今日は午前中は雲が多めの優しい空気でしたが、
午後からはスッキリと青空が広がる
爽やかな一日となりました。
まるで五月ごろのように
窓を開けて部屋にいるとちょうどいい感じで、
今が七月半ばだということを忘れそうでした。
夏休みももうすぐですね。
大人は長い夏休みはありませんが、
子供のようにワクワクすることを計画したり、
勝手に夏休みを自分で作ったりして、
(大人だからできることです!)
楽しんでいきましょう♪
常々思うのですが、
自分の苦手なことや欠点だと感じていることは、
自分だけの、自分にしかできない道を開く
大きなヒントや道標ですね。
例えば、コツコツ勉強をしたり、
毎日筋トレをしたりするようなことが苦手だから、
そんな自分でもどうすればできるようになるかを
考えたり、
それでもいかに効率よく結果を出せるかを
色々工夫をしたり、
自分なりに無理なくできるバランスを考えたりし、
その工夫や経験が
同じようなコツコツできない人の役に立てるかもしれませんし、
それを探すことで
自分だけのやり方や生き方を見つけるヒントになるかもしれません。
また例えば、協調性がない、我が強いなどは、
よくないことのように思われがちですが、
(特に日本では。そして特に女性は。)
だからこそ自分のNOの感覚に正直に生きることになり、
自分らしい生き方に繋がっていったりするでしょう。
私自身、協調性がなく、我が強いと言われ、
親からもよく怒られ、
ずっとそれはよくないことだと思っていました。
今でも協調性がある方がいいなと思いますし、
男性はともかく、女性は我が強すぎない方がいい、
従順な方が可愛がられ愛される、敵が少ない、と
子供の頃からなんとなく感じていました。
ですからそんな自分があることを感じると、
自分はダメだと責め、
みんなと同じように、と隠して誤魔化していましたが、
どうしても地の性格は変えられず、うまく隠しきれず・・・。
まるでがんばってかわいいウサギの着ぐるみを着たのに、
後ろのファスナーが上がりきらず、
オオカミの尻尾がはみ出しているような、
隠しているつもりでもファスナーがズルズル下がって、
醜い自分が出てきてしまうような感じがしていました。
今でも協調性があって素直で従順な人を見ると、
すごいなぁ!と憧れますし、
こういう人になれたらよかったなぁと思います。
でも今はそうではない不恰好な自分も好きになりました。
どちらの方がいいというのはなく、
不恰好で歪でも、自分でいるのが一番自然で、
人生が楽しく幸せだと感じるからです。
人から嫌われることもあるけれど、
無理をして隠しているより、そのままの自分を生きていると、
自分のままでいられる居場所ができ、
そんな私がおもしろいと思ってくれる人も
いたりするからです。
周りの人みんなにいつもがんばっていい人のフリをして
好かれようとしなくても、
そのままで誰かには許され、愛されるなら
それが一番ですよね。
だって本当の自分を見せても
期待外れだとガッカリされて離れていくのでは、と
心配しなくてもいいのですから。
(イギリス 湖水地方 グラスミア湖にて。)
少し話が逸れますが、
個人セッションをしていると、
自分らしくいられる居場所がないと感じる、
という方も多いですが、
自分らしくいられる居場所を見つけるには、
まず自分がありのままの自分を生きることです。
誤魔化さずにそうしていると、
自然とその自分には合わない人は離れていきますし、
その自分がいいねと思ってくれる人が残り、
集まってきます。
すると気づくと自分のままでいられる居場所ができています。
素を隠したいい人の自分でいるから、
本当の自分ではない自分を求める人が
周りにいる状態になり、
それを演じ続けることが苦しくなり、
時々本当の自分が出るとうまくいかなくなり、
本当の自分のままでは愛されないと感じる状態になるのです。
ですから自分のままでいられる居場所が欲しいなら、
勇気を出して素のままの自分で生きることです。
それ以外に方法はないのではと思いますし、
それが一番自然で早い方法だと思います。
話を戻しますと、
そうやって自分が欠点だと思う自分、
うまくできないことを受け入れて、
それを生かしたり、楽しんでいくと、
自分らしい人生に繋がっていきます。
例えば私は協調性がないから、
会社や学校ではうまくいかなかったけれど、
だからこそ一人で仕事をすることが自然で、
無理なく今それができています。
従順なタイプではないからこそ、
自分で自由に選んで、道なき道を進んでいくことが楽しめます。
みんなと一緒にいることが自然で楽しい人、心地い人や、
我が薄く、あまり自分がないタイプの人には、
自分一人で考えて選んで決めて進んでいくのは
とてもストレスでしょう。
こうして考えると
自分が欠点だと思うこと、うまくできないことには、
その裏に必ず自分らしさに繋がり、
自分を生かして生きるヒントや道標があります。
他にも例えば、
私は瞑想セミナー1〜4を開催したりしますが、
その内容も、
もし私が生まれ持った瞑想の才能があったり、
生まれながらに感覚が発達していて
見えないものが見える人だったら、
瞑想ができない、感覚がわからない、ということがわからず、
できない、わからない状態から
どうすれば少しでもできるように進んでいけるのか?を
真剣に考えたり、工夫したり、
それを色々試したりはしなかったでしょう。
できない私だったから、
みなさまにシェアできることがたくさんあるのだと思います。
こんな風に、
自分の苦手なことや、
みんなと同じようにできないことの裏には、
自分だからできることにつながるヒントがあるように思います。
また例えば、
好き嫌いがはっきりしていて我慢できない、なども、
日本ではよくないことのように思われたりします。
スピリチュアルなことを学ぶと、
嫌いなことや人も受け入れなければ、でもできない、
と悩む方もいらっしゃいますが、
別の見方をすれば、
好き嫌いのセンサーが敏感なことはいいことで、
そのセンサーがない、鈍いことで、
自分がどうしたいのかが全然わからない、
という悩みを持っている方もいらっしゃいますし、
自分のNOが感じられない、
または社会で生きていくためにあえて鈍くさせていると、
本当の自分の輝く場所ではないところにいても
そのことに気づかず、
我慢し続けて鬱になった、というパターンもあるでしょう。
ですから好き嫌いがはっきりしていることも、
我慢ができないことも、
ちょっと見方を変えると自分の長所なのです。
そうして自分のうまくできないことを
逆に生かしながら、
自分だからこそできること、
自分らしい仕事や人生を楽しんでいきたいですね。
あなたの苦手なこと、うまくできないことは何ですか?
不器用なあなたらしさが輝く毎日となりますように(^^)
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