今日も昨日に続き、夫が私のいる京都に来ていて、
私の家の近所をお散歩したり、
私の誕生日のお祝いをしてもらったりして楽しみました♪
一人では行かないカフェなどに行ったりして
いつもの街がまた違って新鮮で楽しかったです(^^)
そんな今日も春の柔らかな空気が満ちる
美しい一日でした。
毎日空を見るたび新鮮で、ハッとして心に響くなんて
空はすごいなと思います。
本当に美しいものとはそういうものなのでしょう。
色褪せず何度でも人を目覚めさせるものに宿る
エネルギーや波動の高さを感じ、
その存在に感謝の気持ちが溢れてきます。
それは例えば空や海や花などの自然に感じますし、
芸術にも感じます。
例えばモーツァルトは今から260年ほど前に生まれましたが、
今聴いても全く色褪せず新鮮な光にあふれていて、
彼の音楽は今も変わらず世界中の人に
素晴らしいインスピレーションを与えています。
本当に美しいものは何百年経っても、
どんな価値観の国や時代の人にも伝わるもので、
木々や花、海などの自然と同じく不変だと思います。
本当に美しいものは宇宙共通で、
何故ならそれは愛と調和しているからです。
流行りの音楽やファッションなどのトレンドは、
国や宗教、時代によりどんどん移り変わります。
常識もそうですね。
どんな当たり前も不変ではありません。
そんな流行りものの中にも素晴らしいものもありますが、
200年後の世界の人にも、
国や人種、宗教観など様々な価値観を超えて響くか?というと、
かなり稀だと思います。
だからこそ今も残っている芸術は素晴らしいなと思います。
「let it be」や「We are the world 」などは
残っていくかもしれませんが、
言語の違いという壁があります。
その点、言葉のない音楽や絵画、踊りなどは壁がなく、
その中で本物は残っていくでしょう。
ただ、クラシック音楽や絵画、踊りなどの芸術は
言葉の壁はないですが、
感じとる能力、感性がないと
その良さを感じとるのが難しいと感じる人も多いようです。
芸術が一般的にあまり受け入れられないのは
そのあたりの問題でしょう。
現代の日本人に自分の長所を尋ねて、
感性の豊かさを挙げる人が何人いるのか思うほど、
感じること、味わうこと、創造することなどが
苦手な人は多いようです。
そういう私も得意だとは思いませんが、
子供の頃から芸術を理解し感じ感動したい気持ちが強く、
小学生の頃からクラシック音楽やバレエなどで
泣くほど感動してみたい!といつも思い、
そのために学び、たくさん触れてきたことが、
少しは役に立っているのかもしれません。
でも本来の日本人は
そういったことが得意な民族のように思います。
昔からすべてを言葉にしなくても、
察したり空気を感じとってきましたから。
石川啄木の、
「はたらけどはたらけど
猶(なお)わが生活(くらし)楽にならざり
じっと手を見る」や、
松尾芭蕉の「古池や 蛙飛び込む 水の音」などを読んで、
その情景が浮かぶのは日本人の感性で、
外国人にそのまま訳すと、
「じっと手を見て、それで?」
「蛙が飛び込んで、それで何?」となったり、
中には池に蛙がバチャバチャと
何匹も飛び込むイメージをする人もいるのだそうです。
でも私たちは自然と
古い池に蛙が一匹飛び込む水音から、
その静けさをイメージするように思います。
それは長い日本での生活で、
日本の古い池のイメージがあるからでもありますが、
俳句にはそんな細かなことは書かれておらず、
でも様々な情景描写から
その先に何を言いたいのかを読み取ってきたのは
感性ではないかと思います。
(京都 北野天満宮にて。
昨年母と見た梅を、今年は夫と見に行くことができました。
着物姿の人もちらほら。私もまた着物でお出かけしたいな♪)
現代に生きるために、
私たちはこれまで一生懸命
新しいことを使いこなせるように学んできました。
昔ならビデオの予約方法だとか、
今ならスマホやパソコンを人並みに使いこなすことだとか、
洗濯機での毛布洗いや、
炊飯器で雑穀米をおいしく炊く設定など、
感性ではどうにもならないことを、
なんとかがんばってやってきました。
(それが苦にならない人もいるでしょうが、
私にはかなり大変です。汗)
これからもそれはあるのでしょうが、
もうそろそろ携帯電話の機能も飽和状態ですし、
また感性を使うことが見直されてきていますね。
宇宙には
私たちよりずっと進んだ世界があり、
彼らは私たちより進んだ次元にいますが、
そこでは言葉はもう使わないで、
テレパシーでやり取りをするようです。
地球でも昔存在したと言われるレムリアなどでは、
そうした能力がとても発達していたようです。
進化の過程として、言葉を使うようになり、
更に進化するともう言葉は使わなくなるようです。
その時に使うのが感じとる能力、感性です。
テレパシーなどと言うと、特殊な超能力のようですが、
私たちは普段から自然と空気を読んだりして、
当たり前に使っています。
「今日はお母さんの機嫌が悪いな」なんて
小さな子供でも分かりますよね。笑
それをまた積極的に信頼して使っていくといいですね。
第六感とか直感などと言いますが、
それは特殊な能力ではなく、
誰もが使っていくと磨かれ伸びる能力ですから、
日頃から意識して使うようにしていくといいと思います。
また、好きなものをたくさん味わうといいですね。
普段の食事を、愚痴や雑談をしながら食べるのではなく、
豪華なおいしい食事を食べる時のように
集中してよく味わったり、
テレビを見ながら洗濯を畳みながら、電話で話す、
というように、
同時にいくつもしようとしないで、
一度に一つずつ、今していることに意識を向け、
洗濯物の香りや手触り楽しんだりしていくと、
感性は磨かれていくと思います。
そして時には本当に美しい音楽や絵画などを
ゆっくりと味わうのもおすすめですよ。
まずは気軽に名曲集などのCDを聴いてみるのもいいですし、
今は難しいかもしれませんが、
普段は行かないクラシックのコンサートに行ってみたり、
バレエやオペラを観たり、
昔教科書で見た絵画の本物を見に行ってみたりも
おすすめです。
生演奏にはCDやDVDにはない、本物の波動があります。
絵画も、レプリカや写真と本物は波動が全く違います。
美しいものが持つその波動を生で感じてみるのも、
感性を磨くのにとてもいいですよ。
どの音楽が波動が高いかとたまに聞かれますが、
何百年も残っているクラシックなどは、
どれも素晴らしいです。
確かにモーツァルトやバッハなどは
中でも素晴らしいと思いますが、
音楽の場合は演奏家によっても違いますし、
普段あまり聴かない方なら、
そこにこだわり過ぎず、
まずはなんでもいいので聴いてみるといいですよ。
始めは聴いたことがあるような、馴染みやすい、
自分が楽しんで心地よく聴ける曲から
聴いてみるといいですね。
聴き慣れない方の場合、
波動が高過ぎて眠くなるかもしれませんが、
美しい音楽を聴きながらお昼寝も素敵ですね♪
そうして、自然の風や雨の音を味わい、
美しい音楽や絵画などを味わい、
感じる能力を楽しみながら磨いていくと、
幸せを感じる能力も磨かれるでしょう。
感性の豊かさは幸せに大きく影響しますから。
普段つい頭を使って考えたり悩んだりすることが多い方ほど、
ぜひ感じる能力を楽しみながら磨いてみてくださいね。
自然と感謝や幸せを感じるようになりますから。
p.s.
感性を磨くには瞑想もとてもおすすめですよ♪
瞑想は頭を使わずに
呼吸やエネルギーに意識を向け、感じる時間ですから。
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