今日は雨降りの一日でした。
雨の日もリビングのカーテンを開け、
雨空を眺めたり、
お隣の大きな桜の木の緑を眺めたりする時間は、
頭も心も空っぽになる落ち着く大好きな時間です。
桜はお隣さんの家の北側の小さな裏庭にあり、
でもお隣の二階の屋根より背が高く、
私の住んでいるマンションの塀を乗り越え、
飛び出す勢いです。笑
きっと植えた時は小さな苗木だったのが、
すくすくと大きく育ったのしょう。
毎日見るたびに大きく葉を茂らせていて、
お天気や環境に負けず成長する木から
いつも元気をいただいています。
植物は自分で、どこの家の庭の
どこで生きたいとリクエストできませんが、
その場所で精一杯生きていて、
それはとても励みになりますし、
そのたくましさは見習いたいところです。
たくましさを見習いつつ、
でも人は今の時代、どこに住み、どこで働き、
どんな風に生きるかを
自分で選ぶことができます。
1000年前の日本から考えると、
職業も自由に選択でき、土地に縛られることもなく、
私たちはなんて自由で選択の幅が広がったのかと思います。
今しか見ていないと、
仕事を選ぶことも、住む場所を変えることも、
生き方を選択することも難しいと思いますが、
そうして少し視野を広げ、
時代や世界から今の自分を見ると、
どれだけ素晴らしい今にいるかがわかり、
すでに自分を縛るものはなく、
いつでも自分で自由に何もかもを
選択することができると分かります。
自分の生きる世界をどう見るかや、
自分の人生をどう捉えるかは自由です。
例えば、その時の体調や状況にあわせて、
それを受け入れ活かし生きようと思うこともできますし、
植物のように与えられた環境でがんばろうと思い
生きることもできます。
また、せっかく自由に選べる時代、
自由に選べる人間に生まれたのだから、
生きたい人生にあわせて
場所や仕事、暮らし方などを
自分で決めることもできます。
どんな考えでどう選ぶかも自由ですから、
せっかくなら一番自分らしい価値観で
望むあり方を選んで生きたいですね。
（ノルウェー ベルゲンにて。）
でも多くの人は自分でそれを選んでいるという意識や自覚がなく、
状況にあわせて生きているだけだと
感じている人も多いようです。
主体的に自分の価値観からあり方を選択する
という意識がなく、
状況が先でそれに合わせることが「普通」に
なっていることも。
みんなこうだから、こういうものだと
みんなと同じ選択肢をあまり考えずに選んでいたり、
自分には特別な才能などないから、
特別なことはできないから、
みんなと同じ普通の道を歩むことができればと
思っていたり、
したいことをするのはハードルが高そうだから、
したいことをして生きることを考えず、
できそうなことをして生きることを考えたり。
どう生きたいのか？
どうありたいのか？
どんな人生なら本当に自分らしいと思えるのか？
この質問を繰り返し何度も問い続け、
見つけた答えを、実際に生きることを本気でやってみて、
その中で違ったところを発見し、
その時の自分に合わせて形を変えながら
自分で見つけて創っていくということをせず、
ただ「自分らしい人生」は何か？という
答えだけを求める人もいます。
でもこの問いの答えは同じ一人の人でも
決まったものではなく、
自分が実際に生きてみることで
見つけていくものだと思います。
またそれは一度見つけても、年齢を重ねると変化したり、
価値観が変わるとまた変わってきたりしますから、
常に「今の自分」に合わせて
少しずつ変化していくのが自然だと思います。
ですから一つの正解があるわけではないと思いますので、
その時の自分の大切にしたいことに合わせて
自分でデザインしていくといいように思います。
例えば、残業が多い仕事に転職すると、
それにあわせて暮らしが変わります。
いつも疲れていたり寝不足だから、
外食が増え簡単な食事で済ませるかもしれませんし、
休日は寝溜めの日になり、
新しいことに挑戦する気力もなかったりします。
（以前の私です。笑）
子育て中だと自分のことより子供のことで精一杯に
なったりするかもしれません。
独身と既婚でも暮らしや価値観が変わると思いますし、
年齢を重ね体力が変化すると
大きな家よりこぢんまりとした家のほうが
掃除や管理が楽でいいなと思うかもしれません。
その時により同じ自分でも状況にあわせて
暮らし方や生き方は変化するものですが、
そんな中でも、こうだから仕方ないと
状況にただ合わせるだけでいるのか、
逆にその時の自分にあわせて仕事や生活の方を変えるのか。
その状況の中でどうすればより自分らしく
生き生きとした毎日になるか？と考え、
自由な発想でやり方を工夫してみるのかは、
その人次第です。
残業の多い仕事だから仕方ないと考えるのか、
体や暮らしを大切にできる、自分に合う仕事を探したり、
子育て中でも、「だから無理」で終わらず、
どうすれば自分の時間を持てるか？
自分のしたい仕事を続けられるか？と考え、
工夫して楽しんでいる友達もたくさんいます。
私も昔は、地方に住んでいると選択肢が限られていて、
この中でやりたいこと、できることを考えても
あまりワクワクせず、
どこにも居場所がないようで
違和感が大きかったのですが、
今はこうしてネットを使ってどこに住んでいても、
色んな形を自分でアレンジしていける時代になり、
選択の自由度がグンと上がりました。
せっかくこんな自由な時代に生きているのですから、
まずは自分がどうありたいのかを考え、
それを軸に自分の人生をデザインしていくことを
楽しんでみてはと思います。
植物のようにその場所で精一杯生きるのも、
他が難しいからという消去法でなく
それが自分の前向きな選択であれば素敵です。
ただ私たちは選択できますから、
嫌なら、辛いなら、
選びなおして別の場所で生きることも自由です。
選択権は、状況や世の中、才能などではなく、
自分にあるといつも忘れないでいたいですね。
みなさまの明日が自分らしい輝きに満ちたものでありますように(^^)
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瞑想歴24年 和歌山市在住 北山裕子
東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナー等を主催。
エネルギーヒーラー。
23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思い出はじめた瞑想で
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