今日も軽やかな空気と光が美しい一日でした。
川沿いにはのんびりお散歩をする人や、
裸足になって寝転んでお昼寝をする人、
ベンチで本を読む人、
トランペットや三線など色んな楽器を練習する人、
のんびりテイクアウトのコーヒーなどを
楽しむ人がいて、
この自分時間を自由に楽しむ感じが
鴨川らしくていいなぁと思います。
今は外で過ごすのが気持ちのいい季節ですね。
こんな素敵な一日一日を大切に楽しみましょう(^^)
（鴨川沿いにて。とってもいい香りでした♪）
そんな気持ちのいい毎日で、
外に出ると心もオーラも広がるようですが、
でも人はそんな空の下にいる時でも、
頭の中では色んなことを考えていて、
思考の枠でできた小さな箱の中で
生きていたりします。
その枠は、
普段何気なく考えていることでできていて、
例えば、
こうしたいな、でもなぁ、
こうで、ああで、こうしたらこうなるし、
これは難しいし・・・
そうなるとやっぱりこうしか無理だよなぁ、
などと思うことでできています。
そうしたことをあえて考えようとして、
どうすればいいかと意識的に考えている時もあれば、
そんなつもりはなく、
なんとなくぼんやりと思っていることもありますし、
どうにかしないと、
どうにかしたい、と思っていることがあると、
考えることが癖になっていて、
でも何度考えても
同じルートでグルグルしているだけで、
いつも同じ思考回路で
同じ答え＝やっぱり無理、どうすればいいのだろう、に
辿り着くことを繰り返していることもあります。
この
「いつも同じ思考回路で同じ答えに辿り着く」
を繰り返せば繰り返すほど、
自分の外側の枠をはっきりとした枠に創り上げ、
強固なものにし、
自分でその枠の中に入り、
枠の中に在ることを承認し、
自分をその枠の中に閉じ込め、
その枠の中で生きることになります。
「だってどう考えてもそうなるよね、
他に道がないよね、
どうにかしたい気持ちは強いけれど、
ほらやっぱりそうでしょう」と繰り返し思うほど、
その枠は本当にリアルな枠となり、
現実化し、実際そうなります。
その枠をエネルギーとして見た時も同じで、
本当にリアルに枠になっていて、
小さな箱の中に入っている感じです。
「思考は現実化する」というフレーズは
よく聞くと思いますが、
現実もそうですが、
見えないエネルギーレベルでもそうなっていて、
（と言いますか、先にそちらができ、
それが現実に現れるのですが。）
エネルギーレベルにある枠を
そうして強化している限り、
その枠はずっと自分を制限し続けます。
だから出られませんし、
突破口が見つからないですし、
その枠の中で同じ「できない」を生き続けることになり、
枠の中にいる時間が長いと、
その分、同じ思考回路で枠を強めていくという
悪循環になります。
これをして生きている人、思い当たる人は
多いのではないでしょうか。
ではそんな不要な枠を外し、
枠の外に出るにはどうすればいいかと言いますと、
ただ自分が枠の中にいることに気づくことです。
そのために、まず
自分がどんな枠の中にあるのか？を
はっきりと自覚しましょう。
枠とは、自分にある制限とも言えますね。
例えば、
自分には特別な才能などない、
今の仕事ではこれ以上収入をあげるのは難しい、
好きなことをして生きるにはもっとお金が必要だ、
もう○歳だから無理だ、
私は人から愛されるほどの魅力はない、
大きな夢を叶えるのは特別な人だけだ、
もっと知識や経験を積まなければできない、
そんなことをしたら人から嫌われる、
まずやるべきことをきちんとしてからでないと
楽しんではいけない、
これを実現するには、
こうして、こうやって、だから10年はかかる、
自分はそうしたくても
家族がいるから難しい、など、
無数の枠がありますが、
そんな中で、
今自分が進みたい方向に進むのを制限しているのは、
どんな枠か？を考えてみましょう。
それは一つかもしれませんし、
いつくか合わさっているかもしれません。
いつもの自分の思考パターンを創っている枠を、
一度客観的に自覚してみましょう。
それに気づいたら、あとは、
「あれ？なんで私はこんな枠の中にいるんだ？
別にいらないよね」
と気づくだけです。
この時のポイントは、
どうやって枠を手放すのか？と頭で考えないで、
（ここ大事です！）
「ん？なんでそんないらないものを
後生大事に持って、自ら毎日育てて、
勝手に縛られて、私は生きているんだ？」と、
そのおかしさに気づき、
不思議に思うと、
（ここが枠が外れるポイントです！）
もうそれが幻想だとわかり、
枠から出た状態になり、鎖が外れます。
「そんないらない枠を
どうにかしなければ！」と、
また思考に走り、
「枠を手放すには、
どうすればいいのだろう、
私には深い瞑想もできないし、
特別な能力もないし、難しい、できない！」と
また新たな枠を創らないでくださいね。笑
人はそうやって、
思考に走っては枠を創るという生き物のようです。
「人は」ではなく、「思考は」ですね。
ということは、
枠をこれ以上創らない、
枠をこれ以上強固なものにしないためには、
思考を休めること、
思考を使わない時間をいかに持つかが
大きなポイントになります。
だってそうして枠を創造するのは
思考の得意な仕事なのですから。
これ以上思考を使って仕事をさせないことです。
（満開です！いい香りが一面に広がっていました(^^) ）
もうすでにある枠を外す時にも
それは大きなポイントで、
枠を外す、枠から出るには、
どんなやり方で？どうやって？と
思考で探す必要はなく、
その方法や頭で理解、納得する必要もなく、
枠の中に自分が入ったままで生きている不思議に
気づくだけ、
本当にただそれだけなのですが、
ではどうやってその気づきを起こすのか？
と思われるかもしれません。
気づきは、頭で理解することとは違います。
「こんな枠が自分にはあるとわかった。
その枠の中で生きる必要がないこともわかった。
でも枠から出られない」
という時は、
気づきが起こっていないからです。
その気づきを起こすには、
思考を休ませることで可能になります。
思考を使っている限り、
気づきが起こらないでしょう。
「思考を休ませて、それでどうするの？」
と考える必要もなく、
（それも思考です。）
「思考を使わないようにしなければ」と
考えることも不要です。
（それも思考です。笑）
「え、難しい・・・」と思われたかもしれませんが、
大丈夫ですよ、
実はそんなに難しいものではありません。
それにはただリラックスして、
今を生きること、
今を楽しむこと、
今していることに意識を向けること、
今を味わうことです。
そんな時、思考はお休みしています。
そうして日常で
思考を使わない時間が増えるほど、
枠を強固に現実化することがなくなりますし、
新たな枠を創造しなくなりますし、
気づきが起こる
スペース、隙間、チャンスが生まれます。
気づきが起こるのはほんの一瞬、
瞬間のことで、
それは期待や理屈を超えたものなので、
コントロールして起こすことはできませんが、
思考から解放されると人はリラックし、
すると自然と気づくのです。
リラックスして緩んだ時間に、ふと、
「自分がヘンテコな枠の中に入っている！
何やってるんだ、私！笑」と気づき、
するとふわっと枠が軽くなり、薄くなり、
もう自分が広がっているような感じがして、
枠から解放されています。
それだけでいいのですが、
その枠にいた時間が長かった場合、
その残像エネルギーに引っ張られ、
また戻りそうになったりすることがあるので、
枠に気づいたあとは、
意識を枠から出て広がったような感覚に向け、
いつもそっちにあるようにするといいですよ。
「そっちにあるようにする」というのは、
思考を使わないで、
使っていることに気づくたび、意識を今に向け、
今を楽しんだり、
リラックスした状態で、
枠から出た広がった感覚を味わうようにする、
ということです。
こうした気づきを起こしやすくするには、
瞑想がとてもおすすめです。
瞑想は思考をお休みする時間で、
思考ではなく意識や感覚の時間です。
最初のうちは、すぐに思考が働いて、
なかなか思考を休ませた状態を
キープできないものですが、
それだけ私たちは日常で
ずーっと思考ばかり使って生きている
ということですね！
だからこそ、あえて思考をお休みする時間を
毎日少しでも取るようにすることが大事なのです。
毎日思考ばかりを使って生きていることに気づき、
瞑想をする時間を取ることで、
思考をお休みする時間を作り、
まずは感覚に意識を向け続けるように練習します。
慣れてくると自然と、瞑想を始めると
思考スイッチがお休みモードになり、
意識や感覚がオンになり、
キープできるようになります。
すると色んな気づきが起こるようになり、
枠があることに気づいたり、
それがいかに不思議でおかしなことかに気づいたり、
不要なものを手放したりが
スムーズにできるようになります。
先日も、瞑想セミナーに参加してくださった方から、
瞑想を続けていたら、
これまで持ち続けていたいらないものに気づき、
そのことに気づいたらおかしくなって笑えてきた、
すると軽くなり、手放せました！
とメールをいただきました。
これは瞑想セミナーにご参加いただいた
多くの方からいただくご感想で、
やはり瞑想を続けていると
思考がお休みできるようになり、
気づきが起こるようになってくるのです。
今日は、
私たちが日常で
せっせと創って育てている（笑）
枠、制限と、
その枠から出る方法についてのお話でした。
枠に入ったままの状態は、
その制限のある現実を
自分が受け入れ承認しているということですから、
そのままでは枠の外の生き方はできませんし、
枠外の現実につながることができません。
ですからまずは自分にどんな枠があるかに気づき、
そして思考をお休みして、
分かろう、理解しよう、
どうにかしようとすることを手放し、
気づきが起こりやすくなるよう、
リラックスして心を開き、
今を楽しみ、
今を生きる時間を増やすようにしたり、
瞑想をして、
思考ではなく、意識にあることを練習し、
その自分で過ごしましょう。
一日の時間の中で
その時間の割合が増えるほど、
気づきは起こりやすくなりますよ。
そうして不要な枠からどんどん自由になり、
本来の宇宙の無尽蔵の豊かさや、
無制限の幸せを楽しんで生きましょう(^^)
このブログを読んでくださる皆様の毎日が、
無限の喜びを楽しむ時間でありますように。
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