日付が変わってしまいましたが、
私がこれを書いている22日は冬至です。
冬至は陰から陽へのエネルギーの転換期です。
今日を境に陽へとエネルギーが切り替わる
新しい幕開けの日です。
エネルギーが切り替わる前には、
人間関係や家族関係、恋愛、
仕事や生活、体調など様々な面で
問題が浮き上がりやすいですから、
最近色んな悩みや問題があったかもしれませんが、
エネルギーの流れの変化を受け、
これから大きな波に乗っていくチャンスです。
そんな新しい幕開けの波に乗っていくには、
後ろを振り返ってばかりいないで、
本当に大丈夫かしらと心配ばかりしないで、
自分の選択や自分のハートを信じて、
「よし!行くぞ!」と
自らの道を楽しみながら歩き出すといいですね。
自分のハートを信じるというのは、
自分の心の感覚を信じるということで、
例えば、理由もなく、
なんだかワクワクする、
なんとなく気が重い、
そのことを考えると暗く感じる、明るく感じる、
世界が広がるように感じる、
ピンとこない、
楽しそうだなと思う、など、
裏付けや根拠がないのになんとなく感じることを
気のせいと思わず、
頭の思考による理屈や計算で打ち消さず、
その感覚に素直に生きるということです。
人は誰だって頭で考え過ぎると心配や不安が膨らむもので、
狭い平均台の上を歩く時のように、
歩き出す前から
「絶対落ちたくない」
「へんな落ち方をしたら大怪我になるぞ」
と思って見ていると、
一歩も踏み出せなくなりますし、
不安や恐怖はどんどん膨らむものですが、
「あっち側まで行けたらいいな。
そのためにはまずは台の上に立ち、
あとは右足と左足を交互に出していけばいいんだ。
おもしろそうだし一回試してみよう!」と思うと、
ひよいっとトライできたりします。
人間は放っておくと、
大昔からの身を守る本能が働き、
とにかく無難な方へ、みんなと同じ方へと流れていきます。
昨日と同じことをして、変わりなく過ごすことが
昔は安全で生き残る道だっからです。
でも今はもう突然猛獣に襲われたりしませんし、
集落の人たちに嫌われたら生きていけない
ということもありませんから、
(人に嫌われても食料は手に入ります。)
その本能はあまり必要なく、
逆にせっかくこんな自分のままで自由に生きられる時代なのに、
いつまでも古い価値観に縛られていると
それが足かせとなり、
不自由で生きにくい人生となってしまいます。
それではもったいないですね。
私たちはもうそんなことから自由になり、
人に嫌われることや失敗することの恐怖から解放され、
何かに囚われることなく自由に生きることができるのです。
ですから、つい先のことを考えて不安になったり、
人にどう思われるかを気にしたりする時には、
無難に昨日やみんなと同じようにと生きなくてもいいのだと
いつも思い出し、
自分のハートを信じ、自分の選択を信じ、
この新しいエネルギーに乗り、
自分の魂を生きることを楽しんでいきたいですね。
冬至のエネルギーの切り替わり点を越え、
新しいステップへと進む流れが満ちている今日、
これからどう生きていきたいのか、
どんな自分でありたいのかをイメージし、
その自分を今日から生きていきましょう。
祈ればそうなるだとか、
エネルギーが切り替わったから勝手にそうなる
と言うわけではなく、
自分がそう生きると決め、そう行動することで
その流れに乗っていけるのです。
自分で川にボートで漕ぎ出すから
川の流れに乗れるのです。
ボートに乗り、川に出るのは自分です。
まずはボートで川に出ると決め、漕ぎ出しましょう。
不安や恐れは川の流れを塞き止めるもので、
信頼はそうした抵抗を手放すということです。
今、新しい扉が開かれ、
これまで停滞していたことが動き出します。
そう生きるための準備がすべて揃っていなくても大丈夫です。
必要なことは必ず繋がっていきますから、
今の自分のままでワクワクしながら進むといいですね。
来年まで待たずに、
今日から新しい自分で生きていきましょう。
これからが楽しみですね!