「こんな仕事をしたいな」
「こんな人生を送りたいな」
「こんなことやってみたらおもしろいかも！」と思い、
一歩を踏み出しその世界に飛び込んでみたら、
自分レベルの人はいっぱいいて、
始めに持っていたちょっとした自信が
あっという間にぺしゃんこになった、
…なんていうことはないですか？
私は何度もあります。苦笑
例えばこのブログもそうでした。
ブログは2014年の1月から毎日書いているのですが、
始めはひっそりと日記代わりに、
しばらくして読んでくださる方ができてからは、
今までの人生で気づいたことや経験から学んだことを、
役立ててもらえたらいいな、
共感してもらえたらいいな、
誰かの気づきのきっかけになったらいいな、
ついでに今日を振り返る時間を
毎日持てたらいいなと思って書いていましたが、
実際始めてから、
色んなかたのブログを読んでみると、
素敵なブログを書かれている方がたくさんいて、
既にこんなにあるなら、
私みたいなのがわざわざ書く必要はないのでは、
と思ったりしました。
ピアノを弾いても同じで、
私と同じように音大を出て
演奏会に出たりしているレベルの人は
世の中にたくさんいます。
そういう考えでいくと、
何もかもが、私じゃなくてもよく思えてきます。
それこそ、コンクールやオリンピックなどで
世界一にならない限り、
自分よりすごい人がいる、と。
そしてもしオリンピックなどで世界一になったとしても、
その記録は年々塗り替えられていきます。
また例えば、
東大や京大の合格者は毎年5700人くらいいるそうで、
10年で6万人近くになります。
私から見れば雲の上のすごい人たちでも、
日本にそんな優秀な人が
40年間で30万人くらい？いるということで、
もちろん他にも医学部などの優秀な人もたくさんいて、
そう考えると、どんなことでも
どんなにハイレベルでも、
自分くらいの人はたくさんいるのですよね。
と思うと、なんだか何をやっても、
自分が何かをする価値って・・・と思ったりしていました。
でも今は思います。
ただ何かに秀でているだけではなく、
そこに「その人らしさ」が加わって
別の魅力につながったり、
唯一無二の存在になることもあるなと。
例えば歌が上手な人はいっぱいいるけれど、
トークのおもしろさや、
ダンスやファッションなども合わせたトータルのセンスで
個性が光っていたり、
歌がすごく上手というほどではないけれど、
その人の声や歌い方が好きだなと感じたり、
キャラクターが好きで
歌が心に響いたりすることもありますよね。
それだけでは1番にはなれなくても、
その人の魅力と合わさり
他の人に真似できないものになることがあります。
これは歌手や俳優さんなどでは
当たり前のことのように思っていましたが、
自分の仕事やブログでは
そんな目線を持っていませんでした。
（スウェーデン ストックホルムにて。）
ブログを書き始めた頃で、
少しずつ色んな方が読んでくださるようになってきた頃も、
私のようなブログを書いている人なんて
いっぱいいらっしゃるし、
スピリチュアルなことや見えない世界のお話は、
生まれながらの霊能者の方もいて、
私なんかが書くことでもないと思ったり、
瞑想だってインドで何十年も修行をしたわけでもないし、
と思っていました。
でもその頃に色んなブログを読んで思いましたが、
同じような内容でも、
なんとなく文体が好きだったり、
漂う空気感に惹かれたりと、
やっぱり個性が出ているものですよね。
色々見てやっとその大切さがわかりました。
頭ではなく、
ハートですんなりそう思えるようになりました。
自分らしさって出そうとしなくても、
勝手に漏れ出していて、
何をどうやっても自分で、
それは誰にも真似できないのです。
（この記事にも漏れ出しているのだろうなぁと思うと
なんだかちょっと恥ずかしいですが。汗笑）
それはきっと仕事でも同じことですね。
どんな仕事でも、
その人が好きだったり憧れたりして、
その人から物を買ったり、
その人に仕事を頼んだり、
その人に会いたいと思うことから新しい縁が生まれたりします。
その仕事のメインの能力だけが、
仕事の能力の全てではなく、
結果につながるわけではないですね。
「あの程度なら私にでもできる」なんて、
とんでもないです。
そう思う人は（昔の私も含め）、
メインの才能や能力、経歴などしか見ていなくて、
実はとても大切なものが見えていないのです。
その「実はとても大切なもの」とは、
人間力と言いますか、魅力と言いますか、
その人らしさ、その人であるということで、
今更ながらアナログな
人を引きつける個性のウエイトは想像以上に大きいのです。
（だって、学生時代、
数学の先生が好きだから数学が好きになり、
社会の先生が好きになれなくて
社会の勉強のやる気が出ない、なんていうことは
誰もが経験があるのでは。）
それは逆に、
「このレベルの人はいっぱいいるけれど、
私は1人しかいない」ということです。
ですから、
「私じゃなくてもいいのでは？」は、
「私でもいい」であり、
「私がいいという人も中にはいる」であり、
「私だからいい」になるのでしょう。
ネット社会になった今ですら、
いえ、ネット社会になった今だからこそ、
やはり「人」なのです。
どんな仕事でも、その人らしさって出ますものね。
そして機械にはないもので、
どんなに優れた機械にも、
誰にも真似できないものですから。
そう思うようになり、
何も特別なものを持っていない、
人より才能があるとは思っていない自分のままで、
ブログを書いたり、
セミナーやセッション、ヒーリングなどのお仕事をすることも
楽しめるようになりました。
すると実際にそんな私を喜んでくださる方に
たくさんお会いすることができました。
自分のままでいいのだと自分にOKが出ると、
自分を喜んでくれる人につながるようになるのです。
いい人や特別な人、誰より優れた人にはなれなくても、
なんとなく心地いなと感じていただけたり、
私の知らないどこかで、誰かが、
共感したり、参考になったと
思っていただけるかもしれないと思って、
今日も書いています。
それがなくても、
自分の日記として書くことを楽しんでいて、
もっとおばあちゃんになった時に読んで、
「こんなことを書いていたのか〜」と
ちょっぴり恥ずかしく思ったりすることも楽しみです♪笑
自分なんかが、と思ってしまう時に、
このお話をちょっと思い出していただけるといいなと思います。
特別な才能や能力などなくても、
あなたであることに意味があるのだと
思い出してくださいね。
だってこの世にあなたはたった一人しかいないのですから(^^)
「オンライン瞑想セミナー1」
9/25（日）13時〜と、9/27（火）11時〜の2回開催です。
詳細・お申し込みはこちら。↓
オンラインですがスマホがあれば参加できます。
全く瞑想の経験がない方でももちろん大丈夫です♪
オンライン個人セッションのご感想
サブブログ
→「人生で一度くらい」
長野暮らしの日常をゆるゆると書いています♪
よろしければ覗いてみてくださいね^ ^
YouTubeチャンネル
ブログの音読や誘導瞑想などをアップしています。
チャンネル登録していただけるとうれしいです♪
