今日も軽やかで気持ちのいい空気が満ちる一日でした。
近所の通り沿いの街路樹が花水木で、
道の両側にピンクと白が交互に並んで咲いていて、
とてもかわいらしく華やかです。
桜の後のこの花水木を見ると、
春も後半になってきたのだなぁと感じます。
季節はどんどん流れていますね!
この素敵な今を
毎日存分に味わって過ごしたいです♪
さて、今日は自分を生きる、
自分を大切にして生きることについてのお話です。
自分を大切にするといいと知っていても、
いざそうしようと思うと、
どうすればいいのかわからない
という方もいらっしゃるでしょう。
それならまだいいですが、
中には、
「自分を大切にして生きていいの?
自分を大切にするより前に、
家族や、世話や迷惑をかけた両親や誰か、
お給料をいただいている職場など、
まず人に迷惑をかけないようにしなくては。
かけた迷惑分をまず返さなくては。
自分を生きるのはそのあとだ。」
と思っている人もいます。
こういう方は結構多くて、
特に、離婚をして親を悲しませた、
経済的に負担をかけたと感じている方や、
結婚や子供を産むこと、
進学や仕事、自立、肩書きなどで、
親の期待に応えられなかったことから、
まずは両親を満足させたい、喜ばせたい
という気持ちが根底にあり、
それが優先で、
それができないうちは自分らしく生きるとか、
自分を大切にするなどはできない、
してはいけない、と思っている人もいます。
「あ、それ、私だ。」と思った方が
いらっしゃるかもしれません。
こういう方は総じて真面目ないい人が多いです。
チャランポランで人の迷惑など気にならない人は、
こんなことを思いませんからね。笑
そういう私も、
昔は両親の期待に応えられない自分が情けなくて、
親に多大な迷惑をかけてきたことが申し訳なく、
自分はダメな人間だ、と
自分を生きず責め続けていた一人です。
うちは父親は公務員で、
母は良妻賢母で教育熱心なよくできた人で、
昔から、姉や私に、
それなりの大学に行き、
適齢期に結婚して子供を産んで、
できれば近所に住んで・・・
と「普通の」幸せな女性像を望んでいましたが、
実際、私は25歳で最初の結婚をし、
2年で離婚することになり、
離婚するにあたり両親には経済的にも精神的にも
多大な迷惑をかけ、
親を悲しませたこと、
ガッカリさせたことも本当に苦しくて、
自分は罪人のように思って生きていました。
今思えば、真面目ないい人だったのですね〜。
(自分で言う。笑)
それが今では、すっかり
親が認める、望むような
常識的できちんとしたいい人をやめ、
そんなことを気にしなくなったのですが、
どうしてそうなったか?と言いますと、
離婚後の30代でもずっと精一杯頑張って
親が望むようないい子になろうとして、
でもできなくて、
頑張っても親の期待には沿えなくて、
迷惑をかけ、負担をかけ、悲しませた、と、
ずっとダメな自分を生きながら、
それでも親が恥ずかしくない子であろうと、
表面的にはそう見えるように生きてきましたが、
ある時、とんでもない出来事を経験し、
気づいたのです。
もう無理だ、私にはできない、と。
私は親が望むような子じゃない、
それは私じゃない、
だからどう頑張っても無理なんだ、と。
無理だと認め諦めるなんて、
絶対にやってはいけないことで、
そんな選択肢はそれまでなかったのですが、
それ以外にもう道も答えも何もなかったのです。
今思えば、
その一言を自分で見つけ、受け入れるために、
子供の頃からそれまでの辛く苦しい人生が
あったのだなと思います。
(こういう人、多いです!
これを受け入れるまで苦しい道が続きますよ〜)
長い時間をかけてやっとわかりました。
昔は期待に沿ういい人を生きようとしてきましたが、
実は、いい人や正しい人、普通の人ではなく、
そこにいたのはずっと「私」だったのです。
それにやっと気づき、
少しずつ親の期待に沿うことや、
一般的な社会から評価されたり、
正しい、間違っていない、それが普通と思われる道を
生きることをやめていきました。
もうできないと降参した、という感じです。
それまでは、過去に親にかけた迷惑分を、
返さなくては申し訳ないと思っていましたが、
「できない私」を自分が認めたことで、
親に対しても「悲しませてごめんね。」と
ただ素直に思い、
それをどうにかしようとしなくなりました。
平気で傷つけたり、
故意に悲しませたりはしないけれど、
でも自分に誠実に生きようとする中で、
人は人を傷つけてしまったり、
悲しませたりすることはあって、
それが大事な人なら、
お互いに受け入れあい、
許しあっていくのが愛なのだと思うようになりました。
そう思うようになると、
借りを返さねば、とは思わなくなりました。
いつか大事な人が、
私に迷惑をかけているな、と感じている時や、
「悲しませてごめんね」と思う時に、
「どんとこい!笑」と
言ってあげられたらいいですよね(^^)
そうしてやっと自分を生きることを少しずつ
自分に許せるようになり、
人生が大きく変わりました。
自分らしく生きるとか、
自分を大切にして生きるって、
どうすればいいのかわかりませんでしたが、
まずは、自分が望まないことをしないことから始め、
それまでの人間関係を見直し、
大好きな人や、ぜひ会いたいと思う人以外は、
会わなくなりました。
人生にあってもなくてもいい予定や、
やるべきことや、とりあえずの人付き合いなどは、
もうしないと決め、
自分の時間やお金、
体力や労力、エネルギーを何に使いたいのか、
どこにかけるのか?を考え、
誰かにOKをもらうためや、
「良し」と認めてもらうためではなく、
とりあえず、とか、
なくなるとちょっと寂しいかも、
と思うことでもなく、
自分の人生にぜひあって欲しいことや、
楽しいと感じること、
喜びや幸せを感じるものに使うようにしました。
例えるなら、
お皿に乗って出されたから礼儀として食べるのではなく、
バイキングでとりあえず色々食べておこうとするのでもなく、
みんなが食べるから食べるのでもなく、
人気で評判だからでも、
食べた方がいいからでも、
食事の時間には食べるべきだからでもなく、
無数にある世界中の料理のメニューから、
「これが食べたい!」と
自分であえてわざわざオーダーしたいものを食べる、
と言う感じです。
そうして生きようとしてみると、
自分の人生で、それまでそこまで真剣に
自分がしたいことを考えていなかったことに気づき、
感じていても、
どこかで諦めていたり、
後回しにしていたり、
それは夢や遠い理想や憧れポジションにしていたり、
そんなことより
まず先にきちんと責任を果たさなくては、
こうあるべきだ、と思うことを
優先していたことに気づきました。
でももうこれからは、
自分が思うことや、
自分が本当に幸せだと感じること、
自分のハートが喜び、広がるように感じることを、
自分にさせてあげようと思いました。
それが自分を大事にして生きる
ということだなと思います。
このブログを読んでくださる方の中にも、
同じように、
自分を生きることより、
先に両親や子供、パートナーだったり、
仕事や立場などを優先して、
まず迷惑をかけない、
それから自分のこと、と思っている方が
いらっしゃるかもしれません。
そうすることが正しいことで、
人に負担をかけない生き方だと
思っていらっしゃるかもしれません。
でも本当は、
自分を生きることでしか、
周りの人に与えられない幸せがあり、
それをしないことはあなたにとってだけではなく、
周りの人にとって、社会や世界にとって、
とても大きな損失なのです。
それを生きることがあなたが生きている意味で、
あなた自身も、あなたの周りの人も
まだ気づいていなくても、
あなたが自分を大切にして生きることが、
目に見えない大切なものを開いて繋いでいく、
たった一つの方法で、
それは何にも変えられないものなのです。
他人や周りから見て、
それが高く評価されなくても、
もっと考えているべきだと言われても、
大事な人にはちゃんと届くものなのです。
だから自分を大事にして生きて大丈夫です。
それが大事な人たちを幸せにする方法ですから。
「自分を大事にして生きていいのかな・・・」
「自分勝手や自己中心的じゃないかな?」と
疑念が湧いてきた時は、
「いいのかな?」ではなく、
「私はそう生きる。そう生きてみたいんだ。」と
自分に言いましょう。
だってあなたがどう生きるかは、
あなたが決めていいのですから。
誰かの承認など必要ないのですから。
あなたの人生のハンドルを、
常識や正しさ、あるべき像に任せないで、
あなたがハンドルを握って、
あなたが生きてみたい人生を、幸せを、
ぜひ生きてみてくださいね。
やってみると、思う以上に簡単で、
ずっと楽しく、
そして周りの人も幸せになり喜ばれますよ(^^)
みなさまのこれからがますます自由に
自分を大切にして幸せな毎日となりますように。
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