今日は、
体に優しい食事をすることと、
好きなものを好きなだけ楽しんで食べること、
どちらが良いのか？ということについてのお話です。
このテーマは個人セッションで
時々質問されるのですが、
体の声を聞き、体に優しく生きることは
自分を大事にすること、
自分を愛することでもあり、
とても大事なことですし、
スピリチュアルなことに興味がある方や、
次元上昇を望む方にとっては、
欲望が精神や魂との統合に向かう中で
向き合うことになるテーマの一つだと思います。
また、
好きなものを好きなだけ楽しんで食べることは、
人生を楽しむ、好きなことをして生きる、
無理や我慢はしない、ということにおいて、
大事なことだと思います。
どちらも一理ありますよね。
ちょっと私の話をしますと、このブログで時々書いていますが、
私は5年前から体の声を聞き、
体に優しい食生活を始め、
それも少しずつ変化していて、
今は基本的にはオーガニック野菜中心で、
他には白身魚や果物、オートミール、ナッツ、
時々十割蕎麦などを食べていて、
（お米や小麦、お肉、大豆、乳製品、調理料はなしです。
旅行中や特別な日を除く。）
これは私の体の声に合わせているだけなので、
その人にはその人の体に合っているものを
食べるといいと思っています。
体の声を聞き、負担のない食事をしている私としては、
これは本当に快適で、体が楽なので
これからも続けたいですし、
以前の食生活に戻りたいとは思いません。
でも人によっては、例えジャンクだとわかっていても、
好きなものを好きなだけ食べたい！と思う人もいて、
体に優しい食事というと、
あれこれ制限が大変そうだと思う人もいるようです。
（その気持ちもよくわかります！
私も元は食欲魔人でしたから。笑）
こうしたお話の時に思うのは、
「体に優しい食事」か、
「好きなものを好きなだけ楽しむ食事」か、
どちらが正解か？という二極で考えなくていのでは、
ということです。
考えなくていいというより、
二極で考えて答えを決めようとすることに無理があります。
「体に優しい食事」であっても、我慢や無理があると、
それはストレスとなり、体にも心にも良くないでしょうし、
「好きなものを好きなだけ楽しむ食事」でも、
欲望のままに食べることはその瞬間は満足しても、
結果的に体の負担になることは確かで、
体が不健康になれば心もそうなってしまいます。
私は、このテーマ以外でも、
二極で答えを出そうとしていると気づいた時に
シンプルに答えを出すために使う方法があるのですが、
それは、一つの物差しではなく、
物差しを二つにして考えてみる、
というものです。
「体に優しい食事」か、
「好きなものを好きなだけ楽しむ食事」かの場合ですと、
何をどれだけどのように食べるのか？の物差しの他に、
もう一つ、「我慢や無理がないかどうか」ということを
別の物差しとして加え考えます。
例えば、物差し1として、食べるものの質や量があり、
物差し2として、我慢や無理があるかどうか、です。
この組み合わせで考えますと、
最も理想的なのは、
無理や我慢がなく、体に優しいものを
ちょうどよく食べることでしょう。
そして最も問題が多いのは、
無理や我慢が多く、体に優しくないものを
極端に多く食べることです。
これは簡単にわかりますね。
ここから後の2つですが、
体に優しいけれど、我慢が多いことと、
体に負担が大きくて、我慢しないこと、
このどちらがマシか、心身にとってより良いか？です。
でもこれはその人がどう感じるかによって変わりますね。
（南フランス ゴルド村のレストランにて。）
例えば、
私は体に優しい食生活をすることに、
始める時は大きな抵抗がありましたが、
やってみると快適で、
その後、我慢や無理がありません。
むしろ快適で気に入っていて、
ずっとこれがいいな〜と感じています。
でも逆に、
そうすることが大きなストレスに感じる人もいるでしょう。
体に優しい食事にしたいと思っていても、
ヘルシーな食事にしようとすると
大きな我慢が必要だと感じ、
それを制限や辛いストレスだと感じるようであれば、
もしかすると
好きなだけ食べる方が心身の健康にはいいのかもしれません。
食への欲望や囚われが、精神に統合されていくと、
その抵抗は軽くなっていき、
最終的には体に優しい食事へと進んでいくと思いますが、
まだその準備ができていないなら、
大きな無理や我慢をしてストレスを感じながら
ヘルシーであることを自分に強制しても、
なかなかうまくいかないでしょうし、
続かなかったり、
心の負担が体にも悪影響を及ぼすかもしれませんから、
この度合いがポイントになるかなと思います。
そういう意味で、どちらが正しいというものではなく、
その人にあった食生活をすればいいと思いますし、
体に優しい食事に興味が出てきたら、
その時に少しずつ無理のないところから
整えていくといいように思います。
何も始めから完璧でなくてもいいのですから。
私は今は体に優しい食生活を実践していますが、
よく「そんな食事で楽しいの？」「飽きないの」「よく我慢できるね」
と言われますが、
私にとっては何の我慢もありません。
毎日本当に美味しいと感じて食べていて、
旅行の後に家のいつもの食事に戻ると、
「あ〜やっぱりこれが一番好き！美味しい！」と感じます。
私はこの食生活になるまでは、例えば
焼肉に大盛りご飯が大好きでしたが、
今は目の前に出されても別に食べたいと思いません。
家族と一緒に焼肉屋さんに行ったとして、
目の前でみんなが食べても、
我慢をしている感覚はなく、
ただいらない、欲しくないと感じ、
食べたいと思わないのです。
むしろ、よくみんなそれを食べるなぁという感じです。
でも昔好きだったので
みんなが好きで楽しむ気持ちもわかるので、
それぞれに楽しむといいと思っています。
そして付け加えておきますと、
こうして私が体の声に従っているからと言って、
そうでない人より魂レベルが進化している
ということではなく、
魂の成長過程は様々な面から向き合い進んでいくものなので、
これは統合の一つの側面です。
これだけを見て自分や人のレベルを判断するものではないことも
知っておいてくださいね。
というわけで、
「体に優しい食事」と、
「好きなものを好きなだけ楽しむ食事」のどちらがいいのか？
ということの答えは、
二極で考えて答えを決めつけないこと、
その人により答えが変わり、
一つの絶対的な正解があるわけではないというのが、
私の考えです。
エゴは、「これが正しい答えだ！」と
二極で決めたがり、
欲望は「これでいいのだ！」と
正当化したがるものですが、
そんな時は、どんな問題でもそうですが、
先ほどのお話のように、
もう一つ物差しを加えて考えてみるといいですよ。
・・・というこの意見も、
私の個人的な考えなので、
これが正解だ！とも思っていません。
色んな考え方があっていいですね。
ただ個人的には
やはり体に優しいものを食べてあげたほうが、
体は喜びますし、無理な負担がなく楽だ、
ということを日々実感しているので、
無理や我慢ではないところから
整えていくといいように思います。
どんな食べ物が自分にとって負担になっているか、
何が自分の体が喜ぶのかを知りたい方は、
個人セッションでチェックできますので、
よろしければどうぞ^ ^
それを聞いたからと言って、
絶対にそれを実践しなければならないわけではなく、
その中で特に負担になっているものを、
体調が悪い時や疲れている時には控える、くらいのところから
やってみるといいですね。
体に優しく、そして心にも優しく、
バランスよくできそうなところから無理なく整え、
健やかな毎日を楽しみましょう(^^)
プロフィール 北山裕子
摂食障害を治すために瞑想を始め、
数ヶ月ですっかり改善しましたが、
その後も続け瞑想歴29年になりました。
現在、遠隔でのエネルギーヒーリングや、
オンラインで瞑想セミナーや直感を磨くセミナー、
個人セッションをさせていただいています。
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