今日は、
深い瞑想に入るために大事な2つのことについて
お話しします。
これはどちらも大事で、
どちらかだけではうまくいきません。
一見真逆のようなこの2つが深まるほど、
深い瞑想状態にすんなりと入れるようになります。
これを磨くために
日常でできる簡単なヒントもありますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)
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今日はやわらかな曇り空が広がる
穏やかな春の一日でした。
こんな日はなんだかホッとする感じがして、
心も体も頭もリラックスモードです^ ^
さて、私は日々瞑想をして
気づけば30年になりましたが、
深い瞑想に入るために大事なことの一つに、
集中とリラックスがあります。
これはどちらも大事で、
どちらかだけに偏っていたり、
どちらも浅い状態だと、瞑想も深く入れません。
集中とリラックスって、
なんだか正反対のようで、
両方同時に、と頭で考えると
すごく難しいように感じるかもしれませんが、
意外とこれまでに
経験したことがあるかもしれません。
例えば、サッカーの試合で
選手がゾーンに入った状態の時に、
高い集中力で実力を発揮できたとか、
受験など大事な試験の時に、
いい集中とリラックス状態にあると、
周りの雑音などが気にならず、
頭の回転が冴え、スラスラと解答できた、
というような話を聞いたことがあると思います。
それを私はピアノの演奏会で
経験したことがありますが、
(残念ながら滅多になかったですが。笑)
とても緊張しているのだけれど、
ある瞬間その張り詰めた緊張=集中と、
自分への信頼=リラックスのバランスが
取れた状態になると、
感覚が研ぎ澄まされて
「今」に完全に没頭している状態になります。
不安や失敗したらどうしようという恐れがなく、
かといって結果や成功への執着や
上手に弾こう、弾かなくちゃという
気負いやプレッシャーも感じていない状態で、
そんな時は1000分の1秒まで感じることができるほど
頭も意識もとてもクリアです。
そんな瞬間を体験したことがある方や、
なんとなくこういう感じかな?とわかる方も
いらっしゃるかと思います。
そんな状態が、
高い集中力と深いリラックスのバランスが
取れている状態で、
瞑想をして、そんな状態にあると、
ただリラックスできるだけではなく、
深い瞑想状態に入ることができます。
すると普段の自分ではわからないこと、
気づくことができないことも
自然にわかり、
例えば、
行き詰まってどうすればいいかわからないことの
道がわかったり、
インスピレーションが活発になり、
アイデアがどんどん湧いてきたり、
今まで悩んでいたことが、
どうしてそんなことで悩んでいたのだろう、と
不思議に感じたりします。
また例えば、いらない思い込みを手放したり、
過去の傷を癒したりもできます。
(京都 銀閣寺に続く道にて)
先ほどの例のように、
スポーツや試験、舞台など、
ここ一番!というような大切な場面で、
人は日常では出ない本当の本気になり、
その時に同時にリラックスもできると、
そんな意識状態になるのですが、
面白いことに、練習試合やリハーサルなどでは
その状態にはならないものです。
潜在意識は「これは本番じゃない」と
ちゃんとわかっているので、
極限まで研ぎ澄まされた集中力を
発揮することができないのでしょう。
でもできれば、その意識状態で
いつも生きることができれば、
どれほど素晴らしいだろう!と思いませんか?
その高い集中と深いリラックスの状態を
日常の中で経験できるのが深い瞑想です。
そんな瞑想中は脳波が切り替わるので、
普段の自分の意識レベル、思考ではわからないことまで
すんなりと瞬時にわかります。
これは「そうなろう」としてやろうとすると、
そこに結果への執着や、
できないかも、自分には難しいという
不安や恐れなどが入り、
なかなかうまくいきません。
そうした期待や恐れを手放し、
一瞬一瞬呼吸に集中しながら
自分を信頼し、リラックスしていると、
自然にそうなります。
これは大抵やろうとしても
すぐにできないものですが、
瞑想を続けていくと
段々と余計なものを手放せるようになり、
集中力がついてくるので、
そんな状態を味わってみたい!と思う方は、
瞑想を続けるといいですよ(^^)
その時には、
ただなんとなく瞑想をするのではなく、
でも「こうなってやろう」「こうなりたい!」
と思ってするのでもなく、
ただただ呼吸に集中することと、
深くリラックスすることです。
先ほども書きましたが、
私たちの潜在意識はよくわかっていて、
本気じゃないことを見抜きます。
本気で一生懸命やっているつもりでも、
リハーサルや練習試合は、
やはり本番とは意識、エネルギーが違うのです。
でも1000分の1秒の長さを感じられるくらい
本気で丁寧に呼吸を味わっていると集中が高まり、
同時に、体や頭、精神が緊張しないで、
深くリラックスしていると、
それを体験することができるようになります。
そのためのコツとして、
普段の生活の中で、
集中力を削ぐもの、下げるものは
できるだけ控えるといいですし、
不安や心配ばかり考えていないで、
ゆったり深い呼吸を心がけ、
リラックスしていることも大事です。
集中力を下げるものを控える、とは、
例えば、なんとなくショートの動画を次々に見るとか、
何かをしながら別のことをするなどです。
ネットはとても便利なのですが、
でも例えば、
何かについて調べようとしてスマホを開いたのに、
気づいたら関係ないものを見ていた、
という経験はないでしょうか。
私もあるのですが、汗
そういうことを無自覚で繰り返しているうちに、
知らない間に集中力は落ち、
一つのことに意識をキープできなくなっていきます。
これは本当に気をつけたいところです。
そうして日常の中で集中力を磨き、
リラックスを意識し、
心や体、頭が健やかな状態であると、
深い瞑想にも入りやすくなりますし、
瞑想外の時でも、
問題や悩みの解決の糸口を
自然に見つけられるようになったり、
精神的に安定して、ワクワクすることや、
本当にしたいことがわかるようになったりするでしょう。
参考になることがあれば、
ぜひ生かしてみてくださいね。
みなさまの毎日がますます生き生きと
楽しいものとなりますように(^^)
プロフィール 北山裕子
摂食障害を治すために瞑想を始め、
数ヶ月ですっかり改善しましたが、
その後も続け瞑想歴30年になりました。
現在、遠隔でのエネルギーヒーリングや、
オンラインで瞑想セミナーや直感を磨くセミナー、
個人セッションをさせていただいています。
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