今日のお話は、
自分や人につい厳しくなり、
できないことを責めてしまう方や、
ダメな自分が好きになれない、
みんなが普通にできることも出来なくて
落ち込んでしまう、情けなく感じる、という時に、
ぜひ読んでみてくださいね。
自分に求める当たり前のハードルの高さに気づき、
完璧さを求めなくていいのだと気づくと、
毎日はもっと軽やかで幸せなものになります(^^)
・
日々色んな方のセッションをさせていただいていて
思うことであり、
また私自身、自分と向き合っていて
思うことでもありますが、
人って、どうして
自分や人や社会、世界に多くを求め、
勝手にしんどくなるのでしょうね〜。
これは私たちみんなの
大きな気づきのテーマだと思います。
そのどうして?の答えも
きっともう多くの方にとって
よくわかっていることだと思いますが、
その答えが真実ではないことがわかっていても、
それでも気づかないうちに
期待したり求めたりしています。
そしてもちろん
私たちの誰も完璧なわけがないですし、
そんな私たちが創造する世界も完璧ではないので、
(ある意味では完璧なのですが。)
その期待に惨敗し、
勝手にガッカリしたり、傷ついたり、
不安になったり、心配したりしていたりします。
そして「もっと」と求め、
完璧を求め、
そうでないものを許さず、
また傷つきます。
このループを抜け出し、
安心感と豊かさの中で
無邪気で自由な子供のように
ありのままの自分を生きることを楽しむには、
完璧ではない自分を受け入れ、許すことからです。
でも普段の自分は、
自分が自分に完璧さを求めているという
自覚がないことも多く、
まるで完璧さは
常識や当たり前レベルだと思っていて、
自分の根底に「こうであるべき」という価値観や、
「これくらいできて当たり前」というハードルが
高すぎることにも気づいていなかったりします。
この自分や他人、世界に求めるハードルが、
あまりにもは高すぎるということに気づかず、
むしろそれくらい当たり前で、
みんなそうしている、できている、と勘違いしていて、
だから自分だけできていないなんて情けない、
恥ずかしいと思ったり、
自分はこんなこともできないなんて、と落ち込んだり、
そんな自分は人に見せられない、と
できているように取り繕ったり、
できない自分を隠そうとしたりします。
でも実は、みんなそう思っていて、
人にはちゃんとできている風に見えているだけで、
できない自分を見せないようにしたり、
一生懸命完璧な自分であろうと無理をしたり、
必死でちゃんとした人の仮面を
かぶっていたりするのです。
そういうと、なんだかそんな人は、
すごく嘘つきで見栄っ張りなカッコつけな人
のように思うかもしれませんが、
そんなことはなく、
ただ理想が高すぎるだけで、
実は結構みんなそうなのです。
多くの人はいい人で、
いい人だからこそ完璧でない自分を好きになれず、
だから自分がOKできる自分であろうとして
取り繕って無理をしてしまうのです。
でも私たちは人間で、神様ではありませんから、
完璧でないなんて当たり前で
それが普通で、それが私たちなのです。
優しくない、優しくできない時もあれば、
ちょっとズルいこと、卑怯なことを
してしまう時があったり、
妬んだり、醜いことを考えることもあれば、
欲望やエゴに流されてしまうこともあります。
普段は穏やかないい人でも、
寝不足や体調不良の時には、
不機嫌になったり、
周りに気遣いができなかったりするかもしれません。
私たちは人間ですから。
もちろんだから成長しなくていいということではなく、
より愛へと成長するために、
目の前に小さな目標や指針を持ち、
それを実行することは大事ですが、
それは完璧さを求めることではなく、
次の一歩を学び進むということです。
(神奈川県鎌倉市 円覚寺にて)
その、愛へと成長していくことが大事で、
別に完璧でなくても
ダメでも恥ずかしいことでもありません。
でも例えば、
母親(女性、父親・・・)なのにこんなことも満足にできない、
もう〇歳なのにまだ結婚できない、自立できない、
周りの人とうまくやれない、とか、
自分らしく生きたいのに、
本音で話すことが苦手でできない、
できませんとかNOと言えない、
これくらい笑顔で「いいよ」と言えたらいいのに、
イライラしてつい嫌味を言ってしまう、
素直に羨ましいと思えず、妬んでしまう、など、
ダメだと思う自分、未熟だなと感じる自分に出会うと、
そんな自分であることを受け入れられず、
深く落ち込んだり、
例えば、自分がお客さん側になると、
お店や会社、サービスを提供する側に、
お金を払っているのだからこれくらい当たり前、と、
自分を満足させてくれるだけの完璧な対応を求めたり。
そんな様々な角度から、
私たちは自分や人に対して、社会に対して
完璧な「こうあるべき」を求めます。
そうやってお互いに相手に完璧を求め、
自分に完璧を求めることで、
自分の生きる世界がどんどん窮屈になっていきます。
そんな窮屈な世界から自由になるには、
ただ自分の不完全さを受け入れることです。
自分にそれを許せないまま、
人や社会を許すことはできません。
何故なら人は、
「私もこんなに無理をして頑張っているのだから
あなたもそうあるべきだ!」と思うものだからです。
自分が自分に
到底無理な、でも当たり前だと思っていることを、
無理でも当たり前のことはちゃんとやらねば、と課し、
できないこと、無理なことを
どうにかしなくては!と、無理やり押さえ込んでいると、
無自覚でも根底で怒りが湧いていて、
すると相手や周りの人、社会のいい加減さに怒りが湧き、
許せないと感じるのです。
そんな状態で、
人や社会を快く許すことなどできないでしょう。
そして人や社会を許せないでいると、
イライラや不満が溜まり、
幸せから遠くなってしまうのです。
自分が人や社会を許さないでいると、
自分も完璧でないと許されないと思い、
また自分に無理な圧力をかけてしまい、
そのループで人生がどんどん息苦しくなるのです。
ですから、まずは自分に完璧さを期待しないこと、
できないこと、未熟なことを受け入れることです。
一見自分よりずっと素晴らしいと思う人で、
完璧に見えたとしても、
一見自分よりずっと未熟で
低いレベルにあると思ったとしても、
どちらにしろ、自分から見えているのは
自分が見ようとしたある一面でしかなく、
人はみんな発展途上中なのだ、と知っていましょう。
それがわかると、
周りの人と自分を比べ、
自分の不完全さや、レベルの高さを評価し、
喜んだり落ち込んだり、
相手を評価したりしなくていいとわかるでしょう。
それと同じように、自分も、
自分に見えている自分だけが全てではなく、
自分が気づいていない素晴らしいところも、
未熟なところもあるので、
そんな完璧ではない、発展途上中の自分を
受け入れ、そうあることを許すと、
私たちはもっとずっと楽にすんなりと
幸せになることができます。
今日のお話は、
自分を好きになることや、受け入れること、
相手や周りの人、社会を心を開いて愛すること、
無理なく自分らしく生きること、
周りの目を気にしたり、
評価を気にすることから自由になること、
そして幸せな人生を生きるために大事なことです。
私たちの世間の常識が、
実は「当たり前の最低限レベル」ではなく、
とても難易度が高い完璧さから生まれていることに気づき、
それができなくても普通で、
そんな無理難題を自分に押し付けないでいいのだ、
とわかると、
自分を許すことができ、
自分を受け入れることができ、
人や社会も今まで以上にハートを開いて受け入れ、
愛し、楽しむことができるようになるでしょう。
「こんなこともできなくて情けない、恥ずかしい」ではなく、
「完璧でなくて当たり前。
でも私は自由に成長できるんだ」と自分に言い、
自分を受け入れ、自分に優しくする先には、
人から、社会から愛され、大切にされる世界が
広がっていますよ。
あなたの世界が優しく穏やかな
心地よい世界でありますように(^^)
p.s.
明日は「瞑想セミナー4」を開催いたします♪
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プロフィール 北山裕子
摂食障害を治すために瞑想を始め、
数ヶ月ですっかり改善しましたが、
その後も続け瞑想歴29年になりました。
現在、遠隔でのエネルギーヒーリングや、
オンラインで瞑想セミナーや
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