私たちはみんな自分の中に自分だけの宝物を持っています。
それは自分独自の喜びであり、
また同時に誰かの喜びであります。
それを人は才能と呼んだり、天職と呼んだり、
個性と呼んだり、本当の私と呼んだりします。
それを輝かせて生きる時、
人生も輝き豊かに幸せになります。
これは特別な限られた人だけが持っているものではなく、
誰もが持っています。
以前の私は、
そんな宝物はひと握りの天才や恵まれた人など、
特別な人だけが持っていると思っていました。
でも最近はそうではなく、
本当にみんなが持っているのだと感じています。
宝物はお金を稼ぐ道具というわけではないですが、
そうなることもあります。
それを見つけ活かせば
それだけですぐに経済的に立派に自立できるかというと
そうでない場合もありますが、
その場合、自分の喜びのいくつかを組みわせ
独自のものにしたり、
表現方法や伝える方法を考えたり、
時間をかけて大切に磨き人に喜ばれる形にするなどの
工夫が必要なこともありますから、
自分の喜びであることは大前提ですが、
人に喜ばれる、求められることとの
ちょうどいいポイントを見つけられるといいですね。
これは実際にやって試してみるのが
一番わかりやすいですよ。
また、昔に比べると、悲しみや憎しみ、妬みや、
歯を食いしばり耐えて我慢することなどの
重く縛られた感情から生まれるものより、
今は自由で軽やかな輝きが
随分受け入れられやすくなりました。
これは少しずつ地球全体が進化しているからで、
それは一人一人の進化、成長でもあります。
昔なら誰からも認められなかったものが、
その良さを分かってもらえるようになったり、
その価値を周りの人に感じてもらえるようになったり。
これからはますますそちらに向かうように思いますし、
そうであるといいなと思います。
目に見えないところでも、
時代はしっかり動いていますね。
前例に囚われず、
今の時代の波動に乗っていけるといいですね。
みんな自分の中に宝物はすでにあるのですが、
私にはそんな特別なものはないと思ったり、
どれだか分からないと思ったり、
まだないから作ろうとしたりする人もいます。
自分にはそんな特別な宝物はないと思うのは、
子供の頃から聞いてきた、
ひと握りの天才を夢見てないで、
普通の人間はこう歩くのが間違いなく安全だよ、
とささやく大人たちの声に
影響されているのかもしれませんし、
または、
探しても見つからない
(↑探し方に問題があるのかも？！)、
探して見つからないのが嫌だから
ちゃんと向き合おうとしない、
ちょっとこれかも？と気づいてはいるけれど、
それを宝物だと信頼できない、
なんとなく分かってはいるけれど
保証がないから見ない、やらないでいる、
探してみたけれど無さげだから誰か探して～と
他人任せでいる、
ということもあるでしょう。
でも、まだ見つけられていなくても
必ずみんながそれぞれに
宇宙に一つだけの宝物を持っています。
見つけるには、
まず自分にもあると信じることが大切です。
家の鍵をなくした時と同じで、
この家の中にあると分かっていて
信じて探す時のように、
自分にも必ずあると確信を持って探すことです。
私にはないかも…と思いながらでは、
あるはずのものも見つけられないかもしれません。
よく探したけれどなかったという場合、
例えば、冷蔵庫のバターを自分は見つけられないのに、
家族の誰かはパッと見つけるように、
よく見ているつもりで、
あることに気づかないだけかもしれません。
そして、その宝物は何か？は、
自分が思い描く一番美しい夢が教えてくれます。
豪華な夢、都合のいい夢、
これくらいなら叶うかなと思う夢、
どうせ夢ならと
無駄にあれもこれもと広げ欲を出した夢などではなく、
自分が思い描く夢の中で
一番心の奥が喜ぶ美しい夢が、
自分の宝物を見つける大切な手がかりです。
これかしら？と思うものがあるなら、
頭での判断や欲などを空っぽにして、
（ここ大事です！）
それが「自分が描く夢の中で一番美しいか？」と
心の奥に聞いてみましょう。
注意点は、
自分に都合のいい夢や無駄に広げた豪華な夢、
欲や不安から生まれた夢と、
美しい夢は違います。
同じ方向の場合もあると思いますが、
欲や執着により微妙に違っているために
進めないこともあります。
その夢の美しさを歪めていないか、
欲や執着を手放し、素直な心で
その夢の喜びを、感じてみるといいと思います。
本当に美しい夢なら、
自分を犠牲にすることなく喜び、
その夢に関わる人も共に幸せでしょう。
（例えば、家族が反対するのはダメ
などという意味ではありません。）
もし全く宝物の見当がつかない場合でも、
自分に「一番美しい夢は何だろう？」と問いかけ、
それに自然にハマることを考えてみると
宝物につながるかもしれません。
くれぐれも歪めないように探してみてくださいね。
美しさというのは、
豪華さや華やかさ、
都合のよさや人が羨ましがることとイコールではなく、
美しいものは物でも形のないものでも、
すべて愛や純粋な喜びと調和しています。
愛と調和しているから、自分も人も喜び、
不自然な引っかかりや無理がなく、
ハーモニーを奏でるのです。
ぜひその調和した美しい宝物を見つけ、
大切にして、
自分も周りも共に喜び生きたいですね。
幸せな人はもうそうして生きていることと思います。
まだ分からないという方は、
これから素敵な宝物を見つけるということですから
ワクワクしますね！
そんな宝物とともにこの人生を喜んで生きたいですね。
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