今日も冬らしい空が美しい一日でした。
冬の光と雲がドラマティックで、神々しさを感じました。
空はいつも新しい気づきやインスピレーションを
与えてくれますね。
空は、人生で何度も読み返す大切な一冊の本と同じか
それ以上の、真理やメッセージにあふれていますね。
人は宇宙から見れば短い一生で、
その中でそれぞれに精一杯生きていますが、
それでも一度や二度の人生で学びきれるわけもないほど
果てしなく気づき学ぶことがあり、
みんなその長い旅路を一歩ずつ歩んでいるのだなと
思います。
ふと思い出したのですが、私が小学生の頃、
図工の時間に絵の具で何かの絵に色を塗っていた
時のことです。
パレットに白絵の具を出し、そこに黒を混ぜて
薄い灰色を作ろうとしたのですが、
黒が思ったよりたくさん出てしまい、
そのまま白と混ぜるとほぼ黒になってしまいました。
しまったなと思い、そこに白を追加したのですが、
あまり変わらずほぼ黒のらままでした。
おかしいな、半々くらいにはなったと思うのにな
と思いながら、
更に白をたくさん追加したのですが、
思う色にはほど遠くまだ黒すぎて、追加を繰り返し、
結局白が足りなくなりました。
黒の影響力はすごいな!と思ったのを覚えています。
また別のお話ですが、
大学生くらいの時、全然料理をしたことがなかったのですが、
その頃始めて食べたタイ料理がおいしかったので
家で作ってみたいと思い、
当時はまだ簡単にできるペーストなどなく、
タイ料理のレシピを大きな本屋さんに探しに行き、
スパイスをわざわざデパートまで買いに行きなんとか揃え、
家でレシピ通りに作ってみました。
その時はタイ料理で有名なトムヤムクンというスープを
作ったのですが、
当時全く料理ができなかった私は科学の実験のように
とにかくレシピ通りに作り、
なんとか完成し、味見をしてみましたら、
すごく辛くてビックリで、とても飲めませんでした。
(途中で味見もしませんでした。
料理ができない人のお約束の失敗例ですね。汗)
驚いて水を足し、辛くない他のスパイスなどの材料も追加し、
また味見をしましたが、全然辛さがおさまらず、
何度もそれを繰り返していたら、
気づくと実家の大鍋3つ分のスープが出来てしまいました。大汗
少し辛いのはマシにはなりましたが、
もう味見で飲んでお腹いっぱいで、
この大量のスープをどうしようかと思ったことがありました。
ちなみに、そこにちょうど姉が帰ってきて、
姉は辛いものが好きで喜んで二、三日かけて
飲んでくれました。
今では懐かしい思い出です。
ふと思い出した二つの思い出ですが、
絵の具もスープも、
元になっている多過ぎたもの(黒さ、辛さ)をそのままにして、
調整しようとするととても大変で、
なかなか変わりませんでした。
もう混ざってしまっていたので、
いらないものだけを取り出すことはできなかったのですが、
でも同じくらい反対のものを足せばいい
というものではありませんでした。
今日空を見ていて、人の心のきれいさや優しさ、愛なども、
同じなのかもしれないなと思いました。
(今日ではないですが、近所の海にて。スマホ撮りです。)
人はみんな多少の差はあれ、
ピカピカに心がきれいな完璧な人はそういませんから、
(本当にピカピカなら地球は卒業しているか、
ブッダやキリストのようないわゆる神様の立場に
なっているでしょう。)
みんな濃さに違いはあれど、
白絵の具に黒絵の具が混ざったような、
辛いスパイスが効き過ぎたスープのような感じなのだと思います。
そこから少しずつバランスの取れた姿、目標とするものに
磨いていく途中なのでしょう。
人との関係や社会の中で様々な経験をすることで
気づき学び、
一滴ずつ澄んだ水を足すように、
一滴ずつ濁った水が浄化されるように、
変わって行くのだろうと思います。
私たち一人一人の海は大きく、
一滴変わってもまだまだ先は長いですが、
そうして投げださずに生きてきたから、
今の私たちがここにあるのだと思います。
大きな海だから、一滴の差なんて変わらないか
と言えば全くそうではなく、
その一滴は、今あなたが抱えていてなかなか手放せない
不安や恐れだったり、許せない気持ちだったり、
変わりたいのに変われないで悶々としているものです。
一滴の重さや価値はそういうものです。
だからたった一滴の差、されど一滴の差であり、
完璧に澄んだ海の人だけが素晴らしく、
自分の上にあるのではなく、
一滴二滴でも自分より磨かれている人は
例え他の部分で未熟に見えたとしても
みんなとても尊敬する人です。
周りには自分の一歩先を歩く先輩がたくさんいて、
同じように磨こうとする仲間や後輩もいます。
人はそうして短い一生で何滴か、何十滴か、
生まれる前より磨かれて還るのでしょう。
もちろん前より濁ってしまうこともありえますから、
そうならないように、一滴一滴、コツコツと
目指す方向に進んでいけるよう、
日々を大切に過ごしたいですね。
そうして磨くこと、きれいな澄んだ海にすることは、
苦しい修行や楽しみを手放した先にあるものではなく、
いつもの毎日の中にあります。
これは苦行ではなく、自分のままに気づき戻る旅です。
喜びや感謝、笑顔やあたたかく人を見ることなど、
自分の中の愛を生きることで磨かれます。
私はスープ作りで辛さを取り出せませんでしたから、
大量のスープができてしまいましたが、苦笑
人は不要だと思うことを手放していけます。
持ったまま整えようとすると難しいですが、
人を信じられないことや、恐れ、恨み、許せない気持ち、
妬みや執着なども、
私たちは手放していけます。
すると大きな海も澄んだ水になるのは
そのまま水を足すことだけで対処するより
ずっと早くて簡単なのです。
何かを手に入れると海がきれいになると思って、
特別な能力や特別な方法など「何か」を探す人もいますが、
足すことより、特別な浄化方法を探し回るより、
いらないものに気づいて手放したり、許したりしながら、
軽やかになった分、優しさや笑顔で満たしていくほうが
ずっと現実的で合理的な方法です。
それは自分ですることです。
誰も代わりにすることはできません。
宇宙から見れば短い一生ですが、
生きていると苦しいことや辛いこともあり、
長く感じることもある一生です。
私は昔はいつも何度何度も、
「いつまで生きていなければならないのだろう」
と思っていました。
でも今はそうは思いません。
生きることは素晴らしいチャンスだと思います。
それは頭で思おうとしているのではなく、
心でそう感じています。
生きている間に自分を一滴一滴磨きながら、
たくさんの優しさや温かさに出会えることを楽しみ喜び、
笑顔でいつか還れるといいなと思います。
みなさまもどうぞこの旅を楽しまれますように。
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瞑想歴23年 和歌山市在住 北山裕子
東京や大阪を中心に瞑想セミナーを主催。 エネルギーヒーラー。
23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思い出はじめた瞑想で
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