前向き気づき日記

瞑想歴29年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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自分のために手間隙をかける〜自分を大事にする生き方

今年の二月から

住みたい場所に住んでみることにしたことで、

14年ぶり?に一人暮らしをしていますが、

 

14年前の一人暮らしをしていた頃の自分とは

変わった部分を発見したり、

主人と一緒に住んでいた時の自分とも

違う部分を発見したりで、

 

なかなかおもしろいです。

 

よく歳を重ねると、

積み重ねてきた年月が長いほど

人はもう変われないと言います。

 

確かに変えるのが難しい

生活習慣などもあると思いますが、

 

私の感覚では、

思うより人は変わることができるもので、

 

初めてのことをやってみると、

その流れで自分の違う部分が見つかり、

ついでに変えてみたかったことを

あっさり変えることができたり、

 

自分でも知らなかった自分を発見したり

するものだなと思います。

 

自分とはもう長い付き合いなのに、

まだまだ知らない自分がいるのだなぁとおもしろいです。

 

 

その一つに、料理があるのですが、

 

よく、家族がいると料理をがんばり、

ちゃんと栄養のバランスを考えて作るけれど、

一人だと面倒で適当に済ませる、という話を聞きます。

 

実際、私も15年前ごろ、

フルタイムで働きながら一人暮らしをしていた時は、

毎日残業で疲れ果てていて、

ご飯を作る気力などなく、

 

でもお腹が空いているので、

もう食べられればなんでもいいと、

よく帰りに深夜までやっているラーメン屋さんで

パパッと食べて帰ってきていました。

 

たまの休日も寝溜めで夕方まで寝ていて、

起きても冷蔵庫に何もなく、

買い物に出るのが面倒で、

あるもので済ませる、という感じでした。

 

 

その後結婚してからは、

 

始めのうちは私は仕事をほとんどしていなかったので、

張り切って色んなメニューを作っていましたが、

 

確かに、栄養だけではなく、

彩りや季節感なども考え、

一週間のメニューのバランスも考えて作るのは、

 

一人では、例え時間があってもやらないな

と思っていました。

 

喜んで食べてくれる人がいるから

手の込んだこともするし、

品数もたくさん作ろうとするものだと思いました。

 

 

更にその後、私は自分の体に合う食べ物だけを

食べるようになり、

大きく食事内容が変わり、

 

同時に、私にとってストレスになる

メニューを考えることをやめたので、

毎日同じものを食べるようになりましたが、

(食材はその日により変わりますが)

 

主人と暮らしていた時と

今一人暮らしをしている時とでは、

食事は特に変わりません。

 

むしろ今の方が、今までは使わなかった

その土地の食材を使おうとしたり、

ちょっとした工夫をしたりし、

以前より毎日料理を楽しむようになりました。

 

 

そんなことに気づき、

 

あれ?料理は

食べてくれる人がいるからがんばれるもの

ではなかったっけ?

 

元々料理が得意でもない私にとって、

一人だと面倒で、

できればしたくないことではなかったっけ?

 

と思いました。

 

 

そんなことを思っていた時に、

先日主人と電話で、食事の話になったのですが、

 

彼は私よりずっと料理が得意で、

冷蔵庫の余り物での料理も得意だし、

フレンチでも中華でもフルコースで

オリジナルでパパッと作れる人なのですが、

(仕事は料理関係ではなく趣味です。)

 

自分だけのためには面倒でやらない、

簡単に食べて帰ったり、

買って帰ることが多いと話していました。

 

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(イギリス 湖水地方 ワーズワースの庭にて。)

 

 

それで思ったのですが、

どうしてみんな自分のためだと

面倒でやらないのでしょうね。

 

(私も昔はそうでしたが。)

 

誰かがいるとやるけれど、

自分のためだけにはやらないって

考えてみるとちょっと不思議ですよね。

 

もちろん残業残業で、疲れ果てていて、

または子育てなどで寝る時間もなく、

作る気力も体力もない、

という場合はわかるのですが、

 

特別手の込んだ料理でなくても、

シンプルなものでもいいですが、

それも面倒で、

 

一人だと適当に済ませる、

簡単に済ませる、という人は多いです。

 

 

美味しいと喜んでくれる人がいるから

それが嬉しくてやる気が出る、

 

家族の健康のために、

というのはよくわかるのですが、

 

でも言い換えれば、

 

自分のためには頑張れない、

自分を喜ばすためにはやらない、

自分の健康のためにはできない、

 

ということになりますね。

 

それはなんとも悲しいことでは、

と思いました。

 

そしてそれが生き方にも現れているように思いました。

 

 

自分を喜ばせるために、

ちょっと高いケーキは買うけれど、

体に優しい料理を作ることはしない。

 

それは、自分への労りや愛情は、

お金で済ませて、手間隙はかけない、

簡単に手軽に喜ばせようとするだけ、

ということですよね。

 

それはまるで、モノは買ってくれるけれど

構ってくれない親や、都合のいい恋人のようで、

 

そりゃあ満たされずに食べすぎたり、

買い物に走ったり、

人と比べて上に立つことで

満たされた気分を味わいたくなったりしますよね。

 

だって自分を大事にしてあげていないのですから。

自分が自分を愛してあげていないのですから。

 

 

別に毎日手料理でなければ、大事にしていない

とは思いませんし、

忙しくて気力も体力もない状況もあると思います。

 

でも、普通に自分のためだけにしてあげることを

楽しめない、喜べないのは、

とても残念で悲しいですね。

 

 

他の誰も自分を大事にしてくれなかったとしても、

自分だけは自分を大事にする。

 

自分はいつも自分に優しくし、気遣い、

本当の幸せを感じさせてあげる。

 

 

そうやって自分のことを

大事な家族と同じように大事にしてあげることを、

私たちはずっと忘れているかもしれません。

 

「家族がいるとご飯をちゃんと作るけれど、

自分一人だと面倒でやらない」と人に言うと、

 

多くの人が「わかる、そうだよね〜」と言います。

 

それが普通だと思っている人が、

それだけ多いと言うことですよね。

 

 

でも今、私は一人暮らしをしていて、

毎日自分のためだけにご飯を作りますが、

 

引っ越しの前後でできなかった日以外は、

100%自分で作っていて、

お惣菜も冷凍食品も電子レンジも使わず、

面倒だと思ったことはありませんし、

 

毎日同じメニューですが、

毎日ご飯を作ることも食べることも楽しみで、

 

毎日「あ〜美味しい!幸せ!」と思います。

 

 

料理をちゃんと作るから自分を大事にしている、

と言いたいわけではなく、

 

苦手な人は無理にしなくてもいいと思います。

自分を大事にするやり方は

他にもありますから。

 

でも家族がいるとするけれど、

自分のためにはできない、という場合は、

その矛盾を見つめてみてもいいかもしれません。

 

 

なぜ自分には手間隙をかけられないのか?

 

なぜ家族を思うように自分の健康を気遣い、

本当の幸せを贈ろうとしないのか?

 

なぜ自分を喜ばせることに気力や体力を惜しむのか?

 

そのことについて深く見つめてみると、

自分を大切にすると言うことがどんなことかが

見えてくるかもしれません。

 

 

そんなことを自分に問いかけながら、

 

一度自分のためだけに

自分が家族や大事な人のために作るような

栄養や好み、季節感などを考えた料理を

作ってみるといいかもしれませんね。

 

ついでに、ではなく、

一緒に家族の分も、でもなく、

自分のためだけにやってみると、

何か気づくことがあるかもしれません。

 

 

そうして自分を大事にすることを見失わないで、

本当の意味で自分を幸せにしてあげ、

 

この自分と長く、仲良く、付き合っていきたいですね。

 

 

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