昨日から降っていた雨が上がった今日は、
夕方には青空が広がり、
澄んだ空気が広がっています。
雨上がりの空ってなんてきれいなのでしょうね！
そう思っていつもの川沿いを歩いていると、
周りの木々たちがうれしそうに歌っているようで、
まるでみんなで一つの
オーケストラか合唱団のようでした。
それが楽しそうだったので、
私も参加したくなり、
ハートのうれしくて楽しい気持ち、
今ここにいる喜びや木々たちへの感謝に意識を向け、
ただ開いていると、
自分のハートの奥から
自然に音楽が流れ出しているのを感じ、
それが木々や川、空と調和し、
それぞれが別々のパートで、
別々のメロディや響きを奏でているのに、
完璧な一つの音楽となっていました。
ああ、世界ってこんな風に愛を感じて喜ぶと、
どんなものとでも共鳴するのだなぁ、
生命ってこうやって使うもの、味わうものなのだなぁと
思いました。
でも日常の私たちは、
やらなくてはならないことや、
やっておいた方がいいこと、
先の予定を立てることに忙しく、
自分のハートを感じることより、
周りの人の目や評価、
人が自分をどう思っているかを
気にすることに忙しく、
過去にうまくいかなかったことや、
未来に失敗しないかどうかを
思い悩むことで忙しく、
誰のそばにもある
そんな美しいオーケストラの一期一会の音楽に、
気づく余裕もありません。
そういう私も、例えば
頭の中で考え事をしたりしていると、
こうした音楽があることにすら気づかず、
人と一緒にいると、話していなくても
その人の存在に無自覚でも意識が向いていて、
周りにある音楽をスルーしていることも多く、
会話をしていたら、その会話に意識が向いていて、
気づきません。
それはちょうど、
大きな音でテレビが付いていても、
頭の中で心配事を考えていると
テレビの内容がまるで入ってこないことと同じです。
多くの人はこうした音楽が聴こえるのは
超能力者や霊能者、特別な能力がある人だけだと
思っていると思いますが、
そうではなく、
本当は誰でもキャッチできるのですが、
自分の意識がそっちに向いていないことと、
ハートが開いていないから繋がらないだけです。
自然のハーモニー、音楽は
テレビのいつもずっとつけっぱなし状態のように
常にあるのですが、
私たちが他のことを考えたり
気にしたりすることで忙しく、
そこに意識を向けない、ハートを開かないから
聞こえない、わからないだけです。
これが正確な例えかどうかわかりませんが、
量子力学では、観測することで存在が確定し、
観測するまでは存在しないと言われていますが、
このこともそれと同じで、
私たちが自然界の大合唱に意識を向け、
聴こうとすることで存在し、
意識を向けない限り存在しないのだと思います。
本当にただそれだけなのだと気づき、
聴こうとしていると、
誰にでもキャッチすることができます。
自分のハートの真実の声や、
魂の声などと同じですね。
今私は「聞く」とか「聴こえる」と書きましたが、
これは何も実際に自分の耳で、
テレビや人の声が聴こえるのと同じように
聴こえると言うことに限定したものではなく、
そういう場合もあれば、
そうではなく、
頭の中で聞こえているように感じるとか、
「音が鳴っている」と耳ではなくハートで感じる
なども含まれます。
（こうしたことについての詳しいお話は
「瞑想セミナー4」でお話しします♪）
耳に実際に音は聞こえなくても、
それがどんなに美しいかや愛が溢れているかは
ハートでつながると、
全身で聞いていて感じ取っているので、
自然と全身の細胞が喜んだり、喜びが溢れ、
感動して涙が流れたりするのです。
ですから耳で実際にメロディが聞こえているかどうかは
重要ではないのです。
もし実際に耳でメロディが聞こえたとしても
それを味わうことができず、感動もないなら、
聞こえることに何の意味があるのでしょう？
あなたが欲しいのは、人への証拠でしょうか？
自分の思考を納得させることでしょうか？
それともハートから溢れる感動でしょうか？
（北海道 富良野にて。
富良野の山や大地の合唱はとても豊かで元気で美しかったです！）
私はこの「耳や目ではなくハートで感じる」、
「証拠を必要とせず、理屈で納得する必要も、
人に証明する必要もなく、
そうだと疑いもなくわかる、感じる」という感覚は、
これからの新しい時代を生きる上で、
とても大事になってくるものだと思っています。
それは、ただの思い込みや勘違いではなく、
理屈や証拠で確定するものでもありません。
自分の内の核の部分は宇宙の全てと繋がっていて、
そこにアクセスすると自然と開かれるもので、
それが活性化していくと、
自分個人の情報や経験を超え、
色んなことが理解できたり、
行き詰まった時に
どうすればいいかがわかったりするものです。
それがわかると、
自分一人の知識や思考、能力などだけに頼って
生きなくてもいいということです。
それは自分一人で全てをなんとかしなくては！
と思って、
無理をして、人に迷惑をかけないように、
人に頼らず甘えず頑張って生きる世界の
卒業を意味します。
そうなるとずっと生きることが楽になり、
未来の心配をしなくてもよくなり、
（「しなくてもよくなる」というより、
「する必要がなくなる」
「しなくていいとわかる」ですね。）
生きることがずっと楽になりますし、
その上、世界に溢れる植物や夜空の星々、
地球の歌を聞いて楽しみ、感動し、
自分も一緒に参加して美しい音楽を創って、
共に喜び遊ぶことができます。
その自然や宇宙の音楽会に参加するのに、
音楽のセンスや才能がない、などと
心配しなくても大丈夫ですよ。笑
その音楽を奏でるには、
ただハートを開いて、
自分のままで、
自分の魂の美しさを生きる時、
自然に溢れ出るものですから。
これは音楽のセンスや才能ではなく、
ありのままの自分を生きることで
自然と響くもの、生まれるもの、
もうあるものなのです。
あなたは何もしなくても
自然界が奏でる音楽に意識を向け、
味わい、楽しみ、
自分も参加したい！と思ったら
自由にハートを開けば、
もう参加していますから(^^)
そうして私たちが参加することを、
自然はいつも待っていて、
喜んで迎えてくれます。
それは部屋に飾った一輪の花や観葉植物でもそうですし、
街路樹や川沿いの草木、
山や森もそうです。
桜が咲くと桜と共に歌い、
豊かに育つ若葉と歌い、
そうして歌って楽しんでいると、
その時に空を飛ぶ鳥たちや、
流れる雲、虫たちもどんどん参加してきます。
すると地球は喜んで、
地球も参加して、
地球の歌となって宇宙に響きます。
ですから自然豊かな場所の方が楽しいですよ♪
これは先ほども書きましたが、
特別な能力がある人だけができることではなく、
誰にでもできることです。
それを楽しむには、
日常のやらなければならないことや、
過去の悲しみや未来の不安にばかりで
頭や心をいっぱいにして意識を向けていないで、
日常の悩みも、自然界の歌も、
観測しなければ存在しない、
意識を向けるともう在る、ということを思い出し、
ただハートを開いて、
自然の美しさを楽しみ、
ハートで聴こう、感じようと意識を向けることです。
そして本当の自分、
ありのままの自分を生きることです。
コントロールを手放し、
ありのままの自分を生きることで、
私たちは自分自身の魂を
最も美しく響かせ、表現することができ、
そう在ることで、
自然や地球、宇宙と調和した
美しい音楽の一部となります。
自然も地球も、宇宙も、
あなたがこの宇宙の大合唱に参加することを
待っています。
参加してみたい！と思われた方は、
今あなたの周りにある自然に意識を向けてみてください。
何もなければ窓を開けて空を見てもいいですし、
お香を炊いて、その火を眺めるのでもいいですね。
また、瞑想で目を閉じて、
空気を味わうのもおすすめです。
これならどこでも誰でも簡単にできますね。
そうして空気に意識を向け、味わい、
思考を少しの時間でも手放し、
ハートを開いていると、
空気の意識と共鳴するようになってきて、
音楽を奏でているでしょう。
空気の意識はとても静かな響きなので、
最初は気づかないかもしれませんが、
ずっとそこに滞在していると
だんだんと感じるようになってくるでしょう。
色んな自然とそうして遊んでいると、
木の種類や花の種類によっても
違いを感じるようになってきますよ(^^)
今日は自然界の奏でる音楽のお話になりました。
こうしたことが
これからはもっと多くの方に広がっていくと思いますし、
そうなるといいなと思っています。
このブログを読んでくださったみなさまと、
自然と一緒に、
一期一会の宇宙で一つだけの音楽を
奏でることを楽しみにしていますね(^^)
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