今日は優しい雲と澄んだ空の美しい一日でした。
太陽の光ももうすっかり柔らかな秋の日差しで、
昼間は長袖シャツ、
夜は秋用のカーディガンを羽織るくらいでちょうどいい感じです。
今日は部屋にいても、
窓を開けていると気持ちのいい風が流れ、
目を閉じて風が流れるのを感じているだけで
とても贅沢な気分でした。
あまりにも気持ちがいいので、
時間的にはちょっと厳しいかなと思ったのですが、
でも風を感じながら木々の中をお散歩したい！
と思ったので、
いつものお気に入りの八ヶ岳の高原へ行ってきました。
（家から車で30分です。）
ほんの数日のことなのに、
前に来た時と木々が随分変わっていて、
葉が色づき、落ち葉が芝生に広がり、
栗が落ちていました。
小さな湖のそばに座っていると、
赤とんぼが飛んでいて、
虫たちの声もすっかり秋です。
湖ごしに八ヶ岳を眺められるベンチに座り、
耳を澄ましていると、聞こえるのは、
木々の間を流れる風の音と、
遠くに聞こえる川の水音、
虫の声だけ。
自然の音だけの世界を楽しみました。
見渡す限り、電線も建物もなく、
聞こえるのは自然の音だけの世界は、
なんとも平和で、優しく、安心感に包まれていて、
ずーっとここにいたいと感じます。
それはずっとそんな感覚の自分でいたいということでしょう。
何故ならそれが人の自然な姿ですから。
こんな場所にいると誰だって、
色んな心配事も、ダメな自分も、
どうにかしなくてはならないことも、
何もかもどうでもよくなったり、
小さなことだと気づくでしょう。
自然の中にいると
誰だって自然とそんな優しい空気を感じ取り、
心が開き、本来の魂のままの自分に戻ります。
どんな人にもそんな時間が必要だと思います。
私たちはみんな元々は愛です。
でも人や人工物、電磁波などでいっぱいの社会にずっといると、
そんな感覚から遠ざかり、
すっかりそれがわからなくなってしまいます。
そのままそこで、本当の自分を探したり、
本来の自分に戻ろうとしてもいいのですが、
それは結構難しいものです。
これは私の感覚ですが、
そういう場所にいると、
人のある感覚が閉じてしまうからだと思います。
その「ある感覚」をなんというのか、
的確な言葉がないので一言では言えませんが、
（ある感覚が閉じると心も閉じるのです。）
そう感じます。
人や人工物に囲まれている時は、
よほど気をつけ、
毎日瞑想などの時間を十分に取らないと、
私のような流されやすく、
周囲の波動の影響を受けやすいタイプの人間は特に、
本当の自分を見失ってしまいます。
影響を受けにくい人や、見失わない人も
いるのかもしれませんが、
私は自分が影響を受けやすい人間だと
よく知っているので、
27年も瞑想を続けていて（この先もずっと続けるでしょう。）、
意識的に自分を整えることを日常に取り入れ、
自分をチューニングするように心がけています。
そのチューニング方法の一つが、
人や人工物、電磁波から離れ、
自然の中を散歩したり、
自然を感じ味わったりすることで、
また別の方法は瞑想をすることです。
実際、私は毎日こうして3時間くらいかけて
ブログを書いたり、
オンラインで個人セッションをしたりして、
パソコンとにらめっこをしている時間も長いですし、
部屋にはテレビや炊飯器などはなく、
電気モノは必要最低限ですが、
それでもエアコンや冷蔵庫、スマホなどがあり、
街中にはたくさんの電磁波が溢れています。
また人が発する波動、人工物が発する波動もあり、
いくら自然がいいと言っても、
それらを全く受けないで、なしにして暮らすことはできません。
だからこそ、自分で意識的に
毎日こまめに調整することが大切だなと思います。
普段は何も感じないから平気だなと思って、
放っていると、
気づいた時にはもうかなりその影響で、
心配や不安がいっぱいの状態になっていたり、
ストレスが溜まっていたり、
本当はどうしたいのかもわからなくなっていたりして、
何のために生きているのか、
愛ってどういうものなのかなどもわからなくなり、
本当の自分を見失ってしまった状態に
なっているものです。
そうなってから取り戻すのは
ちょっと時間がかかりますし、
その状態になるのは辛いですから、
日頃から、問題がないと思う時も、
自分を整え、
本来の自分にチューニングすることが大事なだと思います。
（今日の長野 八ヶ岳。）
今朝も瞑想をしていて感じましたが、
瞑想をしていると、本当の自分へ整っていくのを感じます。
人も楽器の調律と同じで、
楽器も一度ピッタリと調律をしても、
一日経つと微妙に音が狂ってズレています。
例えば、私は今ウクレレを趣味で弾きますが、
昨日チューニングしたのに、
今日弾く前にチェックすると、もうズレていましたし、
オーケストラは演奏会の舞台の上で、
曲の前にみんなでチューニングしますが、
それはあらかじめやっていても、
湿度や温度の差で影響を受けてズレてしまうからです。
人も同じで、他の人や環境の影響を常に受けていて、
例えば、耳にした音楽や聞こえた話、言われた言葉、
目にしたニュースや人の表情、読んだ文章や文字、
匂いや味、
空気に含まれるマイナスイオンや排気ガス、
食べ物の栄養や農薬や添加物、
場所や建物、モノの波動など、
良いものもそうでないものも含め、
様々なものの影響を受けていて、
それなしで生きることはできません。
今より自然に近い暮らしをしていた500年1000年前でも、
人と関わって生きる限りそれはきっとあったでしょう。
今はなおさらです。
本来は美しく調和した状態にあるものなのに、
生きている限り、何かの影響を受けズレてしまう。
それを怖がって拒否して生きるとなると、
隠者のように
山に一人で引きこもっていなければならくなります。
それはできないけれど、
でも自分を日々整えることで、
本来の調和した魂の状態であることはできると思います。
そのために、こうして自然の中にただある時間を
できるだけ持つようにしたり、
毎日朝晩に瞑想をしたりしています。
それ以外にも、
できるだけ自分の耳に入れるもの、目にするもの、
自分が発する言葉、食べるものを、
愛と調和したもの、
美しいもの、
優しいものにするよう意識しています。
そうして暮らしていると、
やはりズレにくくなり、
ズレにくくなると、
少しズレた時にすぐに気づくことができるので、
気づいたら時間をとって丁寧に整えると、
簡単に本来の魂の愛の波動に戻ることができます。
その状態にいつもあると、
本当の自分は何をしたいのか、
この人生をどう生きたいと思っているのかや、
自分にとって本当に大切なことは何か、
自分を生かすには何が大切かなどが、
自然とわかるようになります。
それは特別な能力でも、霊感でもなく、
誰もが元々知っていることを思い出すだけです。
それは始めは、
「なんとなくそう感じる」「こうかな？」
という感覚でわかり、
段々とはっきりと
「あ、こういうことだ。」とわかるようになってきます。
自分のチューニングにズレがなくなるほど
クリアになっていくものです。
そのチューニングには
自然の中でゆっくりと過ごすことは
とても大きな助けになります。
でもなかなかそんな場所が近くにないという方は、
瞑想をするといいですよ。
瞑想はどこででもできますし、
誰にでもできます。
完璧さを求めると、瞑想はとても難易度が高く、
無理だと感じますが、
完璧な瞑想など求めなくて大丈夫です。
もちろんただなんとなく目を閉じて座っているだけでは、
頭のおしゃべりを聞いているだけの時間に
なってしまいますから、
体はリラックスしながら、
意識は呼吸に集中することが大事です。
そうしていると段々と整ってきますよ。
瞑想の詳しいやり方については、
また秋にオンラインで瞑想セミナーを開催したいと思いますので、
ご興味のある方はぜひご参加ください。
今日も長くなってしまいましたが、汗
自分を整え、
安心感や穏やかさ、
子供のような好奇心あふれる本来の自分とつながり、
本当の自分、愛と調和した自分を
喜びと共に生きていきたいですね(^^)
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