緑の葉が揺れるのを見られるのは
今だからこそですね。
空も、木々も、太陽の光も、
周りにいる人も、世界も全て、
今見ているもの、感じているものは全て、
今だけのものですね。
そんな今だからこそ味わえるもの、
今しか味わえないもの、
今の全てを、
一瞬一瞬そのことに気づいて
大事に味わっていきたいなと思います。
毎日の暮らしやいつもの日常を楽しんだり、
仕事や趣味、人生を楽しんだり、
充実感を感じて生きるには、
今にあることが大事です。
大事というか、それなしに楽しむことも、
充実感を感じることも不可能でしょう。
今ここにあることの大事さは、
もう聞き飽きているかもしれませんが、
それでも日常を生きていると、
知っているのに忘れていたり、
後回しになっていて、
結局全然今ここにいない、という状態に
なっていたりします。
そんな状態でずっと生きているということにすら
気づかないまま、
私たちは生きています。
自分が今どんな状態で、
何に意識が向いているのか？に気づいている状態は、
目覚めた状態です。
目覚めた状態にあると、現状がどうであるかに関わらず、
不安や心配ではなく、安心感や信頼の中にあり、
魂の自分を生きている状態にあります。
逆に眠ったままの意識状態にある時、
私たちは色んなことが不安になり、心配で、
なんとかしなければ、と感じています。
今の自分が目覚めた意識であるのか、眠っているのかは、
そんな自分の感覚でわかります。
目覚めた状態にあるためには、
今ここに意識があることです。
でも多くの人は、
今の自分に意識を向けようとすると、
単に、今日はこんなことがあって楽しかったとか、
忙しかったとかに意識が向いたり、
いい一日だったとか、今の自分はイマイチだなど
無意識で評価、判定していたり、
モヤモヤしている気分や、
うまくいかないこと、
なかなか打破できない現状、
何がしたいのかわからないと悶々としている自分に
意識を向けたりします。
それが今の自分だと思って
「どうすればいいの？」と考えたりします。
ポジティブに考える人でも、
今の自分に意識を向けると、
今日はラッキーだったなとか、
最近いい流れに乗っているななど、判定していたりします。
判定をするのは過去の自分や周りとの比較ですから、
それはどれも今ここではありません。
今挙げたどれも、今ここの自分ではなく、
その時、今ここに生きてはいません。
今というこの時には、過去も未来もありません。
過去や未来と言うと、長いスパンのイメージですが、
今朝のことも過去ですし、
10秒前でも過去です。
未来も、1年後10年後だけではなく、
明日や10分後も未来です。
本当に今ここにある時は、
そんなすぐそこにある過去や未来もなく、
過去にあった嬉しいことや嫌だったことも、
未来の楽しい妄想も、不安や心配もありません。
今何を感じているのか、何をしているのか、
その自分を感じているだけです。
それは難しいことではなく、
例えば、空がきれいだなぁ！と感動している時は、
今にあります。
100%今にあるなら、未来の不安や、
これからどうしよう、なんとかしなくては、などと
思い浮かぶはずがありません。
そうしたことを思うということは、
今に生きていないという証ですね。
今ここに生きるということは、
＝目覚めた状態で、
＝不安や「どうにかしなければ」という焦りがない状態で、
人はそうあると幸せで充実感を感じるのです。
（イギリス 湖水地方 ライダルマウント ワーズワースの庭にて。）
そうあるには、何も難しいことはなく、
準備も不要で、
ただ意識を今に向け、
今何が見えていて、何が聞こえ、何を感じるのか、
ただそれに意識を向け、味わうことで、
今自分が何をしているか、できているかということに
気づいていることです。
それを生きる時、私たちは完全に今にあり、
すると幸せで、充実感を感じるものなのです。
とはいえ、私たちはすぐに
そんな地味なことには飽きてしまって、
退屈で、キープできず、
意識が過去や未来に飛んでいってしまいます。
そんな意識を今ここにキープする練習が瞑想です。
瞑想は呼吸に意識を向けますが、
目を閉じることで目からの情報を入れず、
（私たちが受け取っている情報の8割は
視覚からの情報だと言われています。）
〇〇をしなてくは、とか、
これで瞑想ができているのだろうか、などの
心配や気になることも手放し、
ただ今していること、呼吸に意識を向けます。
瞑想でそうある時間を持つことで、
今に意識をキープする練習をし、
瞑想を続けることで
今に意識をキープできるようになってきます。
すると自然と不安や心配、
どうすればいいの？などが浮かばなくなってくるのです。
「今のままの自分ではダメだ、
どうにかしなくては。
でもどうすればいいの？わからない・・・」と
思考のループにハマらないでいることで、
今もう幸せであることができるようになります。
これは現実逃避ではなく、むしろ逆で、
今にあるために必要なことです。
自分で休むことができない思考をお休みさせてあげることで
本来の自分のままであることができるようになるのです。
今ここに意識があり、
今に気づき、味わうことができると、
今の自分がどんな素晴らしい奇跡の中にあるのかがわかります。
人はそれに気づくだけで
本当の幸せを感じることができるのです。
瞑想が続かないという人も多いようですが、
夜にやろうとすると眠くてできない方は、
昼間の眠くない時間にやってみたり、
つい面倒で続かないという方は、
昼休憩の10分や、仕事の合間、待ち時間、
洗濯物を干すために窓を開けた時など、
ちょっとしたきっかけをうまく使って、
まずは短くても少しずつやってみるといいですよ。
また瞑想以外でも、
夜明けや夕暮れの空が色づいていくのを
何も考えずただきれいだなと味わう時間や、
何かをしながらではなく、
好きな音楽を目を閉じてただじっくり聴いて味わう時間など、
一つのことに集中して楽しむ時間を
日常の中にできるだけ増やしていくといいですね。
そうして今にあること、
今を味わう時間を生きることで、
自然と不安や「どうにかしなくては」がなくなっていき、
幸せを感じられるようになってきますよ♪
これは一度や二度やってみて、
何も変わらない、とすぐにやめず、
続けることが大事です。
（たいていの人はちょっとやって、
すぐにやめてしまうので変わりません。）
まずはひと夏、毎日試してみられてはと思います。
幸せを感じて生きたい、
本当の自分を生きたい、
不安や心配から解放されて生きたい、
自分を変えたい、と思う方は、特に、
ぜひ今日から試してみてくださいね。
秋の自分が楽しみですね(^^)
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