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今日も朝から気持ちのいい青空が広がる
爽やかな一日でした。
でも昨日より空も雲も空気も柔らかく、
風にそよぐ緑がどこまでも優しく感じ、
晴れの日のパーンと張ったような勢いではなく、
「せっかくいいお天気だから楽しまなくちゃ」でもなく、
今ここにいる、自分が存在することに
じんわりと喜びを感じる、
そんな一日でした。
こうしたことも
自分の内側が現れているのだろうと思います。
お天気もただ晴れだとか、曇りだとかが
自分の気分を決めているのではなく、
文字通り現実は自分の反射、鏡で、
内面を外側に映し出しているだけなのだと実感します。
私は今一人暮らしで、
一人暮らしをするのは独身だった会社員の頃以来、
十数年ぶりです。
また誰一人知っている人がいない場所で、
近郊に住んでいる人もいない、
遠方から尋ねて来る人もいない場所で暮らすのは
考えてみれば初めてで、
それが新鮮です。
ニュージーランドやロサンゼルスに数ヶ月滞在した時も、
行く前は誰も知りませんでしたが、
現地に行けばホストファミリーや先生、クラスメイトがいましたし、
四月までいた京都も、
京都に住んでいる友人はいませんでしたが、
夫が遊びに来たり、
大阪の友人が仕事で京都に来た時にちょっと会ったり、
東京の友人が関西に来た時に
京都に立ち寄ってくれたりしましたので、
月に1、2回は人に会ったのですが、
今はそれもありませんでの、
とても静かな毎日です。
こんな経験はなかなかできませんから
自分の内面の変化や影響などに興味津々です。
完全に一人で暮らしていますと、
例えばインドの瞑想道場で暮らさなくても、
余計なものが入ってこないので、
自分がよりクリアになっているように感じます。
街の中で暮らしてはいるけれど、
テレビは見ませんし、
ネットニュースもトップニュース5つくらいを
それぞれタイトルだけ見る程度で、
無駄に話すこともなく、
仕事も一人でしていますので、
人に合わせることもなく、
上司や同僚などもおらず、
余計な人の噂話や愚痴などは入ってきませんし、
興味のない話を聞かされることもなく、
そうしたことの中でストレスを感じている人の
波動を受けることもなく、
がんばらなくても自分のままでいられ、
気を遣う人もなく、
受け取りたくない人やことからの影響がなく、
とても楽です。
今までもほとんど人付き合いはしていませんでしたし、
がんばることも、気を使わなければならないこともなく、
付き合いのある人はみんな素敵な人ばかりで、
ストレスなどありませんでしたが、
ここに一人でいると、それ以外の人から
余計なことが入ってくる可能性すらありませんから、
まるで海外に一人でいるような気楽さで、
それが私にはとても心地いいです。
楽なのは、
余計なことにエネルギーを使わないでいられるからで、
余計なことにエネルギーを使わないでいると、
自分が本当にしたいことが自然と湧いてきて、
自分が本当にしたいことに集中でき、
どんどんそれがクリアになっていくのを感じます。
自分が本当にしたいことがわからないという方は、
他のことにエネルギーを使い過ぎているのでしょうね。
人によっては寂しいと感じたりするのかもしれませんが、
私はそう感じることはなく、
人や世界、自然、宇宙との繋がりを
より深く感じています。
（帯広にて。帯広のある十勝はガーデン街道と呼ばれ、
素敵なガーデンがたくさんあります♪）
そして無駄に言葉を話すことが減った分、
自分が口から出す言葉に
エネルギーが増したように感じます。
今までいかに本当の言葉ではないこと、
どうでもいいことを言葉にしていたかを感じます。
例えば、人が話す「暑いね〜」に対し、
別にそう思っていなくても、
何も特に言いたいことがなくても、
「そうだね、でも明日は少し涼しくなるらしいよ」など、
何か返すのが当たり前でした。
こんなちょっとしたやり取りもコミュニケーションで、
全く嫌なものではなく、
むしろいつも楽しんでいましたが、
そんな小さなものが日常には多過ぎて、
言っても言わなくてもいい言葉をたくさん使い過ぎて、
言葉のもつエネルギーが分散されていたように
今は感じます。
今はセッションがお休みの日は
一日中一言も話しませんし、
セッションがあっても言葉を話すのはその時間限定です。
そんな一日の中で、
例えば「私は生きている」など、
あえて一人で何かを言葉にしてみると、
その言葉にエネルギーが宿っていることを実感します。
大声でなく、ただ普通に
「私は今ここにいる」とか、
「私は全てと繋がっている」など、
声に出して言ってみますと、
その言葉のもつエネルギーを感じ、
自分のエネルギーが言葉に乗るのを感じ、
それが宇宙に響いているのを感じます。
言葉ってこんなにエネルギーがあるものなのだ、
言葉ってこうして使うものなのだ、
と知りました。
そういえば、一日に話したい言葉の数は、
女性は2万語、男性は7000語というデータを
聞いたことがあります。
（他の研究では男女ともに1万5000語程度との話も。）
どうやら人は、
言いたいことがあるから話すだけではなく、
ただ話したい欲求があるようです。
それは世間話であっても人に聞いてもらうことで
満たされないもの（愛）を
埋めているのかもしれませんし、
（孤独なお年寄りが話が長いのはそのためかもしれません。）
言うという行為はエゴの欲求かもしれません。
でもそもそも満たされていると、
そんなに話さなくても、聞いてもらわなくても
大丈夫なのだと思いますし、
エゴの欲求に任せてたくさん話すことを手放すと、
無駄にエネルギーを消費しなくなり、
本当に自分がしたいことに使えるように思います。
人から入って来る言葉も、
自分が出す言葉も、
わかりやすい愚痴やゴシップ、ネガティブなことではなくても、
人生にあってもなくてもいいくらいのものを手放すと、
自分のエネルギーが増し、
クリアになり、
本当の自分がわかるようになったり、
本当にしたいことが何かがわかるようになったり、
本当に生きたい人生を生きることに
エネルギーを使えるようになります。
一人で誰も知らない街で暮らしてみて、
そんなことを実感しています。
これまでも波動を整えたい時などに、
一人で誰とも話さず数日過ごすことはたまにありましたが、
（夫と二人暮らしでしたが、
生活時間をずらせば問題なくできました。
うちはお互いに相手のペースは気にしないので。）
北海道に来てひと月余りが過ぎ、
完全に一人で長くいることで
より深く違いを感じています。
こうして自分を観察するとおもしろい発見が色々あります。
そうしたことは
住みたい場所で暮らしてみたいという夢を
現実にすることで出会った偶然の産物ですが、
でも実はそんなものこそが大切で、
自分が自覚している夢は、
それに気づくための機会なのだろうと思います。
だからやっぱり、ふとやってみたくなったことを
やってみることが大切で、
やってみることでしか、
見つからないことがあるのだ、と
この記事を読んでくださった方に
伝わるといいなと思います。
長くなりましたが、
人から入ってくる言葉も、
ネットやテレビ、新聞などから入ってくる言葉も、
自分から出す言葉も、
言葉を最小限に減らすと、
自分がクリアになり、
本当の自分がよく見えるようになり、
本当に生きたい人生を生きるエネルギーが湧いてきます。
もし今、自分が何をしたいのかがわからない、
本当の自分を生きるエネルギーが足りないと思う方は、
一度できる範囲で試してみてください。
みなさまが本当の自分を生きる毎日でありますように。
p.s.
普段の言葉が減ったことで、
このブログの言葉のエネルギーもアップしていると思います♪
多くの方に届きますように。
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