今日も爽やかな秋晴れが気持ちのいい一日でした。
朝起きると世界が光に満ちていて、キラキラ。
こんな世界に今自分が生きているのだ！と思うと、
感謝しかありません。
先日まで滞在していた京都も本当に大好きで、
昨年の夏に滞在した北海道も本当に大好きで、
ここ長野も、生まれ育った和歌山も、
ニュージーランドも、
フランスやイギリス、ドイツ、モロッコ・・・
どこも本当に大好きです。
どこか一つなんて選べない・・・といつも思います。
選べないので、
色んなところに何度もリピートして旅行に行ったり、
住んでみたりしているのですが、
選べないものは無理に選ばなくてもいいのかなと
今は感じています。
でも生きていると、私たちは先々を考えて、
つい早く決めないと！と思ってしまい、
無理矢理決めようとします。
例えば、
自分が本当は何をしたいのかがよくわからないのに、
でも学校を卒業するから、
もう何歳だから、
食べていけないから、
とにかく仕事を決めないと、と焦ったり、
本当はどうしたいのかまだピンとこないのに、
人生を共に歩きたいと思う相手がいないのに、
でもそろそろ結婚しないと、
子供は産んでおくべき？、
そうすると仕事もそれに合わせて考えなければ、
家は若いうちに買ったほうがいい？賃貸？、などと、
まだどうなるかわからない未来を予測して、
今から悩んだりします。
こうして客観的に見ると、
どうしたいかわからないことを、
でも年齢や一般的な流れに合わせて
いつまでに決める、なんて無理ですよね〜。
そして年齢や世間的な流れではなくても、
自分で一人勝手に焦っている場合も多いです。
例えば、今の自分の人生では満足できなくて、
もっと自分らしく生きたい！と思い、
でもじゃあ何をしたいのか、
自分に何ができるのかがわからず、
それを早く見つけたい！と焦り、
いつまでもわからない、決まらないことをストレスに感じる、
という人は多いようです。
その気持ちはとてもよくわかります！
私もそうでしたから。
でもどうしたいのか？がわからないまま、
早く道を決めようとしても、
選べないものです。
だってどうしたいのかわからないのですから、
無数にある道の中から一つに決めようがないですよね。
しかも、道がなかったら自由に創ってもいいのです。
そんな自由な設定で、
どうやって自分がどうしたいのかがわからないまま、
決めることができるでしょう。
このことについて気づいたことは
たくさんありますが、
まず、そんな状態の時には、
「もしお金の心配をしなくてもいいと
神様が保証してくれたら、何をしたい？」
「もし必要なお金は必ず入ってくるなら、どうする？」
と自分に聞くことです。
私たちの悩みの多くは、
お金に繋がっているので、
そこを一度外して、自分の本音を問うことです。
自分がどうしたいかがわからないのは、
自分が選択可能だと思っているものの中に、
本当に生きたいものがないからかもしれません。
そんなことをしたら食べていけない、
自分には無理だ、と、
無自覚で蚊帳の外に出してしまっているものの中に、
本当にしたいことがあるから、
自分が許可しているものの中からは選べないのかもしれません。
ですから一度お金の問題は外して考えてみるといいですね。
〔長野県 原村 お気に入りのお散歩コースにて。）
それから、「本当に自分がしたいこと」というものを、
とても立派で素晴らしいもの、
素敵なもの、
人に誇れるものであると期待していて、
その中から選ぼうとするから、
そこにはないのでわからない、という場合もあります。
でも実は本当の自分が望んでいることは、
一見平凡に見えること、
地味に感じることかもしれません。
また、自分らしいことは、
特別な才能があること、
人より優れていること、
抜きん出ていることであると思っていたり、
（自分らしいこと、自分が本当にしたいことは、
人との比較や才能で図るものではありませんし、
比較できないこと、
名前のない才能や自分らしさもたくさんあります。）
それをちょっとやりさえすれば、
すぐに周りの人や世間から高く評価されると
思い込んでいる場合もあります。
生前は評価されず、死後に評価された人はこの世にたくさんいて、
画家のゴッホやモディリアーニなどが有名ですが、
彼らはそれでも描き続け、
今では世界中の人が知る存在です。
彼らは自分が心底したいこと、絵を描くことをして、
自分らしく生きていたでしょう。
でも生きている間に評価はされなかったのです。
自分らしいことをしたからといって、
本当に才能があったとしても、
すぐに結果になるとは限らない場合もあるということですね。
（結果につながるかどうかは、
これにもちゃんと理由がありますが、
長くなるのでまたの機会に。）
また更に、本当にしたいことを考える時、
それを職業や仕事と結びつけて考えていて、
だから見つからないのかもしれません。
「自分らしいことをしてお金を稼ぐ」
という枠で考えるから、
こんなことでは稼げない、と
最初から選択肢に入らないこともあります。
その場合、仕事になりそうなこと、という枠を外した時に、
見えてくるかもしれません。
他にも、過去に親や周りの人などから
自分がしたいこと、得意なこと、好きなことを否定され、
それがブロックになって、
そんなことに価値はない、自分には無理だと
拒否している場合もあります。
そんな色んな思い込みや計算が大人の私たちにはあり、
その枠の中で結果につながりそうなことから
本当に自分がしたいことを探そうをするから
いつまで経っても見つからないのでしょう。
そして見つからないのに、わからないのに、
早く見つけたい、見つけなければ、と気持ちが焦って、
無理矢理選ぼうとし、選べないのです。
それは無理ですよね。。
ですから、本当は自分がどうしたいのかがわからない時は、
そんな色んな思い込みや枠があるのかも？と
自分を振り返り、
それを外していくと見えてくるかもしれません。
それには「仕事になりそうなこと」というお金の枠や、
「自分が期待するような素敵なこと」
「人から認められるようなこと」
「昔否定され、これだけは無理、ないと思っていること」など、
自分はどんな枠を持っているのか？と振り返り、
そうでなくてもいいから本当に自分がしたいことは何？と
自分に聞いてみるといいですね。
そうして本当に自分がしたいことがわかるまでは
焦って決めなくていいですし、
決められないものなのだと受け入れましょう。
どうしても私たちは、
外側の世界の流れに合わせて物事を考え、
お金の心配をしたり、周りを見て焦ったりし、
いつまでに決めなければ、と思ってしまいますが、
でも内側の自分に合わせて生きることを受け入れることで、
見えてくるものがあるように思います。
そもそも、本当の自分を生きたいと言いながら、
早く見つけたい！と焦るなんて、
矛盾していますよね。
その生き方、考え方自体が、
本当の自分より外側の世界や都合を優先しているのですから。
ですからまずは今、そんな自分を受け入れることです。
なかなか本当の自分が何をしたいのか？
どう生きたいのかがわからないと、
誰だって焦るものです。
それを見つけなければ、
人生を始めることもできないような気がしたりします。
でもそんな自分であることが人生で、
とっくに人生はスタートしています。
わからない自分を生きている今、
その自分こそが本当の自分であると気づきましょう。
それがあなたで、
何もわからず、決められないのが今の本当のあなたなのです。
その自分を思い切り生き、楽しむ時、
本当の自分をもう生きているでしょう。
すると自然と道が見えてくるのです。
ですから焦らずに行きましょう^ ^
大丈夫です。全ては完璧ですから。
明日もそんな自分を楽しむ一日を(^^)
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