生きていく中で
許せないこと、受け入れ難いことがある時、
誰かや会社や世の中などに対して
「〜のせいだ！」「〜が悪い！間違っている！」と
思うことがあるかもしれませんが、
それをしていると
自分にとってどんな悪影響があるか、
どうしてそれはやめた方がいいのかについて、
昨日、詳しくお話ししました。
そのお話はこちら。↓
「辛い許せない経験した時に大切なこと〜その問題を卒業するには - 前向き気づき日記」
これを知ると、
許さないでいること、被害者意識でいることは
自分にとって百害あって一利なしで、
誰かのせいにしないと言うのは、
綺麗事や立派な考えや聖人的な話ではなく、
自分の幸せにとって現実的な話だとわかるでしょう。
でもそれがわかっても、
でもじゃあどう受け止め、
どう考え理解すればいいのかが
わからないかもしれません。
今日は昨日のお話を踏まえて、
そこのところをお話ししていきたいと思います(^^)
今日も記事が長くなり、
投稿時間が遅くなりましたが、
ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
（投稿22:26、加筆修正 23:09終了）
自分を厳しい状況に追い込んだ人、
自分から大切なものを奪った人、傷つけた人を
恨んだり、非難したり、
「あの人のせいで・・・」と思ったりしていると、
その人のエネルギーと繋がったまま、
同じ波動にあるので、
同じような人を引き寄せてしまう、というのは、
昨日お話ししましたが、
（そうした感情に囚われるのを
やめた方がいい理由の2つ目ですね。）
人生をそんな辛い体験の繰り返しにしないで、
その流れを変えていくためには、
すぐには無理でも、方向としては、
最終的にはそれを手放していくことで、
それにはまず、
そう思いながら握りしめている手を
緩めることからです。
でも頭で理解しても、
気持ちとしては納得できず、
つい考えてしまったり、
感情がその想いに囚われて
どうしようもない状態だったりしますよね。
そんな時には、
ものの見方を変える、
視点を変えることが役立ちます。
昨日の、囚われるのをやめた方がいい理由の
4つ目につながりますが、
そうした許せないことや苦しい体験は、
今の自分が次のステージへと
ステップアップするために、
学ぶ必要があることに気づかせてくれる材料
なのかもしれません。
その体験をすることで学び成長することが、
今の自分自身の問題やテーマで、
それを最も効率よく学べる機会として
体験したものかもしれません。
体験した出来事の大きさによっては、
その前からなんとなく、
うまくいかないことや、モヤモヤすることがあり、
向き合ったほうがいいよ〜という
サインは来ていたのに、
でも誰かのせいや社会のせいにして、
「自分は正しい、〜のせいで」と思い、
自分の問題として向き合わなかったことで、
無視できない大きな問題、体験として
今経験しているのかもしれません。
これはよくあることです。
であるなら、その問題にしっかり向き合うことで、
その流れ、苦しい経験はもう必要ではなくなるので、
もう同じ苦しみや問題は引き寄せなくなります。
しかもそれは今世での自分が達成したい
魂の成長のための大きなテーマ、
人生の目的かもしれず、
だからそこまで苦しい体験をすることで
逃げずに向き合えるようにと、
自分の魂があえて設定した体験かもしれません。
そうであるならなおのこと、
自分の内面にある、今手放すべきものは何か？に
向き合うことは大事ですね。
そこある、不要なものとは、
自己否定や罪悪感、被害者意識、
自分は正しいと言う思い込みなど様々です。
それが何なのか？に気づくヒントは、
自分が許せないとか、
〜のせいでと思う時の理由に
いつも出てくるものです。
〜だから許せない、
〜のくせに、
やっぱり〜は・・・（信じられない、役に立たないなど）、
の「〜」の部分、
こうあるべきなのに、の「こう」の部分です。
それが今の自分が向き合うポイントや、
握りしめている価値観です。
自分が心の中で繰り返し思うこと、
人や状況を非難、否定する時に使っている理由
＝価値観、思い込み、囚われが、
今自分が向き合うテーマ、
手放すものです。
でもそれを手放そうとすると
強い抵抗があるでしょう。
だってそれを信じて、それが正しいと思って、
それを軸に生きてきたのですから。
でもここでちょっと視点を変えてみましょう。
自分は今のまま、
何も変わらない、変えないままでは
これ以上魂が成長できません。
それは例えば、小学一年生で習った
足し算引き算しか学ぼうとしないままで、
慣れ親しんだ世界に浸り、
二年生になろうとせず、
「掛け算なんておかしい、
足し算は正しい、間違ってない！」と
言っているようなものです。
魂が成長できないということは、
愛を学ばないということで、
すると今以上豊かさや幸せ、喜びを受け取れない、
今以上愛し、愛され生きることができない、
ということです。
でもそれではせっかくの地球でのこの人生を
生かせず、消費して終わってしまいますから、
私たちの魂は、
寝ている間にハイヤーセルフと相談し、
起きている時の自分
＝エゴや思い込みや傷や恐れを持っている自分
ではわからない、
もっと高い視点、魂の視点で、
次へと成長できるように、
学ぶ機会を計画します。
それはハイヤーセルフが勝手に決めるのではなく、
自分の魂が成長したいと望むことで、
そうなります。
（北海道 十勝 上士幌 日本一広い牧場にて。）
でもちょっとしたヒントを
日常の中でいくら送っても、
自分と向き合おうとしないので、
しょうがないからわかりやすく
向き合う必要があることをスルーできないような
問題を用意し、体験することになります。
その問題を体験するには、
誰か現実の世界で
その問題に意識を向けさせてくれる人や状況が
必要になります。
それを誰かやってくれないかな？と探すと、
ちょうどその役をすることで、
その人も自分の学びの目的を達成したいと思い、
それをさせてくれる相手を探している人と繋がり、
それが現実で体験できることになります。
そうして私たちは現実で体験することで、
逃げられず、無視できず、
ようやくその本質と向き合うことになるのです。
そうして見てみると、
その役をしてくれた人、
例えば自分に「許せない！」と思う経験をさせた人は、
自分に学ぶ機会を与えてくれた人で、
自分を次のステージへ背中を押してくれた人です。
もっと言えば、その人は
例えば人を傷つけたり奪ったりなど、
ネガティブな役をすることで、
カルマを負うかもしれません。
そんな役、できればやりたくないですよね。
誰だってやるなら
カッコいいヒーローや、素敵なヒロインで、
人から喜ばれる方がいいですよね。
でも誰かがその悪役を引き受けてくたから、
自分は気づき、学ぶチャンスを得られたのです。
そういう人がいなければ、
自分はずーっと一年生のまま、
同じようなことで悩み、
イライラし、不安になりながら、
同じステージに居続けたでしょう。
そう気づくと、自分が許せないと思う人は、
それを打破するために、
自分の人生に悪役として登場してくれた人であり、
そういう役割の人も必要だったと思えてきませんか？
その役割をしてくれた人に、
ちょっぴり感謝が湧いてきませんか？
その役をしてくれてありがとう、と
少しでも感謝ができると、
その時にはもう、
「〜のせいだ！」と握りしめていた自分とは
意識が変わり、波動も変わり、
より高い視点、魂の視点で出来事を眺めることができ、
今自分がすることは、
その出来事で何を学びたかったのか？に気づき、
どんな価値観や思い込みを手放すための学びなのか？
その奥にはどんな傷や悲しみ、怒りがあるのか？
と向き合うことだ、とわかるでしょう。
そうしたことと真摯に向き合うと、
もうその役をしてくれる人は必要なくなるので、
するとその人を手放せ、
今後も同じような役をする人が必要ではないので、
同じようなことを引き寄せなくなります。
それが、
エネルギーが変わると、同じような人を引き寄せない、
ということです。
それだけで自分が受けた悲しみや辛さが
なくなるわけではなくでも、
その人も自分も、学びの過程にあるのだ、と思うと、
例えば、自分に酷いことをした人も、
いつか助け合うことや思いやり、親切などの
素晴らしさに気づき、
信頼し合う世界に生きる人になるといいなと、
思えるかもしれません。
それはすぐにではなくても大丈夫で、
感謝しなければ、と思わなくても大丈夫で、
何年、何十年先かもしれなくても、
自分が成長し、愛を学んでいくと
自然にそう思うようになっていきます。
その時にその経験からの学びが
ハートの美しい光になります。
逆に、許せない人、自分を苦しめた人に対して、
「これからもっと大変な世界に生きて
足を引っ張りあって苦しむといい」
「私に〜したことを後悔するといい」
と思っているうちは、手放せおらず、
まだ同じステージにいる状態です。
自分の正直な思いが、
自分のいるステージを教えてくれます。
昨日のお話の中で、
ご主人を殺された友人のお話を少し書きましたが、
彼女はとてもご主人を大切に思って、
仲良く暮らしていました。
そんな大切な人を何も悪いことをしていないのに
ある日突然失い、
それはどんなにやり場のない思いかと思いますが、
彼女は今はもう
その殺した相手を憎んだり恨んだりしていません。
とてつもなく苦しく辛かったことも、
人生での必要な経験だったと捉えていて、
その体験は自分が未熟だったから？とか、
何が悪かったの？などと思う必要がないと
わかっていて、
話していても明るく軽やかで、
でも無理をしている感じはなく、
会話の中に自然に
亡くなったご主人のことも出てきますが、
しんみりした感じはなく、
とても心がオープンで、
人生を充実して生きています。
どんなにその経験から
たくさんのことを学んだのだろうと
尊敬します。
人はどんな経験も、
どんな風にも捉えることができ、
生かすことも、無駄にすることも、
人生をより輝かせたり、
落ちていくこともできます。
それを決めるのは自分自身で、
だからこそ、
苦しいまま握りしめていることがあるなら、
それは自分が今
向き合うことがあるサインなのだと受け止め、
人生で受け取る体験＝贈り物を
心を開いて受け止めていきたいですね^ ^
すぐにうまくできなくても大丈夫です。
でもきっと誰もがこれまでの人生で
そうして学んで乗り越えてきたことが
たくさんあるでしょう。
私も自分なりにこれまで
そうして生きてきましたが、
（そしてこれからも学ぶことは終わりませんが。）
その分だけ、今幸せなのだと思います。
すぐに前向きに考えられなくても、
許せなくても、
相手の幸せを願えなくてもいいので、
まずは自分が何を学び、
何を癒し、手放すか？と
向き合っていけるといいですね。
今日もお話が長くなり、
遅くなってしまいましたが、
このお話が少しでも参考になる方が
いらっしゃるといいなと思います。
みなさまの毎日が、
ますます軽やかに優しく広がりますように(^^)
p.s.
瞑想は自分と向き合ったり、手放したり、
心を癒すためにも効果的ですから、
受け入れ難いことがある時にも
ぜひされるといいですよ^ ^
手放したり、自分と深く向き合い掘り下げる
さらに詳しい方法については
「瞑想セミナー3」でお話ししますので、
ご興味のある方はぜひどうぞ。
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プロフィール 北山裕子
摂食障害を治すために瞑想を始め、瞑想歴29年。
現在、遠隔でのエネルギーヒーリングや、
オンラインで瞑想セミナーや
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遠隔ヒーリングのご感想
遠隔エネルギーヒーリングのご感想3〜2023年 - 前向き気づき日記
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