今日は、子供に対する不安や、
自分の中にある不信感や恐れについて
深く向き合いたい方に、大切なお話です。
子供がいない人も、
昔私たちは親にとっての子供だったので、
気づくことがあるでしょう。
ちょっと厳しいなと感じる内容もあるかもしれませんが、
責めるためではなく、
ここに気づくと
もっと信頼と安心でつながる人間関係を
作っていけますので、
ぜひ心を開いて最後まで読んでみてくださいね(^^)
・
親が子供を心配するのは親心ですが、
中でも、子供に過剰な期待をかけすぎたり、
心配から女の子だからと厳しく制限する、
不安から怒ってしまうなどがあるなら、
それは自分と向き合うことが必要なサインです。
特に、娘を過剰に心配する母親や父親は多いです。
男の子でもそうですが、
それは子供のためと言いながら、
子供が傷つくと自分が辛いから。
自分が痛みを感じたくないから。
宝物のように大事で大切な存在を
誰かに傷つけられるなんてとても耐えられないし、
傷ついて泣いて苦しむ子供を見ることになったら、
きっと自分がボロボロになる程自分を責めて、
自分が後悔するから。
そんな思いはしたくないから。
その心配は自分を守るためなのです。
でも親はそれを「子供のため」とすり替えます。
でも子供はそのことに気づくものです。
それはあなたが子供の時にそうだったように。
そして子供は、それに強く反抗するか、
親に愛されたくて、親を安心させてあげたくて、
親の望みや期待に応えようとして
それに従ううちに、
大人になって、もう自由にしていいと言われても、
自分が本当はどうしたいのかが
わからなくなってしまうのです。
そうして多くの親は、自分の恐れから、
娘に対してこうあるべきだと押し付け、制限したり、
年頃の娘の行動を自分が安心できるように
コントロールしようとします。
それは例えば、息子に対して、
「もっと勉強をしなさい、男の子なんだから」
ということも同じです。
(これは娘にもあることですが。)
将来稼げないと生きていけない、
そうなって苦労して欲しくない、
そんな子供の姿を見たくないと思う自分の心配が、
子供をコントロールしようとしているのです。
親が子供を心配し、
傷つかないで幸せに生きて欲しいと思うのは
自然な親心で、愛です。
それは間違ってはいないのですが、
幸せを願う気持ちの根底にあるのが恐れなら、
それは子供をどうにかして言うことを聞かせ、
大丈夫であるようにしようとする前に、
自分の内面と向き合い、癒すことです。
それは子供の問題ではなく、
自分自分の問題なのです。
自分が子供の頃に親に対して思ったあれこれも、
自分が大人になると、
「親になって親の気持ちがよくわかる」と
多くの人が言います。
それは本当に愛だったと気づくことも
たくさんあるでしょう。
でもある部分では、
自分の親やその親もみんな、ずっと、
自分の中の恐れを持っていて、
自分が親になった時に、
自分にも同じ恐れがあるから、
コントロールしたくなるものだ、と、
自分の心配を都合よく納得しているだけかもしれません。
今自分が子供だった頃を思い出してみてください。
あなたは親に
自分を信頼して欲しかったのではないでしょうか?
どうしてそんなに先回りして
あれこれ心配し、
口出しするのかと思ったりしませんでしたか?
心配から行動を制限されることが
窮屈ではなかったですか?
もっと信用してくれていいのに、と思いませんでしたか?
親の不安からくる「ああしろ、こうしろ」と言う言葉から、
子供はどんどん「世界って怖い場所なんだ」
「将来って不安なんだ」
「誰も助けてくれないんだ」と学んでしまうのです。
不安をどうにかする方法として、
相手や世界をコントロールすることや、
先回りをして保険をかけること、
嫌われないように上手に生きることを学び、
親の言動から、
もっと強く握りしてめいないと
今の幸せは無くなってしまうんだ、
と学んでしまうのです。
そして、そうやって育ってきた私たちは今、
学んでしまった不信感や恐れを
どうやって手放せばいいかわからない
と悩んだりするのです。
子供にもそれを学ばせたいでしょうか?

子供には安心して自分らしく輝いて生きて欲しい、
幸せで豊かな世界を自由に創造して生きて欲しい、
と思うなら、
心配することや、
こうあるようにとコントロールすることではなく、
自分と向き合い、
不安や心配の元になっている自分の傷を癒やし、
子供を信頼しましょう。
必要なアドバイスや助けはしながら、
傷つかないようにと心配ばかりするのではなく、
子供の持つ力をもっと信頼しましょう。
あなたが親からそうされたかったように。
そして、
もし傷つくことがあったとしても大丈夫だと
教えてあげましょう。
何があってもあなたを信頼し、そばにいると
伝えましょう。
どんなあなたでも見捨てたりしない、
あなたが困ることや辛いことがあったら、
帰ってくる場所、頼る場所はここにあるよと
伝えましょう。
それが本当の愛で、
本当の愛は、不安から縛るものではなく、
相手に安心感を与えるのです。
それが何より大切な存在にしてあげられることです。
その大きな安心感を子どもに与えることで、
子供は自分らしく大きな翼を自由に広げ
羽ばたけるのです。
もしあなた自身が子供の頃に
それを受け取れなかったなら、
今、自分のインナーチャイルドに
それを伝え、届け続けてあげましょう。
今日は人によっては
厳しく難しい内容だったかもしれませんし、
納得できない内容だったかもしれません。
私は子供がいませんので、
子供を持つ親の本当の気持ちは分かりませんから、
子供がいない人の言うことは
綺麗事だと思うかもしれません。
それでもいいです。
実際そうかもしれません。笑
私自身、経験してないことは
偉そうに書きたくないなというのがあるので、
普段は子供のことはあまり書かないのですが、
今日は瞑想で繋がった時に、
この内容が届いたので、
受け取ったまま書いてみました。
親にはなっていませんが、
私も昔は親にとっての娘でしたので。笑
読んでみて
引っかかることや、抵抗感を感じたこと、
受け入れたくないこと、
納得できないことなどがあったなら、
それは自分の中に何かがあるということです。
そのモヤモヤや抵抗感の裏に
何があるのか?を深く向き合ってみると、
大きな発見があるかもしれません。
それはきっとあなたのこれからの
人間関係をより深い信頼と愛でつながるものにし、
あなたの世界をもっと自由で軽やかにし、
大きく成長させてくれるでしょう。
そして最後にお伝えしておきたいのは、
親の愛は、たとえ色んなものが混ざっていたとしても、
嘘や自己満足だけではないということ。
それは子供もどこかでわかってたり、
いつか必ず気づくものです。
ただ親自身の傷により、
その表現が歪んでしまっているだけです。
でもせっかくならその歪みを整えると、
もっと大きく美しく子供と響きあえ、
幸せが広がる関係になれるでしょう。
世界中の子供達が、重い荷物を背負わずに、
不安ではなく安心の中で信頼を学び、
自分らしく輝いて生きる世界となりますように。
そしてかつて子供だった大人たちも、
恐れを手放し、
安心感の中で無邪気な子供のような笑顔で
生きる世界となりますように(^^)
p.s.
明日はブログはお休みデーです♪
明後日またここでお会いしましょう(^^)
プロフィール 北山裕子
摂食障害を治すために瞑想を始め、
数ヶ月ですっかり改善しましたが、
その後も続け瞑想歴30年になりました。
現在、遠隔でのエネルギーヒーリングや、
オンラインで瞑想セミナーや直感を磨くセミナー、
個人セッションをさせていただいています。
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