前向き気づき日記

瞑想歴29年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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ワクワクを先延ばしにしない 

私の大好きな本の一つに

パウロ・コエーリョ氏の「アルケミスト」があります。

 

この本と出会ってもうすぐ10年になりますが、

最近またあちらこちらで紹介されているのを目にします。

 

多くの人が言うように

私も人生の大きな転機に出会った本で、

今までにもこのブログで何度か紹介させていただきました。

 

「アミ 小さな宇宙人」などと共に、

人生で何度も読み返したくなる一冊で、

もう30~40回は読んでいます。

 

夢を叶えるために仕事を辞めた友達や、

学校に行けなくなってしまったピアノの生徒さんなど、

応援したい大切な人たちへプレゼントしてきましたが、

 

きっと今も世界中で夢を生きる勇気をもらっている人が

たくさんいると思います。

 

 

私はこの本と、ニュージーランドに留学中に出会いました。

(留学と言っても2か月半で、

地震の影響でほとんど学校に行けませんでしたが。)

 

ステイ先がイギリス人の英語の先生で、

毎日個人レッスンを受けていたのですが、

その先生がとてもスピリチュアルな方で、

 

授業そっちのけでいつもそんな話で盛り上がり、

一緒に旅に出ては

ずっと人生にまつわる色々な話をしていました。

 

その人がおすすめしてくれたのがこの本でした。

 

他にも、パウロ・コエーリョ氏の

「ベロニカは死ぬことにした」をはじめとする

彼の本をたくさん貸してくれ、

 

(「ベロニカ…」は映画化されていますが、

映画ではなくぜひ本で読んでみてください。)

 

帰国してからはパウロ・コエーリョ氏の本を

20冊ほど読みました。

 

どれも学ぶことがあり、とても好きな作家さんです。

 

そんな風に「アルケミスト」と出会ったのですが、

ニュージーランドでの生活や旅は、

本当に前兆と導きの連続でした。

 

 

そのイギリス人の先生は、

その本を勧めてくれただけあって、

前兆に沿って歩くちょっと不思議な、

とても自由な感覚の人で、

 

日常の些細なきっかけから、

何度も私の目を覚まさせてくれました。

 

地震で勤めていた学校が倒壊し仕事がなくなっても、

先のことなど心配したりせず、

いつも安心の中にいて、

 

どんな時も焦ることなく心がオープンな人でした。

 

色々刺激を受けましたが、

中でも人の目や評価に振り回されない姿が印象的でした。

 

 

例えば、朝起きて無性にお気に入りのカフェで

フレンチトーストを食べたくなったら、

寝起きの姿のままフラッとカフェに行ったり、

 

裸足で歩きたくなったら街中でも裸足で歩いたり、

歌いたくなったら街中でも歌ったりしていました。

 

変わった人というそれまでですが、

 

私が「せめて寝巻を着替えたら?」などと言うと、

決まって言われた言葉があります。

 

 

「誰がそれを気にするの?」

「誰がそれを許さないの?」

 

「私は人の目なんて気にしないし、

みんな人のことなんて、

変なヤツがいると思うだけですぐに忘れる。

 

したい時にしたいことを許さないのは自分だけだ。」

と言っていました。

 

(「しかもここはNZだよ!平気さ!」

とも言っていました。笑)

 

 

次第に私もその考えに馴染み、

ひと月もすると私自身もふと思ったしたいことを、

すぐにやる自由さを楽しむようになりました。

 

その心地よいことと言ったら!

 

したいことをすぐにするのは、

まるで猫のように自由で開放感があり、

 

何より人生が楽しくなりました。

 

 

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(「アルケミスト」に出てきた、モロッコのサハラ砂漠。

ここの砂は粒子が細かく赤いので、

夜明けは一面真っ赤に染まり、風が景色をどんどん変えていきます。)

 

 

前までは、カフェにお茶をしにいくなら、

着替えてお化粧をして、髪を整えて、

部屋も軽く片付けて、

鞄にお財布や携帯、ハンカチなどを入れ、

ようやく出かけられました。

 

そうすると、お化粧嫌いの私は面倒になり、

準備が億劫になりまた今度、となっていましたが、

 

気にしなくなると

何をするにもすぐにやりたいことができ、

とても身軽で楽しかったです。

 

 

先ほど書いた本「ベロニカは…」は、

精神病患者と言われてから、

やっと本当の自分を取り戻した女性のお話ですが、

 

普通の人、常識ある人、まともな人、という肩書きのために

不自由になっていることもありますね。

 

でも本当はいつでも自分が望めば手放せ、

自由に楽しんで生きられるのです。

 

 

したいことをして生きよう、

ワクワクして生きよう、と言われますが、

そのしたいことやワクワクにも賞味期限があります。

 

「アルケミスト」の本にもありましたが、

 

こうしたい、こうしようとささやくのを

先延ばしにしていると、

だんだんと声が聞こえなくなります。

 

さっきのカフェのお話は小さなことですが、

 

それですら先延ばしにすると、

なんだかもういいや、となり、

ワクワクしなくなるものです。

 

これが大きな夢なら、それをやり過ごしてしまうのは

あまりにも残念ですよね。

 

 

いつか富士山で日の出を見たい、

いつか海の見える家で暮らしたい、

いつか自分の作品を世に出したいなど、

 

やってそれでどうなるの?収入は増えるの?

などと考えると、

 

そんなワクワクする夢も、

色あせて見えるかもしれませんし、

 

いつか、いつか、と言いつつ5年10年が過ぎると、

昔の遠い夢物語になってしまいます。

 

 

そうしていくつものしたことを

今は無理、お金がない、まず○○をしてからと言って

やり過ごしていると、

 

何にもワクワクしなくなってしまいます。

 

心の声が聞こえなくなるのです。

 

どうせ言ったって無視されるからと、

心はもう言わなくなるのです。

 

 

そうなると人生はモノクロのようになり輝きを失い、

何をしても何かが足りないと感じます。

 

その足りない何かは、どこを探しても見つかりません。

 

何故ならそれはどこかにあるものではなく、

自分の中に閉じ込めてあるからです。

 

 

何度も後回しにして追いやった夢、ワクワクを

もう一度取り戻すには、

 

今、私は何がしたい?何にワクワクする?

 

と問いかけ続けることです。

 

はじめは分からなかったり、

何も浮かばなくても、

 

聞こうと意識を傾けているうちに

だんだんと分かるようになります。

 

 

そうして自分のワクワクに従ってすぐに行動していくと、

前兆、サイン、導きがやってくるようになり、

気がつくとそこへ向かう流れに乗っています。

 

 

大事なことは、したいことがあるなら、

できない理由など並べていないで

飛び込んでみることです。

 

ワクワクすることがあるなら、すぐにやることです。

 

それが次へとつながっていきますから。

 

 

あなたが今ワクワクすること、したいことは何ですか?

 

はじめは本当に小さなささやきで、

それと気づかないかもしれません。

 

ワクワクとまでいかなくても、

ふと何気なく思い浮かんだことを行動に移してみてください。

 

日常の小さなことからでいいので

今からやっていきましょう。

 

素敵な未来はいつも今、ここからです。

 

 

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