今日は最高気温が15度まで上がり、
二月とは思えないあたたかな冬晴れの一日でした。
ゆっくりと優しく変化していく夕暮れの空が美しく、
なんて素敵な星に生きているのだろうと
幸せな気持ちになりました。
人は、もう済んだことを繰り返し思い煩ったり、
先の予想がつかないことに不安になったりしがちで、
それを先になんとかしなければ
安心して幸せを実感できないと思い込んでいたりしますが、
そんなことはなく、
過ぎたことも見えない未来もそのままで
今幸せを味わうことはできるものです。
「今ここ、ですよね！知っていますよ」
という人はたくさんいますが、
本当にそれを毎日味わっている人は
どれくらいいるのでしょう。
もう今ここに幸せはあるのだなぁと魂の平和な響きを感じ、
もう何度もそう感じているのに、
また新鮮な感動が溢れ、幸せで涙が出る人は
どれだけいるでしょう。
知っていて終わりではなく、
ぜひそれを毎日、毎瞬味わっていきたいですね。
これに限らずですが、
こういう感覚のお話を会話でもSNSでも誰かに伝えた時、
たいてい反応は4パターンあり、
一つは興味がない場合で、
もう一つは反論される場合です。
これは価値観は人それぞれですからそれでいいですね。
あとの2パターンはどちらも同意ですが違いがあり、
一つは共感で、
そうですね、そう思います、味わってみたいです
などの感覚で返ってきます。
そしてもう一つは、頭や思考で、
知っています、こういうことですよね、と
解説や知識で返ってきます。
この違いがおもしろいなといつも思います。
一般的に女性の方が共感型が多く、
男性は解説や知識で返ってくることが多いようですが、
左脳型の女性もいれば、感性豊かな男性もいますから
人により様々です。
これもどちらでもいいのですが、
一般的には、知識的な話には知識的な回答、
感覚的な話には感覚的な答えが流れがスムーズですね。
人とのコミュニケーションがスムーズな人は
無意識にそうなっているものです。
そしてもし相手が行き詰まっているような時は
あえてその逆を使ってみると
別の角度からの気づきにつながるかもしれません。
コミュニケーションが苦手な人は
ちょっと意識してみるといいかもしれませんね。
感覚的な話でも解説や知識で返す傾向がある人の場合、
自分の内側に問いかけたり、答えを導き出す時に
直感や感覚をうまく使えないという人が多いようです。
つい思考やデータ（知識）で
投げた問いを反射的に打ち返してしまい、
問いかけをじっくり落ち着いて心に聞き、
その答えを感覚で受け取るまで待てないようです。
問いが深く心に届く前に、
頭が知識を探し出してしまい、
心に届く前に問いを手放してしまいます。
早く、人が納得し、
人から認めてもらえるいい答えを出さなくては、
という無自覚の焦りや、
スピード社会の影響があるのかもしれません。
また現代では思考優勢で暮らす人が多いですから、
本来は感覚型の人でも、
感覚をうまく使えない人も多いようです。
感覚を使わなくても別に自由ですが、
知識は知っているだけでは意味がなかったり、
知識勝負になると上には上がいて、きりがなく
どこまでいっても知らないことにぶつかり、
それをストレスに感じる人もいるようです。
でも感覚や直感、感性などは、
無限の源にアクセスし溢れるものですから、
自由で、制限がなく、勝ち負けもなく、豊かで、
いつも幸せにつながっていて平和です。
これは使っていくと段々とスムーズに使えるようになりますから、
使って磨いていくといいと思います。
（地元の海にて。冬の砂浜は人がいないので
砂紋が美しくて大好きです。）
直感や感覚、感性などの心や魂の声は、
急かさず落ち着いて
リラックスしていると分かりやすいのですが、
思考が優勢でサッサと正解を答えてと思うと
分からないものです。
直感というと、すぐに閃くと思いますから、
2、3秒考えても分からないと
自分は直感が鈍いと思い込んでしまう人もいますが、
その直感を使う時に思考を一旦手放し、
急かさないで意識を向けることが大切で、
それをしないまま直感や感覚を使おうとしても
うまくいかないでしょう。
また、問いかけや誰かの発言などに、
早く打ち返そう、
良いことを言おう、
バカにされないような説得力のある発言をしようなど、
無自覚で根底にそうした価値観があることも多いので、
そのことに気づき、
それはもういらないよ、と伝え、
焦らずゆっくり魂に意識を向けるといいですね。
これは日々自分への問いかけで練習することができます。
まず、今自分が一番問題だと感じていることは何だろう？と考え、
その問いを明確にします。
（問いが曖昧で漠然としていたり、
ゴチャゴチャと不明瞭な問いにならないようにしましょう。
核心を見極め簡潔な問いにすることが大切です。）
そしてその問いに対して
知識や解説を繰り広げそうなると、
それに気づくたびストップし、
思考は今お休みしていていいんだよ、と伝え、
どう感じるか、心にただじっと意識を向けましょう。
何かを感じられなくても構いませんので、
そのままどう感じるかを観察するようにします。
5秒や10秒で「何も分からない」とやめてしまわずに、
そのまま知識や思考を使わずに、
感覚に意識を向け続けることが、
感覚や直感を使う練習になります。
最初、何秒くらいでやめたくなったか、
思考が騒ぎ出したかを覚えておき、
何日か続けてみて、
やめたくなる時間、思考が騒ぎ出すまでの時間が
少しずつでも伸びていたら練習になっています。
意識を向けている間は知識や情報、思考が出てきても、
その度にストップし、
今は感覚を感じる時間、と、
深呼吸をしてゆったりと内側に意識を向けましょう。
それでいきなりはじめから
明確な答えや気づきなどが出てこなくても気にせず、
まずは1、2分、思考や知識などで問題を片付けず、
心に聞いてみることをしてみてください。
そうして思考を手放して
感じようとしてみる時間を持つことで、
少しずつ感覚や感性は磨かれていきます。
そうして自分の心に問いかけ、意識を向けている時に、
なんとなく明るい感じがしたり、
重く感じたり、
ざわざわしたり、
風が流れるように感じたり、
色が浮かんだり、
いい香りがしたような気がしたり、
体がリラックスしたり、緊張したりなど、
その時や人により様々な感覚が訪れますが、
それがはっきりしなくて、気のせいだと思っても、
それでいいので、
その気のせいのような感覚を記録しておき、
それを繰り返していくと、
自分がどんな風に感じやすいのか傾向が分かります。
（例えば色で感じやすいとか、モヤモヤやスッキリなどで感じる、など。）
そしてその感覚を信じて行動した結果が
どうだったかも記録しておくと、
直感を使う時の参考になるでしょう。
こうして簡単なことから実際に感じてみることを続けていくと、
思考を使う時には思考を使い、
感覚を使う時には感覚を使い、
両方を時と場合により使い分けていくことが
できるようになるでしょう。
すると人生の問題に出会っても
バランスよく向き合って、
どう進んでいくか道を見つけていけるようになってきます。
この練習は初めはちょっと退屈で分かりにくいかもしれませんが、
5秒であきらめず、
まずは10秒20秒意識を向け感じてみようとしてみてください。
そしてそれができたらもう少し長くしていくと、
思考に頼らず味わうことができるようになり、
感性が育まれます。
更に続けると、段々と使い慣れ、
感覚の違いが1、2秒でわかるようになるでしょう。
ちょっとしたゲームのように楽しみながら
感覚を磨いてみてくださいね。
せっかく人間に生まれたのですから、
色んな能力を使い、人生を満喫したいですね。
p.s.
今週末、私用で東京に行くのですが、
28日（金）の夕方に2名だけ
キネシオロジー個人セッションをさせていただきます。
ご希望の方は下記のページのお申込みフォームよりご連絡ください。
受付締め切りは26日（水）です。
＊12時20分 満席となりました。
★内容や料金は前回と同じです。下記参照。
キネシオロジー個人セッション ＜東京・大阪＞ - 前向き気づき日記
★お申込みフォームはこちら。↓
今回のように急に行く時に1人2人だけセッションが可能な場合は、
上記のページにはアップせず、
最新ページに今回のようにちょこっと書かせていただきますね。
あとfacebookに連絡用のページを作ろうかなと思っています。
（今一つやり方が分からないのですが。汗笑）
個人セッション受付の情報をこっそり先にご希望の方は、
facebookでつながっていただき、その旨をお伝えください。
