今日の長野は気温が高めだったのですが、
夕立の後、空気がスッと軽くなり、
綺麗な青空が広がっていました。
夕立っていいですね♪
夏も近くなってきているのを感じる午後でした^ ^
さて、私は毎日色んな方とセッションでお会いするのですが、
その中でみなさま、思いもかけない自分に出会い、
ハッとするような感覚になったり、
やっとピントが合ったように感じたり、
迷って決められなかったことの答えにつながり、
未来が広がるように感じたり、
ずっと同じ場所でぐるぐる回っていて
抜け出せなかったところから、
新しい世界への扉を開いたり、
時には、
薄々気づいていたけれど、それだけは見たくなくて、
他の問題を追いかけていたのだと気づき、
愕然としたりすることもあるようです。
そんな愕然とするような大きなことは、
その方にとって
とても深いところにひっそりと埋もれさせていたパンドラの箱で、
それを開くとかなり衝撃があるものです。
人によっては立ち上がれないほどの
衝撃を感じたり、
数日涙が止まらない状態になる人もいますが、
（セッションで一度でそこまで深く
一気につながることかなり稀です。）
だから人は本当の自分を知りたいと思っていても、
見られないままでいるのでしょう。
それは怖過ぎて、とても耐えられないから、
潜在意識が知ることをOKしないのです。
するといくら見ようとしても見られません。
でもそれを見ない限り前に進めないところまできていたら、
いつかは見ることになるのです。
セッションで一度でそこまで一気につながることは
稀だと言いましたが、
基本的にその方の潜在意識がOKしないことは
知ることができませんし、
見る準備ができていないことは
見ても衝撃も何も感じないのです。
「ああ、そのことはこれまでにも向き合ってきたんですよね〜」
「やっぱりまだありますか〜」
「そういうところ、なんとかしたいとは思うのだけれど、
それより今は別の問題の方が気になって。」など、
深く感じることができず、
スルーして軽く流してしまうものです。
潜在意識のOKが出るということは、
もうそこを見ないままでは
前に進めないところまできているということで、
どうしても突破したい、
変わりたい、
越えたい、という思いが強くなって、
そのためなら怖いけれど見る、と潜在意識が受け入れた状態です。
そうなった時に、
そのことが目の前に出てくる、意識にのぼると、
強い衝撃を感じたり、
これだけは見たくなかったと感じたりします。
ですからそんな大きな衝撃を感じられるということは、
それだけ成長した証で、
やっとそこまできた、ということで、
次のステージに進む前のラスボスに会えたのです。
ラスボスに会わないまま次のステージはいけませんから。
それはこれまでずっと
パンドラの箱に入れ、海の底に沈めていたもので、
その箱は海底の泥ですっかり覆われて、
そこにあることすら見えない、感じないようにしていたものです。
箱を隠している泥はたくさんの傷や思い込みなどです。
その箱は伝説の箱のように遠いものとして
自分には直接関係ないと誤魔化してきたものですが、
でもそれはずっと自分の海底にあり、
なくなることはありません。
そんな箱がある、ということに気づくだけでも
大きなことなのですが、
その中身を見るのは相当大きなことで、
だから見る準備ができていないと見ることができませんし、
開くと大きな衝撃があるのです。
私もこれまで何度かパンドラの箱を開いてきましたが、
その時の衝撃と言ったら、
もう本当にドーンと沈むような感じで、
何がどうかわからないけれど涙が止まらない状態になり、
震えました。
すぐにそれに向き合える場合もありますが、
衝撃がとても強いものは受け入れられず、
直視できないこともあり、
そんな場合は、中身がどうという以前に、
見たくないものが海底にある、ということを受け入れるまで
しばらく時間がかかります。
そうして、あるのだ、あったのだ、ということを
少しずつ受け入れられるようになってきたら、
横目でチラッと見るくらいの感じで、
少しずつ受け止めていくようにします。
ゆっくり時間をかけて癒しながら、
徐々に蓋を開いていくことを
自分のペースで進めていきます。
（スロベニア ブレッド湖。物語の中のように美しい湖です。）
こう聞くと、なんだか怖いと思ったり、
大変そうで嫌だなと思うかもしれませんが、
こうしたパンドラの箱が自分にあるなら、
見ないままでは
本当の生きたい人生を生きられないままになり、
いつも同じ問題で行き詰まります。
いつも同じ問題で行き詰まるということが、
見ていないことがあるよ、というサインなのです。
勇気を持って見ることを潜在意識が受け入れることが、
見る準備ができたということで、
それには「こんな自分ではもう嫌だ！」と
心底思うほど、うんざりするほど、
苦しい状態の現実をどうしても変えたい！と思うことです。
見たくないものを見るか、このままでいるか、の二択で、
見たくないけれど見る！と思った時に、
やっと潜在意識で見ることに許可が出て、
知ることができるのです。
ですからパンドラの箱に出会うことは
やっとここまで来たということで、
お祝い、おめでとう！なのです。
セッションでは、そこまでまだ準備ができていない場合は、
準備が整うように、
少しずつ掘り下げていきます。
「いや、もう早くどうにかしたいから、
箱まで一気に開けてください！」と言われても、
先ほども書きましたが、
準備ができていないと、
箱を伝えても全く怖くもないし、
ピンとこなくて、
見ることも、あると感じることもできないのです。
すると手放すことはできません。
それは箱を見えなくし隠しているもの、
海底の箱を覆い隠している泥＝傷や思い込みが
たくさんあるということです。
ですからそういう場合は、
準備を整えていくこと、
箱に降り積もった泥＝手前にある傷に気づき、
癒したり手放したりして、
少しずつ箱に近づいていくことになります。
それでもその一つ一つは
その人にとっては大きなことで、
深いところにつながる入り口にある一つを見るだけでも、
ハッとするような感じがしたり、
涙が溢れたりし、
それを手放すとずっと心が軽やかになり、
世界がガラリと変わるくらいのことなのです。
そんなパンドラの箱は、
現実に何も問題がないのに
わざわざ探して無理に掘らなくてもよく、
必要な時に、
現実に問題がある、変わりたいと思った時に、
見る準備ができた時に見るといいですね。
なんだかちょっと怖い話？になりましたが、
でも大丈夫ですよ。
どうせ準備ができていないと見ることはできませんから。
そして準備ができたら、その時は、
これをクリアしたら一気に新しい世界に進んでいける！
と楽しみにするといいですね(^^)
先ほども書きましたが、
パンドラの箱を見つけても、
見つけただけでいっぱいいっぱい、ということもよくあることです。
そんな時は焦らず、
開けてみる気になるまでは急がずに、
しばらく寝かしてくこともアリです。
いつかそれを開けようかなと思えるようになったら、
ゆっくり開いてみるといいですね。
今日は心の深いところにある、
でもあることにすら気づかない
見たくない自分に出会う時のお話でした。
これは誰もがあることで、
もし人生で一つでも出会えたら大きな成長につながります。
こんなものがみんなあるのだということを知っておき、
いつか出会った時にこのことを思い出し、
不安にならずに受け入れていけるといいですね。
一人で消化したり向き合うのが難しい場合は、
個人セッションでサポートさせていただきますので
ご活用ください。
癒しが必要だと感じる場合は遠隔ヒーリングも。
あと一つ。
そんな箱を見つけたり、開いたりして、
ドーン！と衝撃を受けることがあった時は、
グランディングをしっかりしてくださいね。
不安で怖くて、気持ち悪くて、見たくない！という状態から、
心が落ち着いて安心するまで、
しばらくは時間をかけて、
何時間でも一日に何度もグランディングをするといいですよ。
グランディングの方法は、
詳しくは「瞑想セミナー2」でお話ししていますが、
簡単にブログでも紹介していますので、
参考にしてみてくださいね。
「お天気や人に気分を左右されなくなるグランディングの方法 - 前向き気づき日記」
そうしてみなさまがご自身を知り、向き合い、
生きたい自分、生きたい人生を生きる毎日となりますように(^^)
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