前向き気づき日記

瞑想歴29年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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魂に還る聖域サンクチュアリの時間〜隙間を埋めない

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*****

 

今日は、以前体験した

聖域の時間、サンクチュアリの時間のお話です。

 

普段は日常の暮らしや仕事、ルーティンなどがあり、

なかなか色んなことを手放すことができず、

 

それどころかどんどん隙間時間が、

スマホや悩み事などで埋まっていき、

 

埋まってしまっていることにも

気づかなかったりしますが、

 

静寂の時間を過ごすことで気づく大切なことがあります。

 

最後まで読んでいただくと、

きっとあなたも今夜、それを体験したくなりますよ(^^)

(そして誰でも体験できますよ♪)

 

 

今日はとっても久しぶりに、

用事があって朝から大阪に行ってきました。

 

最近は京都や神戸、関空に行く時に

乗り換えで通るばかりでしたので、

大阪に行くのは4年以上?ぶりで、

昨日からちょっとドキドキでした。

 

ちなみに私の住む和歌山市から大阪難波までは

特急電車で1時間くらい、

私の家からだと1時間半くらいです。

 

私は大学が大阪でしたし、

昔は仕事でも、買い物や友人と会う時にも

よく大阪まで出かけていたので、

 

車窓からの風景を眺めながら、

「そうそう!ここから海が見えるんだった!」

「この辺りの景色が好きだった!変わっていないなぁ!」と

とても嬉しかったです♪

 

 

私は普段電車に乗ることがなく、

人混みにもいかないので、

 

実は久しぶりの街中、久しぶりの人混みが、

大丈夫かしら?と思っていたのですが、

 

平日のラッシュを避けた時間で、

人の多い場所には行かなかったので、

意外と大丈夫でホッとしました。

 

 

逆に、電車移動だと運転しなくてよく、

一人だと話もしないので、

ボーッと車窓から空を眺めていられ、

 

私は電車や飛行機で文字を読むと乗り物酔いするので、

スマホも見ない、

仕事もしない、本も読まない、

音楽も聞かない、動画も見ない、

運転も何もしない、何もできない時間が新鮮で、

 

通勤や通学の時間って、無駄なようで、

ちょっとしたリセットタイムだったのだなぁと

実感しました。

 

 

これは電車が空いていて、

車内の空気が澱んでいないことと、

スマホなどを見ない前提ですが、

 

でも周りを見渡すと、

みんなスマホを見ているか、寝ているかで、

もったいないなと思いつつ、

 

そういう私も毎日乗っていて、

スマホ酔いしないなら

やっぱり見たりするのかなと思ったり。

 

私は昔から電車や飛行機旅が好きですが、

もしかして、

この何もできないボーッとする時間が

好きなのかもしれないなと思いました。

 

 

同じようなことが、海外旅行でも言え、

長時間飛行機に乗っている時にワクワクしたり、

 

以前は街中でも今ほど簡単にスマホや携帯が使えず、

都会のホテルやお店でも電波が悪くて使えなかったり、

田舎町で使えなかったりすると、

 

不便だなと思いながらも、

なんだかちょっと面白いな♪と

不思議と世界が広がったように思ったりしていました。

 

 

そういえば、2011年にニュージーランド滞在中に

大きな地震に遭い、

しばらく水も電気もない生活をしたことがあるのですが、

 

(トイレは、庭にみんなで素手で穴を掘って作った

青空トイレをひと月ほど使いました。

すぐに慣れ、「別にこれでいいよね」と

みんなで言っていました。笑)

 

水も電気もないと、

朝起きてからいつもすることのほぼ全てができず、

そのことにびっくりしました。

 

 

(このたびの能登半島での大雨に伴う災害では、

先の地震のこともあり、

被害を受けられた皆様は現実的にも精神的にも大変な時期に

このようなお話で非常に恐縮ですm(__)m

心よりお見舞い申し上げます。 

復興がスムーズに進むことをお祈りしています。)

 

 

顔が洗えない、歯も磨けない、

身支度もない(洗濯できないので着替えない)、

朝ごはんもない、

洗濯も掃除もないので、

 

起きたらそのまま一日が始まり、

昼ごはんもないので、そのまま昼を過ごし、

そのまま夜になり、

 

夜になると電気がないので真っ暗で、

何も見えないので寝るしかなく、

 

お風呂もご飯も、歯磨きもないまま寝る、

という毎日は、

それまでの人生でやったことがなかったので、

 

水と電気で私の人生はできていたのだ!と

実感した経験でした。

 

普段は当たり前すぎて、

そんなことを考えてこともありませんでしたから、

衝撃でした。

 

 

その時私はゆるい語学留学中だったのですが、

学校も倒壊してなくなり、

 

道が寸断していて出かけることもできず、

銀行で両替もできないのでお金もなく、

お店もやっていないのでお金を使う機会もなく、

(所持金2000円でひと月過ごしました。)

 

あまりにも暇で、

暇つぶしに勉強でもしようかな〜と思ったほどです。笑

 

 

そんな中でも、慣れてくると楽しみを見つけるもので、

 

夜になると始めは余震が多く、

壊れた屋根の瓦礫が家の中に落ちてくるので怖くて、

家の中では寝られなかったのですが、

 

そのうちに夜はみんなで庭の芝生に座って、

星を見ながらおしゃべりしたりしました。

 

街の明かりが全くなく、

空気も澄んでいたので、

星がすごくたくさん綺麗に見え、

 

エアコンや冷蔵庫の音などもないので、

とても静かで、

 

静かってこういうことか!と

初めて本当の静けさを知りました。

 

瞑想 潜在意識 波動 上げる 効果

(2011年 ニュージーランド クライストチャーチ

大好きな木の中で。

一緒に写っているのはホストファミリーの英語の先生です。)

 

 

そんな静寂の満天の星空の下にいると、

みんな自然と穏やかな小さな声で話し、

 

噂話や普段出てくるような悩みなどは

誰の口からも出てこなくて、

 

仕事や家を失った現地の人も、

パスポートや財布を倒壊したビルと共に失い、

国に帰れない人もいましたが、

 

「南十字星はあれかな?」「あっちじゃない?」とか、

ただ「きれいだね」とか、

「星の瞬く音が聞こえそうだね」などと

ひっそりポツポツ話していました。

 

 

毎晩そんな時間を過ごすうちに、

こっちの方が本来の姿では、と思うようになり、

 

そんな毎日がとても大切なものになり、

 

日本に帰ろうと思えば帰れましたが、

結局帰らず、ニュージーランドで

被災地生活を3ヶ月弱過ごしました。

 

 

そんな静かな時間、何もしない時間を、

星空の下でみんなでただ共に過ごしている時、

 

みんなただ生きていて、ここにいて、

 

誰かと自分を比べたり、何が足りないとか、

過去の何かがああでこうで、なども考えず、

 

誰かに自分をわかって欲しいとも思わず、

自分の正しさや思いを証明する必要もなく、

 

色んな年齢、色んな国の人がいましたが、

みんな同じ宇宙の子供でした。

 

その時私は本当に豊かで満ち足りた感覚を

知ったように思います。

 

 

もちろん地震や自然災害は様々で、

状況も様々で、

もっともっと過酷な状況もたくさんあり、

家族を失ったり、真冬や真夏で命が危険だったりなど、

いつもこんな風に感じられるわけではありませんが、

 

地震で死ぬかも?!と本気で思った後で体験した、

あの静かな時間が、

あの時私には必要だったので、

 

あの時間を忘れてはいけないと今も思っています。

 

 

あの時間とは、

普段はあれもこれもしようとして、

手放せないでいるもの全てを手放した時間で、

 

歯磨きやお風呂や洗濯や身支度、

食べること、飲むことも、

心配する家族や知人への連絡もできないので

手放した時間で、

 

それらを焦ってどうにかしようとすることも手放した時間で、

 

何かをしようとしても何もできず、

どこにも行けず、

お金などあってもなくても同じで、

 

朝が来たら起きて、

日が暮れたら全てを手放して、

静かに星空の下で語らう時間です。

 

 

そこまで全てを手放した状態は、

普段私たちはなかなか実行できませんが、

 

でも電車の中でスマホを見ないでいるとか、

 

食事中や食後のひと時、

一人でカフェでいる時間、

お風呂上がりのまったりタイムくらいは

できると思います。

 

人によっては、

ベッドの中にスマホを持って入ったり、

お風呂の中まで持って入る人もいるようですが、

 

「ここでは使わない」

「この時間は使わない」という線引きをして、

自分の聖域の時間を持つようにすることで、

 

少しでも何もかもを手放した穏やかな時間を

ミニ体験できるように思います。

 

 

さて、あなたは一日の中で、

どの時間を自分の聖域の時間、サンクチュアリにしますか?

 

手持ち無沙汰でも、

ちょっと退屈でも、

あれこれ調べたくなっても、

 

でもスマホは触らない、

あれこれしようとしない時間を、

 

毎日取ってみませんか?

 

 

瞑想はそんな時間ですし、

 

瞑想は興味がないという方は、

瞑想でなくても、

何もしない時間を取るようにしてみるといいですよ(^^)

 

できれば星空の下や、

美しい自然の中でできれば最高ですが、

 

それが難しくても、

電車の中でも、家の中でも、近所の公園でも、

 

自分の内なる静けさに意識を向け、

 

停電の静けさで、

星の瞬く音が聞こえそうだと感じた時のように、

自分のハート、魂の輝く音や光を感じてみてください。

 

実際に耳で聞こえなくても、

魂が、あなたが耳を傾けてくれたことに喜び、輝くのを

感じられるかもしれません。

 

それは気のせいではなく、

本当に魂の輝く音やハートの歌なのです。

 

 

それが聞こえたらすごい!とか、

聞こえないからがっかり、などではなく、

 

それは自分の魂と共にある時間で、

 

ありのままの自分に還る宇宙の時間、

自分をサンクチュアリに還してあげる時間なのです。

 

 

少し涼しくなり、

夜は過ごしやすくなったので、

瞑想にもぴったりですね♪

 

あなたの聖域の時間を今夜、味わってみてくださいね。

 

あなたもきっと

自分が宇宙の子供だったと思い出しますよ(^^)

 

 

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プロフィール 北山裕子

プロフィール・お問合せ - 前向き気づき日記

摂食障害を治すために瞑想を始め、

数ヶ月ですっかり改善しましたが、

その後も続け瞑想歴29年になりました。

現在、遠隔でのエネルギーヒーリングや、

オンラインで瞑想セミナーや

個人セッションをさせていただいています。

 

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