今日は、何もできない自分のままを生きることで
人に喜ばれ、与えることができ、
豊かな愛の世界を生きることができる、
というお話です。
人が自分に求め期待することに応えられなかったり、
みんなができることができないと、
自分はダメだと感じたり、
いくら与えてもまだ足りない
と搾取する人の中で生きる時に大切なこと、
与えることとはどういうことなのか？
自分が枯渇しないで与える基準についてや、
愛することの恐れから自由になり、
自分にできることで喜ばれ生きるための方法を
お話しします。
自分は何を与えられるか？がわからなくても、
最後まで読んでいただくと
その答えがわかるでしょう。
今日はとっても大切なお話なので、
ぜひ読んでみてくださいね(^^)
・
今朝は晴れていましたが、
先ほどから優しい雨が降り始め、
今夜は静かな雨の夜となりました。
雨の夜って心が落ち着きいいものですね^ ^
さて、私たちは無自覚でもみんな
様々な想いを抱えて生きていますが、
その中には
人に喜ばれると嬉しいという思いがあります。
これは
まるでそんなことは感じないように見える人、
自分のことしか考えていないように思える人でも、
そのハートの分厚い壁の奥深くにあるものです。
何故なら私たちはみんな愛で、
喜ばれると嬉しいというのは
愛の性質だからです。
その性質に気づいている人もいれば、
気づいていない人、見えなくなっている人、
感じられなくなってしまった人がいるだけです。
これは私たちがみんな持っている
神様、宇宙からの素敵なギフトで、
これを生きるとお互いに与え合い、
喜びあう世界になるのですが、
でも現実世界を生きていると、
純粋な愛から与えても喜ばれなかったり、
貪欲で飢えた人から強引にむしり取られたり、
はねつけられたりして、
与えることが怖くなってしまうことがあります。
そういう人は多く、
みんなその傷を持っていて、
傷があるから怖くて与えられず、
与えないから愛が足りなくて、
足りないから人にもっともっとと求めます。
そして愛に飢えた人たちの
奪い合いの世界が出来上がり、
その世界を生きることになります。
本来なら、自ら与え、
喜ばれると自分も嬉しく、満たされるのですが、
飢えた人、愛を感じられなくなっている人、
心を閉ざした人に与えても満足されず、
これっぽっちじゃ足りない、もっと出せ、
私は欲しいのはこんなものじゃない、
もっといいものをよこせ、
それは当然のことだ、
誰のおかげで〜できているんだ、
と強く繰り返し言われたり、
両親がそうした関係であるのを見て育ったり、
親が子供を周りと比較して
大きな期待をかけ、結果ばかりを求め続けると、
相手が期待するものを与えないと拒絶される、
自分のままではダメなんだ、
こんなことしかできない私は愛されない、
悪いのは私、
と思い込んでしまいます。
すると
愛すること、与えること、人と関わることは、
怖いこと、辛く苦しいことになり、
こんな私では不十分だ、
もうこれ以上無理だ、と感じ、
心を閉ざしてしまいます。
そんな人がこの世界にはたくさんいて、
しかも自分が傷ついていることも、
本当は与えることが喜びなのだということも知らないまま
生きています。
この愛に飢えた世界から脱出し、
与えることが喜びの世界を生きるには、
次元上昇して、
周りがみんないい人ばかりの世界に引っ越せばいい、
ではなく、
自分が持っている愛することへの痛みを癒し、
自ら心を開き、
与えること、愛を生き始めることです。
それをしないまま、次元上昇などあり得ないでしょう。
そうしようと思っても、
例えばモラハラ、パワハラ、カスハラだったり、
昔の父親、家長のような男性優位主義、
こうあるべきが強かったりすると、
いくら与えても相手は当然と思い、
まだ足りないと求められ、
自分が枯渇してしまいます。
（ニュージーランド 南島 ブレナムの公園にて。）
ここで大事なのは、
相手が望むもの、期待する量を差し出すのではなく、
与えることは自分の喜びから溢れた分だけでいい、
あるがままの自分で与えられるものでいい、
ということです。
相手が期待するものを与えるために、
自分ではない何かにならなくていいですし、
与えるべき、与えなければならないと思って
与えるのではなく、
自分のハートからの喜びで、
贈りたいなと思った分だけ与えればいいのです。
それを決めるのは自分であり、
相手ではありません。
愛は自由なのです。
自分が枯れてしまうほど、
相手に期待に応えようとして頑張るのが愛、
ではありません。
ここをはっきりさせておかないと、
自分が壊れてしまい、
自分の傷を増やし、
心を開けなくなってしまいます。
心を閉じてしまうと、愛を感じられなくなり、
孤独だと感じたり、
生きていることが辛くなり、
苦しみになってしまいます。
愛することは恐怖になり、
そうである限り
本当の喜びで自分が満たされることはないでしょう。
ですから愛から与えることとはどういうことか、を、
しっかり知っておきましょう。
誰かがあなたに、
もっとこうするべきだ、
お前のために〜してやったのだからもっと〜しろ、
みんなそれくらいやっている、
恩知らず、
などと言う時でも、
相手があなたのままを否定し、
奪おうとするなら、
従わなくていいのです。
強い言葉で責められると、
自分が悪いような気がしてしまいますが、
そんなことはありません。
愛は自由なのです。
愛は相手を尊重し、相手の自由を喜ぶものなのです。
いつだって自分がどう生きるかの選択権は
自分にあるのです。
そうして自分を守ってあげながら、
自分にできることをし、
ありのままの自分を生きる時、
私たちは無理なく自然に
誰かに何かを与えることができます。
しかもそうして与えるものが、
最も美しく、喜ばれる尊いものです。
何故ならそれがあなたで、
あなたはそれを生きるために存在していて、
それは他の誰にもできないことだからです。
例えばパートナーや親や子供、
職場や仕事で、ある立場や状況で、
みんなができること、与えていることを
自分ができないからと言って、
自分は役立たずだとか、
そんなこともできない自分は情けないとか、
誰かに引け目を感じたりする必要はなく、
自分がありのままでできることで、
自分が喜びから与えたいと思うことを
生きれば十分なのです。
例えば、何もできない自分だと思っているなら、
その何もできない自分でもいいんだ、
そうであっても自分を愛していい、
その中でできることを見つけて生きればいい、
幸せになっていい、
ということを生きることで、
その姿を見た誰かが勇気をもらうかもしれません。
そうしたらそれは
あなたがあなたを生きたことで
誰かに大きな贈り物を与えたということです。
そしてそれは無理をして頑張って
人が期待するものを与えることより
ずっと価値のあるもので、
あなたが思うよりずっとずっと大きな貢献であり、
素晴らしい贈り物なのです。
何故なら
それはあなたにしかできないからであり、
誰かが自分であることを受け入れ生きる
扉を開いたからで、
するとこの世界に愛が広がるからです。
それは誰かが求める
こうあるべきを叶えることより尊く、
その人が自分を受け入れ、愛に目覚めることで、
その人の周りの人も愛に目覚めるかもしれず、
そうしてこの世界は愛の世界へと
変わっていくことができるのです。
これほど価値のあることはないでしょう。
ですから与えることというのは、
一般的に私たちが考えるような
わかりやすものに限りません。
自分が何を与えられるのか？が
わからなくても大丈夫です。
それはあなたがありのままの自分を生きれば、
自然にもう与えているでしょう。
できない自分、
みんなと同じでない自分・・・
でもそんな自分を受け入れ生きる時、
もう私たちは与えています。
だから安心して自分のままを生きていいのです(^^)
そう生きる時、
もう私たちは与えることで枯渇することもなく、
人から搾取される恐れもなく、
惜しみなく与え、
愛の世界を生きているでしょう。
このことを覚えていてくださいね。
これが私たちが本当に豊かで
愛溢れる世界を生きる方法ですから(^^)
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プロフィール 北山裕子
摂食障害を治すために瞑想を始め、
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