なぜ幸せになれないのか?
「幸せになりたい」
「豊かになりたい」
「健康になりたい」
「夢を叶えたい」と願っているはずなのに、
なぜかちょっといい感じになってきたと思ったら、
また問題が起こったり、
なぜか幸せがもうすぐ手に入ると思うと、
怖くなったり、不安になったり、
心がざわついたりして耐えられなくなったり・・・。
そんな経験をしたことはありませんか?
中にはそれを何度も繰り返している人も
いるかもしれません。
私たちは「幸せになりたい」と願う一方で、
無自覚で、
心の奥深くでは幸せや豊かさなどに
抵抗していることがあります。
これは単に「幸せになれなかったらどうしよう」という
未来への不安だけでなく、
「本当に幸せになってもいいのだろうか」
「幸せになることが怖い」といった、
より根源的な恐れが潜在意識にあるからです。
こうした恐れは魂の学びや成長に深く関係しています。
今回は、潜在意識が
幸せになることを拒否する原因や理由と、
そのブロックを解消する方法を
5つのステップでご紹介します。
内容がかなり濃く長くなったので、
今回は前編・後編に分けて、
今日と明日で書きたいと思います。
今日はその前編で、
潜在意識が幸せになることを拒否する原因や理由について
詳しくお話しします。
幸せを受け取ることができるように、
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)
幸せになることへの恐れとは
「幸せになれなかったらどうしよう」と思う怖さは、
わかりやすいのですが、
それと同時に「幸せになることそのものが怖い」という
覚えのない怖さが加わっていることがあります。
それは潜在意識が大きく関わっています。
人は過去の傷ついた体験や、
社会で生きてきて学んだこと、パターンによって、
「幸せは私には不相応だ」
「いつか壊れるもの」
「手に入れたら妬まれる」
「幸せになると愛されない、嫌われる」などの
思い込み、信念を持っていたりします。
幸せの手前でストップがかかる原因
また、幸せの手前でストップがかかる原因としては、
「これを手に入れたら、もう失敗できなくなる」
「この先にはもっと大きな苦しみが待っているはず」
「もっと頑張らなければならなくなる」
というような無意識の怖さがあり、
成功することや幸せを受け取ることに
無自覚で抵抗を感じ、
幸せを受け取ることをためらわせ、抵抗させ、
自ら手放す行動をさせます。
これは自覚していないことも多いので、
自分では、
何故あと一歩のところで上手くいかないのかがわからず、
自分は運がない、ツイてない、持ってない人間なんだ、
努力が足りない、才能が足りないんだ、
自分は何をやっても届かない、
そんな星の下に生まれたんだ、
結局うまくいくのは限られた人だけ、と思ったりします。
でも本当はそうではなく、
自分が抵抗しているだけなのです。
様々な潜在意識が抱える幸せになることの恐れ
他にも色んな
「潜在意識が抱える幸せになることの恐れ」があります。
いくつか挙げてみますと、
1 幸せを失うことへの恐れ
これは先ほども触れましたが、
人は、「もし幸せになれなかったらどうしよう」
と思うものです。
でも実は
「幸せになった後にそれを失うこと」への恐れも
大きいのです。
例えば、素敵なパートナーができても、
こんな私ではいつかフラれるんじゃないか、
本当の自分を知ったらガッカリされるに違いない、
浮気されるんじゃないか、
自分より先に死んじゃったらどうしよう、と思うと怖くて、
そんな恐ろしいことを経験するくらいなら、
このままでいい、と思ったりします。
成功や豊かさ、信頼なども同じように、
手に入れて、それを失うことが怖いのです。
手に入れた幸せが壊れたら、
今よりもっと傷つくのではないかという自己防衛が働き、
無意識下で幸せそのものを避けようとします。
2 幸せになることへの罪悪感
「私だけが幸せになっていいのだろうか」
「家族や親しい人が不幸なのに
自分だけが満たされていいのか」
という罪悪感も、
幸せへの抵抗を生み出す要因です。
これは幼い頃の経験や、
社会的な価値観が潜在意識に影響していることが多いです。
3 自己価値の低さ
「自分は幸せになる価値がない」といった自己否定の感情は、
幸せを受け取ることそのものをブロックします。
自分はそんな幸せを受け取るに値しない、と思っていると、
それを差し出されても
受け取ることができません。
自分には愛され、幸せになる、豊かになる価値がある、と
気づき、認め、受け入れることは、
私たちの魂の学びの大事なポイントの一つです。
4 変化への恐れ
幸せになることで、
これまでの自分や周囲との関係が変わってしまうことへの不安も
本能や潜在意識に根付いています。
人は無意識に現状維持を選びがちで、
新しい幸せを受け入れることで起こる変化に抵抗します。
また、自分が変わることで、
周りの人からどう思われるか、
妬まれたり、出る杭は打たれる、という恐れも
あるかもしれません。
実は不幸でいたいと思っている?
その他にも、例えば、
子供の頃になんでも器用にできたことで、
親からかまってもらえず、
他の兄弟ばかり世話を焼いてもらって、
自分は放置されていたと感じていた、とか、
病気の時だけは大事にしてもらえた、
などの経験から、
幸せでない、うまく行かない方が愛される、
自分が幸せや豊かさなどを手に入れると、
愛されない、大事にされないと
潜在意識で思っていることもあります。
更には、
自分が不幸であることで、
小さい頃自分を傷つけた親へ、
「あなたのせいだ!」
「だから私はこんなに不幸だ」と
無自覚で怒りを表現していることもあります。
そうやって
親に申し訳なかったと思わせたいと思っているケースも
よくあるのです。
それは無自覚、無意識であることが多く、
自覚している意識では、
親を悲しませて申し訳ないと思っていたりするので、
なかなか気づくのは難しかったりします。
そこにいるのは
傷ついた小さな子供の自分なのです。
潜在意識の恐れを癒すには
大切なのは、
「そんなはずはない!
だって私は本当に幸せになりたいと
心から思っている!」
「親に申し訳ないと思っている!」と全否定するのではなく、
「そう思っている自分がいるのかもしれない」
と心を緩め、意識を向けてみて、
何があるのか?と興味を持って眺め、
恐れに気づくことです。
自分の感情や思考を否定せず、
気づき、受け入れることが癒しにつながります。
なぜそんな信念を持ったのか?
どんな傷ついた体験があったのか?
そこを見てみることは、
その怖さを癒し手放す鍵となります。
明日はこの恐れを癒し手放す方法について、
さらに詳しく、
順を追ってお話ししたいと思います。
今日はまずは
自分にはどんな恐れがあるのかな?と意識を向け、
感じてみてください。
このお話が潜在意識の根底にある恐れに気づき、
癒すきっかけやヒントとなりますように。
プロフィール 北山裕子
摂食障害を治すために瞑想を始め、
数ヶ月ですっかり改善しましたが、
その後も続け瞑想歴30年になりました。
現在、遠隔でのエネルギーヒーリングや、
オンラインで瞑想セミナーや直感を磨くセミナー、
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