今日は夕立がありましたが、今は雨も上がり静かな夜です。
海や川、湖、雨、氷河、人間の体内の水分、
ビールや料理に含まれるもの、排水、汗や涙…など、
地球のすべての水量は長い間ずっと一定で、
水は宇宙に流れ出ることもなく、
宇宙から降り注ぐこともとなく、
この地球の表面や私たちの体内などを
ずっと循環しています。
今自分の体内にある水は、
昔、富士山の頂上の雪だったり、
ナイル川を流れていたり、
クジラのお腹にいたりしたのかもしれないなと考えると、
なんだか不思議な感じがしますが、
自分も地球という星の一部で、
他のすべての物や動物と同じようにあり、
生かされているなと感じます。
自分が今日飲んだ水は私たちの体を生かし、
また循環しいつか海や雨になり、
他の生命を育むでしょう。
そんな循環の中の一つが雨で、
これから降る雨の中には、もしかしたら、
昔自分の中にいたことがある水かもしれない、と考えると、
「久しぶり、またぜひ私を訪れてね」
「また一緒に生きようね」と
なんだか親しみを感じます。
あなたの中にある水も、
地球の歴史が始まってから
ずっと長い長い旅をしてきた水です。
水はすべての情報を保持していますから、
今のあなたのこともその波動も、その一滴一滴が覚えていて、
水の記憶に刻まれます。
自分と出会い生かしてもらった水が
少しでも居心地よく、
水にいい波動を伝えられると素敵ですね。
そうしてみんなが喜びや感謝の想い、波動を
自分の体の中の水に伝えていると、
水は循環するほど素晴らしいものになっていくのではと、
うれしくなりワクワクします。
そんな水が、傷ついた人を癒し、
戦争などで荒れた波動の場所を浄化し、
地球が幸せの星になると素敵ですね。
（クロアチア プリトヴィッツェ湖群国立公園。
ここは天国のような美しい場所で、
私の世界好きな場所ランキングトップ3内に入ります☆）
よく瞑想などの呼吸法で、
ストレスが溜まった時や疲れを浄化する方法で、
吐く息で体内や心の澱んだものを吐き出すようイメージし、
息を吸う時には優しさや穏やかさなどをイメージすると、
しばらく続けると本当に心や体がすっきりとし、
澱んだグレーな気持ちや疲れが抜け、
心や体が軽くなったりする、というものがあり、
これは本当に効果がありますが、
今日はふと河野進さんという方の詩が浮かびました。
この方は1904年生まれの牧師さんで和歌山の方でした。
｢天の父さま
どんな不幸を吸っても
吐く息は感謝でありますように
すべては恵みの呼吸ですから」
というもので、
愛が溢れていて素晴らしいなと
始めて読んだ時に感動しました。
私は特に信仰している宗教はないですが、
この詩は大切なことに気づかせてくれます。
私たちはつい、いいものを受け取り、
要らないものを自分から切り離すことばかり考えますが、
どんな辛いことや悲しいことがあっても、
それを感謝で返し、
自分がグレーを薔薇色に変える存在であろうとするのは、
愛ですね。
綺麗な水や空気は誰もが喜び、
それを感じると喜んで深呼吸しますが、
そうでないものも、自分が取り入れる時に愛を伝え、
自分から出て行く時には感謝と愛で
元より少しでもいいものになるよう心を寄せる。
そんな生き方はエゴから遠く、愛で輝いています。
いいもの、綺麗なものをいただき、
波動的にも現実にも汚して返すのではなく、
目に見えるもの、いただくもののすべてを愛し、
自分が愛のエネルギーでいて、
受け取ったものに少しでも喜んでもらえ、
綺麗に輝くようにして返せると素敵ですね。
そう考えるだけで、少し幸せを感じませんか？
自分にも、今ここで地球に、環境に、人に、出来ることがある。
やってみても何もすぐに大きな変化がないかもしれませんが、
みんながそんな意識で生きれば、
地球の波動はどんどん上がり、
きれいな水と自然あふれる、
人も動物も仲良く愛でつながった
素晴らしい星になると思います。
これはどこでも誰でもできることなので、
今日からそんな意識で水を飲んだり、食事をしたり
してみるといいのではと思います。
河野さんのように、
泥水の中で美しく咲く蓮の花のように、
私たちも自分の環境や条件の悪さに振り回されないで、
与える存在になっていけるといいですね。
地球や水、自然、宇宙という友達を愛し、
共に幸せで助け合っていきたいですね。
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