今日も京都からです。
週末まで夫と滞在中です♪
昨日は久しぶりに哲学の道をお散歩してきました。
鴨川のお散歩も大好きですが、
哲学の道をお散歩するのも大好きです(^^)
桜や紅葉の季節は人が多いですが、
この時期の平日は人も少なく、静かで、
お散歩にはピッタリでした。
明日ものんびりお散歩するのが楽しみです(^^)
さて、私は昔ピアノを教えていましたが、
そう言いますと、
「昔習っていましたが、先生が厳しくて、
ピアノのレッスンが苦痛で、ピアノが嫌いになりました。」
というお話を聞くことがあります。
これは残念なことですがよくあるお話です。
ピアノに限らず、お習字やスイミング、野球など、
昔は習い事や部活などの先生や練習が厳しくて、
怒鳴られ叩かれるのは当たり前でしたから、
そんな経験がある方も多いのではと思います。
そういう私も、
子供の頃に習っていたピアノの先生はとても怖くて、
音大生だった時、同級生たちと話すと、
怖い先生話のオンパレードでした。笑
叩かれる、罵声を浴びせられるなんていうのは普通で、
弾けるまで椅子にロープで縛り付けられたとか、
楽譜を投げつけられるなんていうのはマシな方で、
楽譜台や椅子が飛んできたとか、
うまく弾けないと、
弾いている最中にピアノの蓋をバン!と閉められたなど、
(これは私もありました!慣れると指を挟まないように
蓋を閉められそうだなと思うと警戒して、
手を引っ込めるのが上手になりました。笑)
もっと恐ろしいホラー話もいっぱいありますが、
控えます。笑
今そんなことをしたら
即訴えられるような話がいっぱいでした。
(今はそんなピアノの先生はいませんから大丈夫ですよ♪)
昔は学校の部活も厳しかったですから、
そんな経験をされた方も多かったのではと思います。
それでも私はピアノが好きでしたが、
一緒に習っていた姉はピアノが大嫌いになり、
やめてからは見向きもしません。
そうして、先生が怖かったから、
怖くなくてもなんとなく苦手だった、
そりが合わなかったから、
習い事や部活、勉強が嫌いになった人も
たくさんいるでしょう。
ちょっと余談ですが、
先生が怖かったから
その習い事や部活が嫌いになった人もいると思いますが、
同じ先生に習っていて、
私は嫌いにならず、姉は嫌いになったので、
もしかすると単に、先生とそりが合わなかったとか、
ピアノ自体に興味がなかったのかもしれません。
もちろん本当に先生のせいで嫌いになり、
別の先生のおかげで好きになることもありますから、
一概には言えません。
ただ、先生が嫌い、苦手、が、
習い事や部活、勉強などが嫌い、に
なってしまった人もいるのは、
とても残念なことだなと思います。
そんなことを思っていると、
これと同じことが大人になっても、日常でもあるなぁと
ふと思いました。
英語の先生が苦手で英語が嫌い、のように、
わかりやすい場合もありますが、
日常の中では、例えば、
ある人のこういう部分が苦手だと感じていると、
その人自身が嫌いだと感じたり、
今の暮らしや生活に不満を感じていると、
今の夫や妻が嫌だ、にすり替わっていたり、
今の自分が嫌いだとどこかで感じていると、
今の仕事が嫌い、にすり替わっていたり・・・。
(長野 雑木林の散歩中に。)
嫌いだと感じるものは、
実は全体ではないのに、そう思い込んでしまったり、
別の何かにすり替わっている場合もあるなと思います。
ピアノの先生が怖かったから
ピアノが嫌いになったかもしれませんが、
でも本当は先生とピアノは別のものですね。
同じように、
今の暮らしや人生、毎日の不満を
パートナーや仕事のせいにしていたり、
自分のことが嫌いという思いを、
社会や身の上、過去の出来事のせいにしたり。
今嫌いだ、許せない、と不満に思う
人や暮らし、パートナー、仕事、社会、過去などは、
実は別のものから来ているかもしれません。
今、〇〇が嫌いだと感じているけれど、
本当にそれが嫌なのだろうか?
自分は本当は何が嫌なのだろう?
と考えてみると、
何か別のもの、
見ないようにしている、気づいていない別の何かに
気づくことができるかもしれません。
ある人が嫌いだ、苦手だ、と思う時も、
この人のこういう部分が苦手なだけで、
この人の全てが嫌いなのではないかもしれない、
そういえば見習いたい部分もあるな、
私とはそりが合わないけれど、
優しいところもあるな、など
気づくことがあるかもしれません。
そんな風に人や状況などを見てみると、
無理に好きにならなくてもいいですが、
隠れて見えなかった
本当の自分の気持ちが見えてくるかもしれません。
今の仕事やパートナーが嫌だ!と思う時、
別に辞めても別れてもいいですが、
その前に、
本当は何が嫌なのかをじっくり考えてみるといいですね。
今の仕事がもう嫌だ!合わない、と思っていたけれど、
実は単に同じ毎日の繰り返しにうんざりしていただけ、
と気づいたり、
パートナーのことをもう愛せないと思っていたけれど、
パートナーが嫌いになったのではなく、
ただこうあって欲しいと期待されることが苦痛だった、など、
色んなパターンがあるように思います。
そうして感情で覆い隠され、
本質に気づかないまま
「もう嫌だ」「嫌い」だと思い込んでいる場合もあるかもしれません。
感情は私たちに
本当の自分に気づかせてくれるための
サインであり、情報です。
感情の声は大きいので、
流されそうになりますが、
大声で叫んでいる時にも、
落ち着いて自分の心の奥に耳を傾けてみるといいですね。
そんな時に心の奥の声に耳を傾けるのは難しいものですが、
そんな時は瞑想をするといいですよ。
本当の想いは、静けさの中にいつもありますから。
嫌い、嫌だ、と思うことがあった時に、
ちょっと立ち止まって、自分を覗き込んでみるヒントに
していただけるといいなと思います(^^)
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