今日も朝から見事な青空の爽やかな一日でした。
信州は湿度が低いので空気が軽やかで、
朝晩は窓を開けているとかなり涼しく、
日中もカラッとしていてとても心地いいです。
空気も、心も体も、軽やかっていいものですね(^^)
軽やかといえば、
引越しや旅行の荷物も軽やかなのがいいなといつも思います。
私は元々は荷物が多い方で、
それを15年くらい前から何度も断捨離をして、
今では随分家の荷物が減りました。
今回の引っ越しでも、
スーツケースと宅急便の段ボール、
あとは片手で簡単に運ぶことができる
折り畳みの小さなテーブルと折り畳み椅子でした。
昨年初めて京都に引っ越した時は、ちゃんと覚えてないのですが、
確かスーツケース一つか、
あったとしても段ボールの小さいのが一つだったと思うのですが、
それが引っ越すたびに荷物がいつの間にか増えていて、
京都から北海道に行くときに一つ増え、
昨年北海道から京都に引っ越した時より、
今回また一つ増えていて、
私の中でかなり衝撃でした。
確かに、前は冬のコートなどは持っていなかったので、
季節ものが増えたかなということと、
車だからちょっとくらい増えても大丈夫という
油断があったなと思うのですが、
(前回、前々回は飛行機移動で引っ越しだったので、
当日スーツケースに入らない物は強制断捨離でした。)
それにしてもやっぱりなんだか荷物が増えているのを感じ、
普段からモノはできるだけ増やさないようにしているつもりでも、
こうしていつの間にか増えていることを知り、
驚きと発見でした。
こうして数ヶ月ごとに引っ越すと、
自分の持ちものの全てがわかり、
その期間でどれだけ荷物が増減したかがわかり、
見直すきっかけにもなりいいものだなと思います。
私はミニマリストではありませんが、
昨年からマンスリーマンションに住んでいて、
そのうちにまた引っ越すつもりで暮らしているので、
特にモノは増やさないようにしているつもりですし、
15年くらい前からモノを減らし
スッキリシンプルに暮らしたいと思い、
そうあるようにと思っているのですが、
それでも荷物は知らない間に増えているのですから、
ずっと同じ家で暮らしていると、
増やさないように意識していても、
気づかないうちにどんどん増えていくのだろうなと思います。
モノについてもそうですが、
これは見えないものでも同じだなと思います、
例えば「〜しなければならない」「こうあるべき」などは
その筆頭ですね。
ずっと同じ職場や、
家族や友達、ママ友など同じ人たちといると、
いつの間にかその空気や常識に慣れ、
外から見るとちょっとおかしいこと、
別に気にしなくてもいいことでも、
暗黙のルールが生まれ、
それに気づかないうちに染まっていたりして、
みんながなんとなく「こうあるもの」と思っていることに
自分も従わなくてはと思っていたりします。
また自分が人に「普通こうあるものでしょう」と
言葉にしなくても心の中で求めていることもあります。
そしてそれに沿わない人にイライラしたり、
イライラする自分のことを、
「人の自由なのにそれを許せないのはダメだ」と責めたりすることも。
人って本当にややこしい生き物ですね〜。笑
(長野 蓼科の近くにあるカフェにて。)
他にも、日常のするべき、やった方がいいことも
気づかないうちに増えるものかなと思います。
人の話やテレビ、SNSなどの情報で聞いたことで、
良さげなことを自分もやってみようとして、
例えば、早寝早起きとしよう、
腹八分目に食べよう、
適度に運動しよう、
瞑想をしよう、
湯船には浸かった方がいい、
寝る2時間前からはスマホは触らない、
部屋に花を飾ろう、
毎日1時間は本を読もう、
言葉使いは丁寧に美しい言葉を、
いつも笑顔で、感謝を忘れずに・・・
それはどれも素敵なことで、やるといいと思いますが、
でもやろうとして「やらなければ」と思うと、
それができなかった時に「できなかった私」にガッカリしたり、
夜寝る時に、今日もあれもこれもできなかった、と、
やるべきことが終わっていない感じ何して、
そんな気持ちが重さになってしまいます。
せっかく素敵なこと、したいことを取り入れようとしているのに、
そんな気持ちになるのは残念ですね。
何かを取り入れようとする時は、
何かを手放すこととセットで考えないとうまくいきにくいものです。
新しくしたいことを追加する時は、
その代わりになくてもいいことは何か?
何を削るか?を考え、
時間や体力、気力で無理がないように見直すといいですね。
すると新しく今、本当にしたいことを
すんなりとプラスすることができるでしょう。
いつもしている歯磨き一つでも、
本当にそうしたいと思う楽しみなことであっても、
「やらなければ」と思うと
窮屈に感じたり、面倒に感じたりし、
最低限の日常のルーティンであっても、
ぜひ取り入れたいことでも、
知らない間に自分の軽やかさ、自由さを
奪うものになっていたりします。
そしてそのことに人は気づきません。
それに気づくには、引っ越しと同じように、
時々全部棚卸しをして、
日常の中にある些細なことでも全部を
「本当にしたい?」と自分に問いかけ、
「したい!」と思うことだけを残し、
「したくないけれど、やらないわけにいかない」と思うことは、
どうすればやならいで済ませられるか、
どうすれば少しでも減らせるかを
考えてみることです。
例えば、食後の食器洗いをやらないわけにはいかないけれど、
でもできればしたくないこと、気が重いことなら、
家族に手伝ってもらう、素直にお願いする、
食洗機を買う、
お皿を一枚で済ませる、
洗いにくい鍋は使わない、
使う調理器具は一つだけと決める、など、
料理の品数は減ってでも、
したくないなら変えていくことです。
苦なく楽しめる人は、
どんどんお料理を楽しまれるといいですが、
やろうとすると面倒で気分が重くなることなら、
「ぜひしたいこと」ではなく、
「やらなければ」と思っていることなら、
家族にどう思われるかなど気にしないで、
自分が心軽やかでいられるように変えていくといいですね。
それで何か言われたら、
「じゃあ手伝って」と言えばいいのですから。
人の手を借りることは悪いことではありませんから。
これは家事だけではなく、仕事でも、
自分の身支度などでも同じです。
仕事や家事で「できません、手伝って」と言えない人は多いです。
これは自分の仕事なのだから、
自分で完結しなければ、と、
ここでも「こうであらねば」が出てくるのですよね。
でも「こうあるべき」を手放せば、
できる自分、期待に応えることができるカッコイイ自分を
手放すことができれば、
もっと自由で、
もっと人が助けてくれる、
もっと愛される自分になることができるのです。
「こうあるもの」「〜しなければ」を減らすには、
同時に何かを手放す必要があります。
それは人の評価かもしれませんし、
期待に応えることや、
いい人、できる人、かっこいい自分、
ちゃんとしている人、常識ある人かもしれません。
そうした何かを手放さずにいたいから、
人からよく思われたいから、
正しい自分、ちゃんとした人でいたいから、
私たちはどんどん重くなっていくのです。
でもそんなもので自分の人生がいっぱいになって、
重くなって、
本当にしたいことをする
時間やゆとり、気力がなくなっているなら、
それは荷物が多すぎます。
自分が持てる以上のものを持って、
自分らしく生きることはできません。
引っ越しで、新しい家に置く場所があるかどうかではなく、
本当に必要なものだけを持って行くように、
自分がこの先の人生で
ぜひ持っていたいものは何か?を見直し、
それだけを持って軽やかに生きていきましょう。
私も今回の引っ越しで少し荷物が増えていましたが、
もっと身軽でいたので、
いつかわかりませんが、次回の引っ越しでは、
増えた分減らして引っ越せるように、
日頃から一つ一つをしっかり見直したいなと思いますし、
日常の時間の使い方も
また見直していきたいなと思います。
モノも心も軽やかに、
人生を楽しんでいきたいですね(^^)
「オンライン瞑想セミナー4」
2022年6月12日(日)13時から
詳細・お申し込みはこちら。↓
「オンライン瞑想セミナー4 「高次元からのメッセージを受け取る」 - 前向き気づき日記」
オンライン個人セッションのご感想
YouTubeチャンネル
ブログの音読や誘導瞑想などをアップしています。
チャンネル登録していただけるとうれしいです♪
二つ目のサブブログ
→「人生で一度くらい」
ここでは書ききれない北海道や京都のお話や
暮らしのことなどを楽しく綴っています。
覗いてみてくださいね(^^)