今日も穏やかな気持ちのいい冬晴れの一日でした。
この数日思いがけず忙しい毎日が続いていて、
ゆっくり出かけたり、
のんびりカフェに行くほどの時間はありませんが、
今日も仕事の合間に、
近所のオーガニックスーパーに行きがてら
いつもの川沿いをお散歩する時間が
いいリフレッシュになっています♪
スタスタ歩くと10分で着きますが、
せっかくなのでここは急がず、
空の下にいることや、
歩いていること、
外の空気を楽しんだり、
電柱や建物が自分の周りにない
広い空間にいることで、自然と
自分の意識やエネルギーフィールドも広がっている感覚を
味わいながら歩きます。
ゆっくり歩いたところで
15分くらいで着きますから、
往復でプラス10分の時間がかかりますが、
この10分がプライスレスだなぁと思います^ ^
ここをケチって、
早く行って帰って来ようとせかせかと歩くと、
往復の20分がただ疲れる時間になってしまいますが、
ぶらぶら外の世界を楽しみながら歩くと、
買い物ができただけではなく、
気分も頭もスッキリし、
何より楽しく、
帰ってくるとエネルギーが充電されていて、
やっぱり散歩はいいなぁと思います。
こうして楽しみ、味わう時間は、
人にとって毎日必要なもので、
なくてはならないものだと思います(^^)
（今日の京都 鴨川 お買い物に行く道にて。）
つい私たちは「効率よく」と考え、
無駄を嫌い、無駄は損だと思ったりしますが、
でも一見無駄に見えることが実は一番大切、
なんていうことはよく聞く話で、
きっとそんなことは
誰もが何度も聞いて知っていることでしょう。
「無駄に見えることの中でしか見つからないものがある」
という話を聞くと、
「そうだよね〜！」と共感する人は多いのに、
でも実際に自分の人生では
それを本当に受け入れたり、活かしたりしないまま
という人も少なくないようです。
（自戒を込めて書きます。）
例えば、自分らしい生き方や、
自分らしい仕事や人生が何かがわからなくて、
その答えを見つけたいと思う時、
もういい歳だし、
色々たくさん迷い考え、探して、もう疲れたし、
いい加減に落ち着きたいと思い、
自分の道はこれだったんだ！と実感して、
もうこの先迷うことなく、
その道を真っ直ぐに生きていきたい、と思うもので、
そんな時は誰だって、
その答えが早く欲しくて、
どうすればいいのかを早く知りたくて、
なんなら誰かその答えを教えてくれないかな
と思ったりもしますが、
それが見つからない理由は
今お話ししたことにあります。
効率のいい近道ばかりを探していたり、
みんなと同じ正しい道や、
みんなが歩く安全な通りしか歩かないでいたりすると、
それは見つからないものです。
大抵、人の期待に応える道や、
無難な道、失敗のない道は歩きやすいのですが、
空っぽで、
そこには何も落ちてなくて、
自分を発見するきっかけが少なく、
気づきが起こりにくかったり、
早く早くと焦って、
周りの景色や今という時を楽しむことを忘れていて、
いつ見つかるだろう、
いつ到着できるのだろう、
一体いつになるのだろう、ばかり気にして、
今の自分にできることや可能性、
もうすでに持っているもの、
周りにあるものや人、チャンスに気づかないのです。
これは冒頭の散歩のお話と同じですね。
脇目も振らずスタスタ歩けば片道10分で、
それをどうにかもっと早く行けないか？
あと何分で着けるのか？
ばかり気にして、
今日の空の色も、空気も味わうことなく、
世界が美しいことなどどうでもよくて、
そんなことより、
自分のこれからのことで頭がいっぱいだったりします。
そんな意識状態でいると、
もしその道に大きなヒントやチャンスが落ちていても
気づかず、
ただ避けて歩いてしまうものです。
とても勿体無いですが、
世の中にはそんな人は大勢います。
（川の向こうに山が見えますが、
寒い日にはこの山が雪で白くなります。
それを見るのが冬の楽しみです♪）
ではどうすればいいか？と言いますと、
近道探しを手放すこと、
早く早くと結果を焦らないことです。
そして間違いや遠回り、失敗を、
無駄や損、恥だと思って、
ちょっとの無駄や損、遠回りもないようにとか、
一度も失敗しないようになどと思う気持ちを手放し、
自分が自分の人生を自由に生きて
歩けるのだということを思い出し、
今できることを色んな風に楽しむことです。
遠回りや失敗が嫌だと思う気持ちを
完全に手放すことが難しくても、
ちょっとくらいの寄り道ならいいじゃない、と
受け入れたり面白がったりするといいですし、
今の自分を100%楽しめなかったとしても、
楽しもうとしてみようとしてみたり、
もしこの自分とは
後ひと月や1年でお別れだとしたら、
（死ぬという意味でも、
例えば転職などで今の状況から変わるという意味でも。）
今の自分でできることを
どんな風に楽しむだろう？とか、
やり残していることはないか？
今だからこそできることはないか？と考え、
それを全部やってみよう、
今の自分をもっと本気で生きてみよう、楽しもうと
してみるといいですね。
するとその道は
みんな忙しそうに走る
車がいっぱいの国道とは違う道になり、
いつもは通らない道には、
すぐ近くだったのに
こんなところにこんなお店があったのか！と
思ったりするように、
今まで知らなかった発見や気づきがあったりして、
自分らしいことや、
自分の生きたい人生につながることのヒントや出会いが
あったりします。
それも一度ちょっとやってみたら
すぐに見つかると期待しているそうとも限らず、
楽しもうとしてみたけれど
何もないじゃないか！と思うかもしれませんが、
そういう思いや言葉が出るということは、
その行動は近道のためにやったということで、
結局根本的に意識が同じなので、
同じ結果がきただけです。
もし本当に「早く見つけたい」という焦りを
（この先ずっとではなくても）
その時だけでも手放して楽しんだとしたら、
そんな言葉は浮かばないものです。
ただ「あ〜結構楽しかったな」
「なんだか久しぶりにいい時間を過ごせたな」
などと思うものです。
（冒頭で書いた散歩のように。）
（大きなワンちゃんがバシャバシャと川に入って
遊んでいたのにも驚きましたが、
それ以上にこの時期に飼い主さんも入っていたことにビックリ！
ワンちゃんがすごく楽しそうで可愛かったです♪）
ですから、本当の自分がわからない、
自分らしい生き方がわからないなど、
知りたいのにわからないことがある時には、
散歩のお話を思い出してみてくださいね。
人生では、例えば
普通に歩いて1年の道を、
自分は1年だとは知らないのですが、
でも知っていても知らなくても、
すること、できることは同じです。
それを焦って周りの景色も、
道中に用意されている素敵な贈り物も無視して、
いつわかるのか？
いつ実現するのか？ばかり気にして、
ちょっとでも早く着ける道はないか？
ばかり探していないで、
顔を上げてみましょう。
自分の視野がいかに狭くなっていたかに気づくでしょう。
1年かかるところが
1時間や1日延びても大したことじゃないと気づき、
今の自分にできることをして、
今を楽しみ、味わいましょう。
すると結果的に一番スムーズに到着するものなのです。
それを期待してすると違うのですが、
本当に今できることを楽しもうと
心を開いていると、
本当にそうなりますよ(^^)
というわけで、
その小さな一つが、
日常の中ですぐにできることを楽しむことで、
それは散歩だったりしますし、
例えば、食器を洗うことや、
歯を磨くことなどでもそうです。
どうせそれをするのに焦っても5分10分かかるなら、
13分になってもいいから楽しみましょう。
そしてそれと同じように、
今の自分を楽しみましょう。
きっと毎日が驚くほど楽しくなり、
したいことが見えてきますよ(^^)
p.s.
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