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今日はちょっと長めですが、
ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)
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今日の帯広は朝から気持ちのいい風が流れる
高原のような爽やかな一日でした。
11時ごろの気温が22度、湿度は40%で、
午前中は空には白い羽のようなすじ雲があり、
空が高くてまるで秋のような空気でした♪
さて、お金のことについて話すのは品がない
という価値観もありますが、
お金を通して自分や社会を眺めてみると
見えること、気づくことがたくさんあります。
現代社会で生きる私たちにとって、
お金はなんだかんだ言って大事なもので、
だからこそそこに本音が現れるのです。
ここで質問ですが、
あなたにとってお金より大事なものは何ですか？
じっくり考えて自分なりの答えを出してから、
先を読んでくださいね。
こう聞かれると、多くの人が健康や家族と答えますが、
でもそれは本当でしょうか？
お金のために仕事が辛くても辞められず、
体や心が病む人はたくさんいますし、
家族のためと言いながら、
家族との時間や家族の笑顔よりお金を稼ぐことを優先し、
家族は後回し、という話もよくあります。
また逆の立場で、家族が大事と言いながら、
ご主人が辛そうでも仕事を辞められると困る、
と思う人もいます。
これで本当にお金より大事だと
言えるでしょうか？
（責めているわけではなく、
本音の気づきのきっかけになればと書いています。）
人のどこを見れば本音がわかるかと言いますと、
行動です。
口では良いこと、綺麗事を言えても、
本当に思っていないことは行動できないもので、
健康や家族より仕事を優先していると言うことは、
健康や家族よりお金が大事だと思っているからです。
いや、家族を守るためにお金が必要だから、
と言うのはとてもわかるのですが、
でも本当に家族が大事なら、
例えば家族のために、笑顔で元気でいたいと思ったり、
家族の笑顔のために
行動が変わるなどするでしょう。
また、お金より大事なものとして、
夢を叶えることと言う人もいます。
でもその夢のためにお金を使うことに
躊躇する人もいます。
夢より仕事を優先している人もいます。
自分の夢にこんなに貯金を使ってしまって
本当にいいのか？と不安になり使えない、
と言う人は結構います。
こうしたことがダメと言っているわけではなく、
お金を通して自分を眺めることで、
自分の心の奥底にある
価値観や普段見ないでいる不安に
気づくきっかけにしていきたいですね。
ところで、日本人は他の国の人に比べ、
入ってきたお金を使わずに
貯金する傾向が強いそうです。
これは将来年金がどうなるのかわからない
という不安もあるのかもしれませんが、
もう一つ、人を頼れない、頼ってはいけない、
自分でなんとかしなければ、という思いが
強いようです。
人を頼る＝迷惑をかける、
という意識があるのでしょう。
この考えがはっきりと現れているのが寄付で、
ほとんどの先進国では
収入の2~3%寄付をするそうですが、
日本人は0.08%だそうです。
（低所得者層、中所得者層で％に大きな差はないそうです。）
これは金額にすると、
他の先進国は成人一人で年間に13万円、
日本人は2500円になります。
人に頼れない、は、
人を助けない、とセットなのですね。
迷惑をかけてはいけない、
かけないように自分でなんとかしなくては、
私だってそうしてがんばっているのだから、
あなたも自分でがんばるべきだ、
になるのでしょう。
（帯広の公園にて。）
こうして眺めてみると、
日本人の多くは、
自分や人や社会、世界、宇宙ではなく、
お金を信じているのでしょうね。
困った時に助けてくれるのは自分のお金だけだ、
だからお金を貯めなくては、と。
なんだか寂しい感じがしますが、
これを変えるのには、
まず、お金より大事なものは何か？
お金以上に信じているものは何か？
を正直に見つめることです。
そこで「・・・ないかも。」と気づくかもしれません。
これは結構衝撃を受けると思いますが、
自分の本音に気づくことで、
自分は自分や人、社会、宇宙を信頼していないのだ
と気づき、
ではまずは自分を信頼してみよう、とか、
困っている人に定期的に寄付をするようにしよう、とか、
行動を変えることで
自分の世界が変わっていきます。
日本人は寄付団体も信用していない人が多いですよね。
寄付団体で働く人にお給料が支払われると
着服だ、と怒る人もいます。
そこで働く人が生活できなければ、
寄付団体は成り立たず、
寄付は回らないのに。
そうした意識があるから、
寄付が広がらないのでしょう。
これも他人を信じられず、
お金だけを信じていることの現れでしょう。
自分が汗水垂らして稼いだお金が、
本当に貧しい人や災害に遭った人に届くのはいいけれど、
それを支援するために働く困っていない人に渡るのは、
1円たりとも許せないのです。
善意は無償のボランティアであるべきだ
という意識があるから、
優しさが広がりにくく、
受け取れないのでしょう。
ちょっと？かなり？ダークな
現実面のお話をしましたが、
これからの人生を、
お金の面でも、精神面でも
豊かに生きていくためにできることを
最後にお話したいと思います。
お金を使う先、使い方に本音が現れます。
お金は大事ですから、
その大事なものをどう使うかに
自分の本音が自然と現れますし、
その根底にあるもの、
信じているものが自分の世界を創っています。
自分も、人も、社会も、宇宙も信じない
と言う価値観の元、
今までと同じようなお金の使い方をしていると、
そのままの世界が実現します。
それは人を頼れない、人を助けない、
自分でなんとかしなければ、という世界です。
その生き方のままですと
自分の首をどんどん絞めていくことになります。
それを変えるには、
まず自分がお金の使い方を変えることです。
簡単なことですと、
寄付をする習慣を取り入れるといいですね。
コンビニで余った小銭でもいいですが、
できれば1000円単位でするようにしてみましょう。
行動を変えることで、
少しずつ社会を見る目が変わったり、
お金が循環しているのだという意識が
根付いてくるでしょう。
今までは、
自分の持っているお金だけが自分のお金
という意識だったのが、
そうして循環の輪に入っていくことで、
社会のお金は自分のお金でありみんなのお金であり、
誰のものでもない、
という意識になっていくでしょう。
そうして意識が拡大すると
おもしろいことに入っていくお金が増えます。
ですからそれ目的でもいいので、
使い方を変えてみるといいですよ。
ポイントは、ただ1回2回寄付をして、
「まだ収入が増えない！」と思うのではなく、
思い切って1万円寄付をしてみた時に、
何を感じ、何に気づくか、です。
寄付をする時に、
お金がないと言いながら、
でも今手元に1万円あり、
これを寄付しても今日も屋根の下で眠れ、
ご飯も食べられるのだから、
自分は豊かなのだなぁと気づくかもしれません。
そうした気づきが、
今までお金を信じていた自分から、
自分や人、社会や宇宙を信頼することに
つながっていくでしょう。
寄付する先はお好きなところでいいですが、
寄付団体に限らず、
ご自分が応援したいと思う人、好きな人に、
直接寄付させてくださいと聞いてみるといいですよ。
私もやったことがありますが、
理由もなく受け取ることに抵抗がある人もいますが、
お金の循環にオープンな人は喜んで受け取ってくれます。
口座番号さえわかれば、
そこに振り込むだけですから簡単です。
その時にお礼などを期待しないで、
させていただくことを喜び楽しみましょう。
自分がさせていただく側ですから。
（ここは大事です！）
ちなみに、お礼がないなどで気分が悪くなったなら、
その時こそ自分を見つめるチャンスです。
自分にどんなエゴがあるのかを
じっくり見つめ、手放していきましょう。
今日は長くなりましたが、
お金とはまだ長いお付き合いになるでしょうから、
お金と向き合い、
仲良く楽しいお付き合いにしたいですね(^^)
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