今日はすっかり空気が変わり、
秋のような軽やかな空気と空が広がる一日となりました。
昨日も夜はエアコンがいらなかったのですが、
今日は昼間も窓を開けていると爽やかで
エアコンなしでちょうど気持ちがよかったです。
澄んだ空も空気も、風も、太陽の光も
一つ季節が進んだようです。
また新しい美しい世界を
自分の全部で味わい楽しんでいきたいです♪
さて、私は今 夫と離れ、
一人で知り合いのいない長野暮らしをしていますが、
こうして一人で、
人生で一度は暮らしてみたいと思った街に暮らし始めて
1年半が経ちました。
京都や北海道の帯広、そして長野と、
憧れだった街に住むのは
毎日が新鮮な発見を感動がいっぱいで、
無理だと諦めず、とりあえずやろうと試みて
本当によかったなと毎日感じています。
京都や北海道も、ここ長野も、
知っている人は誰もいませんから、
本当に一人なのですが、
寂しいと感じることもなく、
周りに家族や友達がいるかどうかで
寂しさは決まるものではないなと実感しています。
過去には、
パートナーや家族と一緒にいるのに寂しいと感じたことも
ありました。
そんな経験をされたことがある方も
いらっしゃるかと思います。
そう考えますと、
状況や環境は関係ないと分かりますし、
誰ががどうとか、
自分の好きな人が
自分のことを一番に愛してくれるかどうかなどで、
寂しさは決まるものではないと分かります。
では何で決まるかと言いますと、
自分の心が開いているかどうかです。
自分の心が閉じていると、
周りがどうであれ、寂しく感じたり、
物足りなさや孤独感、
世界から取り残されたように感じます。
逆に心が開いていると、
周りがどうであろうと幸せを感じ、
豊かな気持ちで満たされて生きることができます。
これは寂しさについてだけではなく、
経済的な豊かさを感じられるかどうか、
今の暮らしや仕事、環境に幸せを感じられるかどうかも
自分の心が開いているかどうか次第です。
収入や貯金がいくらあったら安心でき豊かだと感じられる、
とか、
どんな仕事をすれば、どんな家に住めば、
結婚してれば、子供がいれば、というものではありません。
自分を取り巻く世界が
自分の好きなものばかりの方が、
そう感じやすいですが、
それさえ手に入れば、
それがなければ、
まずはそれを揃えなくては、と考えるのはエゴの声です。
それがまだなくても、
今に心開いて楽しんでいると、
それが手に入るのです。
まず自分、なのです。
（ここ、大事です！）
また、こうして色んな場所に住んでみたり、
私は一人旅が好きなので、
これまでの旅の経験から思うことですが、
人であれ、街や場所であれ、
絵や音楽、自然などであれ、
「出会うこと」で人生は広がり、
たくさんの喜びや幸せを感じることができるように思います。
例えば、知らない人と会って、
名前や仕事は何をしているかなどを聞いて、
その人のことを知ったとしても、
それだけでは「出会った」と私は思いません。
それはただの情報で、
そうした情報は私を素通りしてすぐに忘れてしまします。
どんなにたくさんの人と名刺を交換しても、
家族や経歴について知ったとしても、
あれこれ長々と自分語りをされても
ただそれだけで、
その時は「すごいな」と思っても、
すぐに忘れてしまいます。
「出会っていない」のです。
だからSNSなどで繋がっていても、
連絡を取っている、取っていないに関わらず、
なんとなく、この人は繋がっている、
この人は繋がっていないという感覚があります。
それは「出会ったかどうか」によるもので、
私にとってはそこがとても大事なことだと感じています。
（長野 蓼科に行く途中のお気に入りのカフェにて。）
私が今お話ししている「出会うこと」は、
「知り合う」とか「友達になる」とは違って、
言葉にするのが難しいのですが、
その人や場所や、音楽、自然など、
対象はなんでもいいのですが、
それに対して何かを感じ、
心に響いたかどうか、
響いたものが自分の心から溢れたかどうか、
という感じでしょうか。
人の話を聞いて、
「いいですね〜」「すごい！」などと
その時は思っても、
ハートに響いていないと後に何も残らず、
私に取っては「出会っていない」のです。
頭でそう思うことは決して嘘ではないのですが、
ハートが揺れるような感覚、
喜びや感動、嬉しさ、面白さを感じたり、
好奇心が湧いたり、
例え、嫌な気持ちや嫉妬、悔しさなどであっても、
何かを感じ、ハートが揺れたり響いたりしないと
「出会っていない」と感じます。
ですから、旅先やこうして一人で暮らしていて、
どこかでたまたま言葉を交わした人の
ちょっとした親切や笑顔が心に触れて、
何かを感じたら、
その人の名前やどこで何をしている人かなど
全く知らなくても「出会った」と感じ、
忘れませんし、
空を見てその美しさに感動したり、
いつもの街路樹にハッとして何かを感じたり、
音楽を聴いて心が揺さぶられたなら
それは「出会った」ということです。
そうした「出会い」が私には大事で、
そんな出会いがなく、
ただ名前や顔、情報を知っている人が
どんなにたくさんいても、
有名な観光地を全部回っても、
絵画の作品名や画家の経歴を知っていても、
あまり意味のないことだと思っています。
（正直どうでもいいです。笑）
むしろそういう情報がたくさんあるのに、
出会っていない人やものばかりだと、
余計に虚しくなったり、
寂しさを感じるのではと思います。
人と「出会う」というのは、
昔何をしていたとか、
今どんな仕事をしているとか、
家族がどうだとかを知る知らないに関わらず、
その人のありのままの何かが垣間見えた時に
起こるもので、
それはカッコいいところに限らず、
ちょっとひょうきんなところや、
気が弱いところ、でも優しいところなど、
どんなものでもいいのです。
それは出そう、感じてもらおうとして出せるものでは
ないように思います。
そうしたコントロールや、
何かを「しよう」とすることを手放した時に
自然と流れるもののように思います。
きっとこのブログでも
それは自然に出ているのだろうと思います。
それに出会っていただけるといいなと思っています(^^)
そしてそれを受け取るには、
自分が心を開いていることで、
せっかくそこに溢れていても、
自分が心を閉じていると受け取ることができないものです。
人生の豊かさ、幸福度、喜びは、
その差ではないかなと思います。
ここに一人で住んでいて、
名前を知っている人は今もほとんどいませんが、
それでもカフェの店員さんや、
スーパーでたまたま一言二言交わしただけの人など、
私の中で「出会った」と感じる人はいて、
そうした出会いが、
私の毎日を豊かで幸せにしてくれているなと感じます。
他にもそんな出会いは
毎日の自然の中にたくさん溢れていて、
今日も、
空の美しさを初めて見たように感じ、感動したり、
空気が変わったことを全身が感じ取り
その新鮮さ、美しさに涙が出たり、
場の波動の柔らかさに意識が広がり
混ざり合い一緒に遊ぶような感覚を感じたり・・・
そうして何かを感じるたびに、
出会いを喜び楽しんでいます。
それがある限り、人は一人ぼっちではありませんし、
人生の豊かさ、喜びは枯れることがないように思います。
今日は何かに出会いましたか？
この出会いの喜びは死ぬ瞬間まで楽しむことができます。
でも、何も気づかずに生きてしまうと、
ただたくさんの情報を仕入れただけの
つまらない孤独な人生になってしまいます。
人生のどんな瞬間も心を開いて
こんな出会いを楽しんで生きていきたいですね。
明日もそんな出会いを喜び楽しむ一日を(^^)
p.s.
心の開くとはどういうことかについては、
これまでたくさん書いていますので、
よろしければ過去の記事を読んでみてくださいね♪
一つ参考に挙げておきます。
「心を開く方法とコツ〜人生がうまく行かない時の乗り越え方 - 前向き気づき日記」
オンライン個人セッションのご感想
サブブログ
→「人生で一度くらい」
長野暮らしの日常をゆるゆると書いています♪
よろしければ覗いてみてくださいね^ ^
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